ファミリーの1歩先には親子スタイル

娘たちの反抗期を振り返って(長女編)

今はもうすっかり大人同士の会話ができるようになった娘2人(大学4年と1年)と私ですが、それなりに反抗期というのもはありました。今から思い出してもちょっとイタイ記憶がよみがえりますが、まぁ過去のことになりつつあるので書いてみたいと思います。

まず今日は上の娘のことを書いてみます。
小学生の頃はやや引きこもり、それなりにみんなと仲良くするのですが、友達が遊びに来ても「いないって言って」など居留守を使って、ベッドで本や漫画を読んでいるような子でした。
私立の中高一環の女子校にいき、それなりに楽しい思春期を過ごしているようでしたが、最初から帰宅部でなにかコレという打ち込むものはない感じでした。
はじけはじめたのが高校生になったあたりから。学校でも内部生として先輩風を吹かせて好き勝手やっていたようです。
学校に内緒でやっていたアルバイトではいつのまにかフロアマネージャークラスになっていたので、お金もそれなりに持っているので生活も派手になりました。
18歳~20歳くらいが一番の反抗期となりました。実はまだ数年前のことです。


私と激しくぶつかることも多くなり、とうとう家を飛び出しました。
19歳のときに半年ほど彼氏と同棲していました。
いろいろ原因はあるのですが、一言で言えば「親(私)の期待が重い」というのが大きかったんではないかと思います。「決して**になりなさい」と押しつけたつもりはなくても、子供の頃から常に長女として期待し、同じクリエイターとして期待し、女として期待し、それゆえに厳しくも接していたのでプレッシャーはあったんだと思います。

「将来どう考えているの?目標を持って努力しないと何にもなれないよ、もっと努力すればできるはずなのになんでやらないの?彼氏と遊ぶことばっかりじゃないの。」
「私はママの分身じゃない、どう生きようと私の勝手でしょ!」
「そんな偉そうなことを言うのは自分で稼げるようになってから言いなさい、親のすねをかじっているくせにその言い方は何!」
「うるさいよ、何かといえば学費学費って。返せばいいんでしょ!」
「そんなことを言っているんじゃないでしょ。自分のことをちゃんと考えてって言っているの!」
「私はいつだってちゃんと自分のことを考えている。何も知らないくせに!」

当時はよくありがちなこんな会話で衝突することが多かったのですが、娘が出て行った半年間はある意味逆療法的ではあるけれど、お互いクールダウンするためのよい薬となりました。
最初は仕事が手につかなくなるくらい寂しかったです。娘のいない部屋を見ては涙していました。今思えば娘を彼氏に取られたくないっていう気持ちもありました。同性でもこういう気持ちってあるんですよ。
「大事に育ててきた娘をつまらない男に台無しにされたくない」と正直思っていました。
彼氏の名誉のために言えば、誰が彼氏であっても「つまらない男」だったに違いありません。
そんな気持ちがあればうまくいくはずもないですよね。

長女がいない間私の支えは次女でした。
次女は私に気を遣ってあえて甘えてきたり、「ママ一緒に買い物に行って」「一緒に映画みようよ」「好きな子がいるんだけれど相談に乗ってくれる?」など私の心の隙間を生めてくれました。本当に次女には感謝をしています。
この娘もたいそうな反抗期がありましたが、そのことはまた次回に。

いなくなった寂しさにもなれたころ、娘はケロッと戻ってきて、そこからはうって変わってとても良好な関係になりました。彼氏もウチに受け入れて、家族ぐるみで仲良くなり(今はもうその彼氏とは別れてしまいましたが)、娘自身も自分の思い通り行動してすっきりしたのか、こちらが言わなくても自分から色んなことにチャレンジするようになりました。娘も半年間親と離れて暮らしてみて大人になったのだと思います。わたしも肩の力が抜けたというか「娘がいるだけでいい」と心底思えたことがよかったのだと思います。

今は娘がやることを微笑みながら見守り、話を聞いて時にはアドバイスして、適度に距離をおいた良い関係です。不思議なものでそうなると娘自身もまた努力をして力を発揮するという好循環に変わりました。精神的にもグッと楽になりましたね。なんでこんな簡単なことができなかったんだろうと思います。

長女の場合は反抗期が青年期にあたりましたが、実はこの時期に反抗期が来るケースもわりと多いようです。自分がもう大人だと思っているので「家を出る」などの行動に出ることもあります。
いろいろ危ないことの多い世の中なので注意は必要ですが、でもこの時期にちょっと離れてみるというのは案外必要なのかもしれないと思っています。
考えてみれば私自身は大学が遠く一人暮らしをしていたので親との葛藤もありませんでした。自宅にいる青年期の子供がどういうものかわからなかったんですよね。

来年社会人としてスタート地点に立つ娘ですが、今度は心から巣立ちを応援できます。
娘が住む部屋を一緒に見に行ったり準備したりするのが楽しみです。
きっと毎日Skypeとかメッセで「今日はどうだった?」なんて聞くようになるのかな?

娘たちとは、きっとずっと相談しあったり応援しあったりしながら、一生身近につきあっていけるのだと思います。同じ世界で生きる同志として、同じ女性として、そしていずれは母として。

辛かった反抗期ですが、今思えばそれもお互いにとって必要な時期だったと思います。
「親子スタイル」もここが原点だったといえるかもしれませんね(笑)

(文:大橋ゆり)

親子スタイルアドバイス
■お勧めの対象 子供の反抗期が心配なかた、悩んでいるかた
■コメント 反抗期は時期もその行動もそれぞれだと思いますが、子供の自立、親の自立の両方に必要なことかもしれません。ずっと続くわけではないと信じて乗り切ってください。
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