ファミリーの1歩先には親子スタイル

子供の気持ちを知ろう(聴き上手になろう)

こんにちは。心理カウンセラーの橋本理津子です。
ここでは、日常生活の中でも使える心理学をわかりやすくお伝えしていこうと思います。まず最初にコミュニケーションの手段として一番身近な「会話」、聴き方、話し方についてお話ししていきます。


思春期の子供を持つ親にとって、一番の悩みは子供との会話が減る事ではないでしょうか?
会話が減ると、子供が何を考えてるのかわからない。
でも、なんとかして会話したい。何を考えてるのか知って安心したい。
そういう欲求が親にはありますよね。

でも、せっかく会話のチャンスがあったのに、ついイライラして怒鳴ってしまったり、子供もつっけんどんに聞かれた事への返事だけして終わり!なんて経験はありませんか?
私は息子が中学生の頃、ずっと毎日がそんな事の繰り返しでした。

何故こうなってしまったのか?それは、「聴き上手」になっていなかったからでした。
カウンセラーの仕事は「人の話を聴く職業」とも言えます。
カウンセラーになるためには、話を聴く態度のトレーニングを受けます。
その中で「アクティブリスニング」(積極的傾聴)を学びました。
企業の中でも管理職や営業職を対象として、こういう「聴き方」のトレーニングを取り入れている所があるので、聞いたことのある人も多いのではないかと思いますが、実践するのは難しいです。

「きく」という動詞には、大きく分けて3つの意味があります。
   聞く(hear) ・・・受動的にきく
   聴く(listen)・・・積極的に耳を傾けてきく
   訊く(ask) ・・・質問する

子供に対して、つい「訊く」(ask)が多くなっていた自分に気がつきました。
友人同士や仕事の仲間同士の会話でも大事な事ですが、親子の会話では特に親の側の態度としては「聴く」=子供の言葉に耳を傾けるということが重要なんですね。

では、具体的な場面を想定して、つい親の側が陥ってしまうパターンの失敗例を見ながら、どう変えていけばより良いコミュニケーションが出来るのかをお話したいと思います。
以下親の答えのパターンa~cのうち、どの応答が子供の感情を最も適切につかんでいると思うか、考えながら読んでみてくださいね。

たとえば、子供が「クラブ活動で疲れた~」と帰って来たとします。
  a.当たり前だよ。クラブ活動っていうのはそういうもの。根性が足りないんだよ。
  b.たかが、クラブ活動なんだからそんなに無理しなくても良いんじゃない。
  c.クラブ活動もいろいろ大変なんだね~。

子「そうんなんだ。仲間の悪口を言ったりするヤツもいて・・・」
  a.悪口や陰口を言う人は嫌だね。
  b.そんな人は相手にしない方が良いよ。
  c.仲間の噂話には、あまり加わりたくないんだね。

子「だけど、イヤな顔も露骨に出来ないし・・・」
  a.そういう態度だから愚痴を聞かされるんだよ。
  b.あまり気を使いすぎないでも、そのうちなくなるよ。
  c.仲間との関係を悪くしたくないんだね。

ここでは、どれも親が言ってしまいそうなセリフを想定してみましたが、
「聴き上手」を目指すなら「c」の言葉がけが良いと思います。
親はつい助言したり、判断したり、説教したり、説得したり、したくなるものです。
それもみんな子供のためを思って!なんですけどね。

でも、子供の本当の声に耳を傾けてあげたいですよね。
それには、言いたい気持ちをグっとこらえて、まず「聴く」!から、はじめましょう。
子供はいつだって、親に理解されたい、共感して欲しいと願っているものです。
そんな気持ちを「聴き上手」になって、受け止めてあげましょう。

(文:橋本 理津子)

※当サイトのコラムはスタッフ個々の私的な見解及び文責にて公開されております。
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