ファミリーの1歩先には親子スタイル

スティーブン・キングの「ランゴリアーズ」

高校生の娘が好きな映画はスティーブン・キング原作モノが多いです。

「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」「スタンド・バイ・ミー」などの不朽の名作はもちろん、「シャイニング」や「ミスト」などのホラーやサスペンス作品も、ストーリーの巧妙さ、キャラクター設定、舞台美術、キャスティング、どれをとっても緻密に構成されていてかな~り面白いです。
コワいんですが、ただのホラーとは違って奥深いです。メッセージ性があり考えさせられます。

娘も小学生の頃からちょくちょく親と一緒に観ていて痛烈に印象に残ったらしく、大きくなってからは自分でDVDを借りては観まくっていました。今では親よりもよく知ってます。

その中でも一番のお気に入り、「知られざる名作」と親子でたたえあった作品がコレ。

スティーブン・キングのランゴリアーズ
スティーブン・キングのランゴリアーズ


これはかなり昔、深夜のTV番組で放映さえていたもので、一部のコアファンの中では有名ですが、一般にはあまり知られていません。
何とアメリカ版DVD発売から8年経った今、ようやく発売されました。

180分と長いですが、飽きさせません。ジャンルはSFに入ると思いますが、ヒューマニズムあふれる作品です。一人一人のキャストの設定が際立っていてとても面白く、ストーリーにグイグイ引きこまれます。

ちょっとだけネタばれしましょうか。バレても面白いと思うので。

***
フライトしていた旅客機からある瞬間を境に眠っていた11人を残してみんな乗客が消えてしまった。わけのわからないままたどり着いた空港は、音がなく匂いも味もすぐに消えてしまうような世界。得たいの知れない不安が11人を襲う。その世界から脱出するべく、みんなで知恵を絞る。11人の中でキーマンとなるのは、父親の影におびえるトゥーミー(会社員)と、予知能力のある盲目の少女ダイナ。
果たしてこの世界は何なのか、元の世界に戻れるのか、11人の運命はいかに・・
***

この「トゥーミー」さん、あまりの異常ぶりは一度見たら忘れられません。
「トゥーミー」ファンがいるほどです。

「過去」「現在」「未来」という時間が作品の縦軸になり、飛行機と飛行場という限られた場所の中で横軸として人間ドラマが繰り広げられます。
最後のほうでスティーブン・キングホラー作品につきものの「怪物」が出てきますがこれについては賛否両論分かれるところです。(私は具象物なしに最後まで心理描写でいくほうが良かったのでは?と思ってますが)

小学生の時にこの作品を観た娘は、それから何度となくレンタルして繰り返し見ていました。
しばらくするとまた観たくなる、不思議な魅力のある作品です。
こんなに繰り返し見るのだったら買ったほうが良かったと思ってます。

何かガッツリ面白いものが観たいと思ったときに思い出してくださいね。
3時間もあるので、おつまみや飲み物を用意しておくのがお勧めです。(文:大橋ゆり)

親子スタイルアドバイス
■お勧めの対象 小学生~大人
■コメント この作品はスティーブン・キングの隠れた名作です。子供も一緒に楽しめるのでお勧めできます。
■参考 スティーヴン・キング研究序説
※当サイトのコラムはスタッフ個々の私的な見解及び文責にて公開されております。
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