はじめまして! 新たにスタッフに加わった姫先生こと桑原規歌です。
昨年の3月まで 保健室の先生をしていました。
いろいろな思いがあって、今は、研修講師&教育セラピスト&コーチをしています。
25年間の養護教諭(保健室の先生(の経験の中で、すてきな子どもたち、すてきな保護者のみなさん、先生方に出会いました。
そんな中でも、ずっと感じていたことがありました・・・・。
子どもたちは、みんなすてきで、たくさんの可能性を持っている。そして、お母さんも本当に子どもたちを愛している。なのに、うまく伝わっていないだけで、お互いが、傷ついて、自分を責めている・・・そんな姿を見てきました。
誰が悪いとか、誰が正しいとかじゃなくて、どうやって本当の思いに気づいて、本当の気持ちを、相手を尊重しながら伝えていくのか・・・・それを、みんなが理解して、実行すれば、子育ての中のたくさんの誤解が解けていくんじゃないかなって、考えています。
親子スタイルは、思春期の子どもたちとのかかわりを考えていく、先進的なサイト。ぜひぜひ、この場で、たくさんの方々と交流を持ちながら、その人らしい子育ての応援ができたらいいなと思っています。
さて、せっかくなので、中学校の保健室でのこんなエピソードをご紹介。
中3の男子が、体育祭の練習後、こんなことを言いました。
「先生、おれ、落ち込んでる。おれ、ダメな奴だ」」
「あれ、なんかあったの?
「オレ、リーダーなのに、全然声出してないって先生に叱られた・・。オレって、ダメなやつなんだ」
この子、すごい勘違いをしています・・・。わかりますよね?
注意を受けたのは、「声を出していない」という「行動」なのに、
たった一つのうまくいかなかった「行動」と自分の「人格」を同一化しているんです。
そこで、質問しました。
「声出さなかったことって イコール 君がダメってことになるの?その方程式って真実?」
下を向いていた男子が、ハッとした顔をして、私の顔を見ました。
「え・・?いや、そう言われれば・・・」
「でしょう?たった一つの行動だけで、君がだめなやつなんていう烙印を自分でおしちゃうの?」
「そうか・・・」
「どうすることが解決?」
「声をだすためにどうするか。。。考える・・・」
こうして、彼は元気に教室へ戻っていきました。
行動レベルで起きたことを、人格レベルにつなげてしまうことってよくありますね。無意識に自分でやってしまうこともあるし、大人が知らずにやってしまうこともあります。
実は、このことは、人間の深いレベルに大きな衝撃を与え、それが続くとモチベーションや行動、能力にまで影響があるのです・・・・
それは、どういうことなのか?
続きは、次回。
※当サイトのコラムはスタッフ個々の私的な見解及び文責にて公開されております。
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大人でも行動レベルで起きたことを、人格レベルにつなげて、必要以上に落ち込んだり、他人の批判をすることはありますよね。今の日本ではひとつの事柄で短絡的に判断することが多くなっている気がします。もう少し全体を見たり長い目で見たりできたらいいのに・・・と思います。
ほんのちょっとしたことなんですよね。
その一言が言えるかどうか、その一言が言える、そんな大人になりたいものです。
実際に、叱るときにその行為を叱るだけにとどまらず、人格までを貶めてしまうことはままあることですね。
他人に対してもそのように振舞ってしまうということは、自分に対しても同じようなことをしてしまうということではないでしょうか?
おそらくは、家庭や学校においてそのようなことを言われ続けてくると無意識にそのような思考態度になるのではあるまいかと・・・。