ファミリーの1歩先には親子スタイル

進学を志すならば頑張るべきだと思う

最初にお断りしておくのだが、私は決して学歴を偏重するものではないのである。
最後まで読んでいただければお分かりになるかと思う。

私の会社ではインターンやアルバイトの大学生・大学院生を何人か受け入れている。
有名大学の子はやはり優秀だなって思ったりする。

それは単に先入観で思っているわけでもなくて、実務経験がないにもかかわらず、実際に仕事をやらせたときの出来が違う。
こちらの意図とする目的をきっちり説明さえすれば、ちゃんと自分で道筋を考えてやり遂げてくれる。
何故だろう?頭の出来が違うから?
私はそうは思わない。
仕事ができる、できないは頭の出来とあんまり関係がないと考えている。

社会人になる前に、ほとんどの人にとって始めて立ちふさがる巨大な難関が入学試験。
受験勉強はスパンの長いプロジェクトだ。このプロジェクトの目的は非常に明確で、志望校への合格・不合格それだけ。
でも取り組み方、努力の度合いは本人の自由に任されている。
合理的な方法を見つけ、孤独に耐え、苦痛に耐え、自分を律して目標を達成するというのが受験勉強だ。
長時間机に座っているだけではだめで、能率的にかつ集中しておこなうことが学力を伸ばす。
それ故に、受験勉強を勝ち抜いた人というのは、相対的にそうでない人と比べて業務の遂行能力が高いと考えている。

もう一つ理由がある。

私はかつて仕事で大変な思いをしたことがあった。
会社の3部門ぐらいの業務を1人でこなさなくてはならない時期があった。
その前から私は帰るのが一番遅かった。今思えば要領が悪かっただけなのだが、その時の自分には絶対そんな仕事量をこなすのは無理だと思ったのである。

最初は毎日日付が変わってからしか帰れなかった。しかしそのうちその仕事を比較的楽にこなせるようになってしまったのである。
会社にとって必要とされている業務の絶対量は数倍になったにもかかわらずである。

そのあとのことだ。

まったく未知の分野の仕事を割り振られても、なぜかこのような準備をする必要があるというような段取りについてカンが働くようになった。
前と違って、大抵のことなら3割ぐらいの力を出せばこなせるようになった。

ワタミの渡邉社長が面白いことを雑誌に書いていたのを読んだことがある。
渡邉社長は今は教育とか、介護とか様々な分野で独自の事業を切り開いている大実業家だが、彼の能力の源泉は外食産業を極めたことだという。外食産業というものは実業という分野でいえば一分野にしか過ぎない。
しかしながら、外食産業を極めたことにより、業務の要諦を捉えるコツを身につけたのだという。なるほどと思った次第である。

だから、もし進学を志すならば、どうせ勉強するのである。青春の貴重な時間であればこそ一度真剣に目標を達成すべく努力するのがよいと思う。真剣といっても並みの真剣ではいけない。
限界と思っても、いままで何かに真剣に取り組んだことがなければ、普通その倍ぐらい少なくとも頑張れる。それくらい頑張ると、頑張れる上限があがっていく。

何かをやるのは筋肉トレーニングと一緒である。最初は20kgのバーベルしか上げられなかったとする。でもトレーニングをおこなっていくとそのうち、30kg、40kg、50kgと上げられるようになる。すると、20kgなど楽勝になってしまう。

真の限界に挑戦し、真の限界をどんどん引き上げていこう!

合格という孤独な取り組みに、正面から向かい合って格闘し、全身全霊の力で乗り切ることが生涯の財産となると考えている。
その後、勉強したことを忘れてしまってもよい。
目標を達成するための方法が身につく。何かいざやろうとしたときに、楽にできるようになるし、また巨大な目標もクリアするための力が身に付く。
大学合格という学歴よりも、努力をした過程は自分自身のために大きな財産を残してくれるに違いない。

(文責:田村義隆)

※当サイトのコラムはスタッフ個々の私的な見解及び文責にて公開されております。
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