ファミリーの1歩先には親子スタイル

利用の状況を適切に把握するとともに・・・

ぼちぼち中学高校あたりは、サクラ咲いた子どものウワサも耳にします。ちょっと早いのでまずはおつかれさま。本人にとっては、入学よりも「携帯デビュー」のほうがうれしい子どももいそうですね。

1月30日に、文部科学省が各都道府県教育委員会に対して、「小中学校への携帯電話持ち込みは原則禁止」を通知したのですが・・・。
もちろんほとんどの小中学校は「すでに」持ち込み禁止です。でも普通に持って行っていますね。進学祝いに買うのやめますか?絶対買いますよね。

こんな通知も4月1日から施行されるいわゆる「青少年ネット規制法」をふまえての動き。条項の多くは業界への指導ですが、注目したいのは「保護者の責務」が明記されている点です。

正式名の長さがさすがに法律ですね。
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青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律

第六条 (保護者の責務)


保護者は、インターネットにおいて青少年有害情報が多く流通していることを認識し、自らの教育方針及び青少年の発達段階に応じ、その保護する青少年について、インターネットの利用の状況を適切に把握するとともに、青少年有害情報フィルタリングソフトウェアの利用その他の方法によりインターネットの利用を適切に管理し、及びその青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得の促進に努めるものとする。
2 保護者は、携帯電話端末及びPHS端末からのインターネットの利用が不適切に行われた場合には、青少年の売春、犯罪の被害、いじめ等様々な問題が生じることに特に留意するものとする。

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引用せねばと思い、私もはじめて本文を見ました。ほとんどの保護者は永久に見ませんから、みなさんは大変ラッキーです。

で、わかりましたかね?私もよくわかりませんが、乱暴にいえば、「ネットや携帯は保護者の責任で指導・管理しなさい。(学校は携帯と関係ないので、なんぞのことがあっても親の『自己責任』ですよ。)」みたいなことですね。
まさにネットの世界の論理です。

もうひとつ、別の面でしっくりくるネット用語があります。マーケティングでいう「ロングテール」。ネットではそれぞれがごく少数の色々な需要にもアプローチできますよ、というようなことです。

つまり、大括りの法律やしくみや学校が「管理」や「監視」するよりも、ピンポイントで親が自分の子どもを「見守る」ほうが、よほど理にかなうじゃないか、ということです。

確かに、学校や地域で携帯利用の指導やパトロールに取り組んでいる方々のご苦労にはすさまじいものがあります。学校や地域の大人数をカバーするのはそりゃ無茶というものです。

いずれにせよ、携帯やネットのいろんな問題は、親が自分の子どもだけを「見守る」につきるようです。

そんな動きの中で、保護者向けの啓発活動も方々で行われているのですが、どこでも一番多い質問は「具体的にどうしたらいいの?」だそうです。この答えは「1.フィルタリングしなさい、2.話し合ってルールを決めなさい」です。まさしく基本なのですが、どちらも「見守れない」か「見守らない」場合の方法ですね。

「見守る」をあきらめない殊勝な心がけの保護者の方は、やっちまってください。

「保護者たるおとうさんが、青少年ネット規制法第六条に基づき『利用の状況の適切な把握』にやってきましたよ。」

素直にみせる子どもはまずいませんので、家庭内ストーカー呼ばわりや家庭内炎上の修羅場も覚悟してください。

「見せる見せない」をネタに話し合いができればいいと思うのです。「プライバシー」についての家庭の常識とネットの常識の違いや、自我の形成とかのいろんな「テキセツ」が炙り出せると思っています。

意外とあまり踏み込んだ議論もみかけないです。気が変わらなければ、続きは次回の宿題ということで。

(せきね けんいち)

親子スタイルアドバイス
■お勧めの対象 ストーカー呼ばわりを怖れない保護者 vs 親の監視を出し抜きたい子ども!
■コメント 文科省の動きを私もちょっとのぞいてきました。こちらの報道記事が詳しいです。(しかしお題も長い)
■参考 「ネット安全安心全国推進フォーラム~子どもとケータイ 適切な使い方のためのルールづくりを~」
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