ファミリーの1歩先には親子スタイル

私たちは幸せでした

4月4日は、忘れない人だけが忘れない(笑)キャンディーズの解散コンサートの日です。僕も31年前、後楽園球場に居合せた5万5千人の一人でした。

去年は30周年ということで、NHKで番組が放送されたり、同窓会イベントが行われたり、DVDが発売されたり、ちょっとしたリバイバル・ブームになっていました。

当時の解散前の異様な熱気は、女子やオトナにとっては理解しがたいものだったでしょう。「ふーん、バカみたい」と女子にあしらわれるほどにムキになる始末でした。今となれば自分でも、青臭いやら気恥ずかしいやら「アレは何だったんだろう?」と思うわけです。


たかがアイドルの解散です。進学にも就職に役に立つことはひとつもありません。何の目的も意味もないバカ騒ぎで、時間とエネルギーの浪費でしかありません。だけど思春期まっただ中のぼくは、何が何でもチケットを確保することに何の迷いもありませんでした。

ただ、ファンには「目標」が共有されていました。ラストシングルを1位にして、後楽園球場5万5千人を満員にする、というものです。まんまと踊らされたのかもしれないけれど、「5万5千人のバカがここにいる」という、おかしな達成感だけはしっかり共有することができたわけです。


思春期は、どうあってもそのエネルギーのはけ口を求めると思います。ただし、それは必ず、とりあえず有益ではなく、オトナの望むものでなく、しかも少なからず反社会的です。最近は「中ニ病・高ニ病」と呼ばれる思春期のバカ行動そのものです。
(「バカ」の連発で申し訳ありませんが、思春期男子にありがちな無意味で無目的行動は「バカ」と表現するのが最もピンとくると思います。)

その後も、アイドルやカリスマやゲームや携帯へと形が変わっても思春期の若者を熱中させるものは尽きません。が、いつの間にか成果と合理性を追求する時代になって、お手軽にマッタリとやりすごされている気がします。今風のバカ騒ぎはたぶん「ハジける」というコトバが近いと思いますが、なんとも刹那的な気がします。

たぶん、仲間づくりや対人関係の変化と関係があるようにも思えます。個性の違いや自主性を尊重する仲間づくりがないと、濃密なバカの達成感は得られません。他者を認められないような付き合い方にとどまれば、狭い仲間うちから出られなかったり、いじめのような形でしかエネルギーを発散できないことになるように思います。

ですから、同じバカでもケチで陰湿なバカではいけません。思春期のバカ行動は、より外に向かった壮大なバカ、つまり「妄想」が大事なんだと思います。(これも男子特有でしょうか?)


バカもほどほどではなく、ムダで無意味なことに思い切り情熱を傾けることでの達成感は、それはそれで間違いなく「幸せ」です。
「バカだったなー」と振り返る時、間違いなく一歩成長できるのですから。

親子スタイルアドバイス
■お勧めの対象 バカバカってゆうな!と思われた人
■コメント 今や大学も大変な時代ですが、失いたくないものの事例です。がんばった「バカ」は感動を呼びます。
たとえば、こんなことが進学や志望のきっかけになればそれはそれでステキです。
■参考 折田先生を讃える会(京都大学の悪戯の記録)
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