ファミリーの1歩先には親子スタイル

年頃の子供の心理を知ろう

もう、うちの息子は何を考えているんだかわからない」というお母さんの嘆きを聞くことがよくあります。
中学生や高校生になるとだんだん親に隠し事をしたり、話をしなくなったりします。
「うるさく言われるだけだから親になんて話したって仕方がない」と思ったり「親に余計な心配をさせたくない」と思うからで、ある意味誰でもが一度は体験していることです。

自分のことを考えてもそうでした。その頃の話し相手はもっぱら友達。
家に帰ってからも、さっきまでずっと話していた友達にまた長電話をして親から怒られたものでした。そのころは携帯電話もなかったですしねー。

話を戻して、何を考えているんだかわからない子供を理解するには、少し「発達心理学」なるものを知っておいたほうが良いのです。


発達心理学によればこの時期は自意識が高まり、「自分のアイデンティティ」を確立するする時期、自分探しの時期です。
将来自分がどうなるのか、今何をやればいいのか、ちゃんと異性のパートナーをみつけられるのか、そもそも自分はいったい何者なのか、、悩みはつきません。

もちろん将来やりたいことが決まっていてしっかり計画をたてて目的に向かって進める子供もいるでしょう。でも、大半は「まだわからない」のが本音だと思います。
「自分はただ会社に行って働いて帰ってくるようなつまらない人生を送りたくない、それでも今何をしていいかわからない」という子供がたくさんいます。人と比べられたり、みんなと同じようにすることを強いられたりするととてもストレスを感じてしまいます。

また、この時期の子供の特徴に「自分を認めさせたい」という自己顕示欲が強いこともあげられます。これが良い方向に行けば、受験に合格したり、資格を取ったり、スポーツや文化面でよい成績を残したりということにもなるのだと思いますが、思うように行かないと挫折感を強く感じてしまうのもこの時期です。「どうせオレなんか何をやったって。。。」といじけてしまうのです。

それゆえに、反抗したり、自暴自棄になったり、引きこもったりニートになったり、自分が何もやりたくないことを世の中の大人のせいにしたりするケースが多くなります。
そこまで極端でなくても、そんな自分を知られたくなくて親に何も話さなくなるのです。

また身体もどんどん大人へと変化していきますし性への関心も強くなります。
その変化をやはり親には知られたくはないので、隠しごとも多くなり親との距離をとりたがるようにもなります。

本当に個人差こそあれ、爆弾を抱えているような思春期・青年期の子供たちです。

それでもこの時期の子供とよい関係を作る方法はいろいろあります。
なんと言ったって、本当はいろいろ話したいし助言も欲しいのです。何しろ出口が見えないトンネルの中でさまよっているのですから。そして1人の人間として親に認めて欲しいのです。
お母さんお父さんのことが本当は大好きなのは小さいときから変わらないのですから。
求めているものに対しては、精一杯応えてあげればよいのです。

その方法の一部は「親子スタイル7つの魔法」で書きましたが、このコーナーでは「子供の本音・生の声」をこれからできるだけ忠実に載せていきたいと思います。子供の生の声、興味ありますよね?

私は幸い、いくつかの年代の子供たちと接する機会に恵まれており、かなり本音に近い話を聞くことができます。自分の娘たちとも紆余曲折を経て、今はいろいろな話ができるようになりました。
大人が眉をひそめるような話も正直ありますが、できるだけそのまま伝えてみようと思います。
「今どきの子供は!」というセリフで否定から入らず、まずは耳を傾けてみましょう。(文:大橋ゆり)

親子スタイルアドバイス
■お勧めの対象 思春期・青年期の子供を持つ親
■コメント 子供の本音を知ることは、親子関係を良くするために必要なことです。併せてその時期の子供の発達心理についても少し学んでみましょう。
■参考 「猫にもわかる心理学入門」
「思春期の心理」
※当サイトのコラムはスタッフ個々の私的な見解及び文責にて公開されております。
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