ファミリーの1歩先には親子スタイル

「長時間の読書・勉強はご遠慮願います」

という張り紙が、カフェによく張ってありますよね。
「スタ○」や「○リーズ」も、都心はサラリーマンばかりですが、郊外店の午後は中高生に占拠されて、張り紙もお構いなしの図書館状態。今の時期からはまさに佳境です。

わたしも移動がちな仕事柄、カフェに入りびたりのカフェワーカー族。
「カフェはくつろいだり語らうところでしょ。」といったご意見もあるでしょうが、彼らを観察してみるとその「勉強ノウハウ」には感心させられることが多いんです。


「効率を買う合理性」
彼らは一人で自主的に勉強のためにカフェに来てます。わたしたちの時代の図書館の使い方に近くて、ファーストフード店でたむろする中高生とかなり違います。
自分の判断で、彼らにはおそらく安くはない300円のお茶代で「効率を買っている」わけです。
すさまじい「合理性」です。わたしには自腹を切って勉強する発想はなかったです。

「1つの作業に集中」
彼らの「装備」はきわめてコンパクトで、問題集1冊+ノート1冊+電子辞書、あたりが基本。勉強道具を散らかして迷惑をかけたりしません。
テーブルが小さいからではなくて、1つの作業に集中しているんですね。
ごっそり資料を持ち歩かないと不安で散らかしがちなわたしには、脅威の優先度選択と集中力です。

「環境としての音楽プレーヤー」
教材ではないけれどこれも必須アイテム。このおかげで、自宅でなくても勉強部屋になってしまう。電子辞書も持ち歩きでの恩恵は大きいですが、環境づくりには音楽のほうが有効ですね。
そんな役割なので勉強中は聴きっぱなし。隣でオバサンオッサンが盛り上がってても気になりません。

「計画的な気分転換」
さらに、マンガとかライノベも「必ず」持っています。区切りつくとおもむろにとりだして読み始める。また携帯も勉強中はきっちり止めて、やはり区切りがつくと集中的にメールを打ちまくる。
そして一段落すると、きっぱりと勉強に戻ったりするんです。
見事な気分転換と時間管理を、これまた計画的にやっています。
(中には、ぷかーと一服するヤカラもいたりするのが救いです。)

「デキるんではなかろうか」
こればかりは主観的かもしれませんが、見る限りではボチボチ名の知れた学校の制服だったり、広げる問題集もソコソコ難関校向けだったりします。
さらに集中しているだけに表情はカシコそうにみえる。「む、この子すごくデキるんでは?」と思えてきます。
ちなみに、息子は「ウチでやるしー」とのたまい、当然ウチでもやりません。

大人の世界では仕事の効率を追及する「ライフハック」が流行っています。下で紹介する「スタディハック」もビジネスマン向けですが、ほとんど同じノウハウを中高生は自然にあみ出しているわけです。
優等生かどうかは憶測としても、誰に強制されるでもなく、自主的にカフェに通い勉強に集中する子供たちの「モチベーション」は、手抜きばかり考えるオトナの「ライフハック」と違って高尚ですらあります。

というわけで、カフェのマネージャーさんには申し訳ないけど、わたしは勉強している中高生を応援せざるを得ないわけです。

青春は短くて、効率と要領だけじゃないのが世の中だからこそ。

(by せきね けんいち)

親子スタイルアドバイス
■お勧めの対象 大人(勉強嫌いの方)
■コメント 社会人向けの資格等の勉強法。大人には新鮮なアイデアも、いまどきの子供はフツーにやってたりします。
■参考 「STUDY HACKS! 」小山 龍介著、東洋経済新報社
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