横浜の港北ニュータウンのど真ん中、わが家でも毎週買出しにいく大型ショッピングセンターの駐車場からの風景。高層マンションを囲んで点在する茅葺屋根は何?

道路を渡ると現れるのは、復元された弥生時代の竪穴式住居の環濠集落(堀に囲まれたムラ)です。
とても丁寧に復元されているので、本当に時間を超えて引き込まれそうです。

まさに「もののけ姫」のエミシのムラそのもの。「もののけ姫」の背景は中世ですが、庶民の住居は弥生あたりから中世まで、ほとんど変わらなかったそうなので、ムラのシーンの描写そのままです。
頭で想像しなくとも、アシタカがヤックルを駆ってきそうな「気配」を肌で感じます。
ところで、ジブリ作品のなかでも「もののけ姫」は難解といわれますが、親の立場であらためて見直すと、主人公の少年アシタカの精神的な成熟ぶりが不思議だったのです。今の感覚ではとても息子と同じハイティーンとは思えません。
「ヒイ様、なぜウチの息子はいつまでも甘ったれてんでしょうか・・・」

(ありゃ、ここは倉庫でした。)
振り返ると、もうひとつのムラの現実があります。
ムラを囲むのは、厳めしい堀と土塁と柵、そして墓地。

ここでは、血を血で洗う戦いもまた、日常だったことが、肌で感じられます。
ちょっと前までは、思春期を過ぎれば、誰もが生産や戦闘を担わなければ、生きていけなかった。つまり誰もが「あたりまえに大人になっていた」んですね。
アシタカも、若者としてごくあたりまえに考え行動しただけ、そんなことがなんとなく納得できたのでした。
現代は二十歳を過ぎれば誰でも大人。ルールはわかりやすいけれど、「ごくあたりまえに大人になる」ことがわかり難くなってしまったようです。まして親になってしまうと、つい目先の細かいことばかりが気に掛かる。
シンプルに「生きろ。」と言い切れたらどんなにかっこいいでしょう。
(せきね けんいち)
親子スタイルアドバイス |
■お勧めの対象 |
ご家族でのお買い物ついでに |
■コメント |
遺跡・旧跡も身近にあると生々しいのは、自分たちが子孫だと実感できるからかでしょうか。
けど駅前遺跡は珍しいかも?横浜市営地下鉄センター北駅すぐ。横浜市歴史博物館も隣接しています。 |
■参考 |
大塚・歳勝土遺跡公園(横浜市都筑区)
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こんなところが横浜にあるとは知りませんでした。
うんと渋めのデートスポットに良いかも。
「ヒイ様、なぜウチの息子はいつまでも甘ったれてんでしょうか・・・」
コレには吹きました(笑)
ウチも時々娘や彼氏に言います「20歳超えているんだよね??大人なんだよね??それは大人としてどう?」って。
『平和ボケ』という言葉で済ませてしまえばそれまででしょうが、子どもを大人にしない(大人になりたいと思わせない)社会構造があるようにも思いますね。
作家の石田衣良先生は、現代人は30歳で成人式をするべき、と以前おっしゃっていました。
社会に出て、ある程度の経験をしていない人に「成人」を押し付けるのは無理がある、ような内容だったと思います。
親の保護の元、大学卒業まで、ずっと一緒に暮らし、食べるものや着るものの心配なく育てば、確かに突然大人になれと言われても戸惑うものかもしれません。
知人の方が、息子さんが高校卒業時、将来何をしたいかわからないけれど、進学もしたくないし、就職もしたくない、と言ったとき、
「親が学費を出すと言ったときに出して貰えるありがたさを思い知れ!」
と言って、自衛隊に息子さんを叩き込みました。
結果、息子さんは二年後に自衛隊を辞職して受験し、二年間の勤務で貯めたお金で大学の学費をすべて自分で支払い、名の通った企業に就職されたそうです。
ここまでシビアな親になれるか、自分自身もお子ちゃまな私には自信がありません・・・