ファミリーの1歩先には親子スタイル

私たちはどんなところにいるのだろう?

ついこの間まで、新入生や新社会人の誰もが希望に胸をふくらませていたかと思えば、現実はそんなに美しくありません。むしろ理想なんかは裏切られるためにあるようなものです。

「わしはこんなところに来たくなかった・・・」

ぼくも「天地人」の与六のような五月を何度となく過ごしました。五月病とか青い鳥症候群という言葉もありましたが、いまとなっては季節や年齢も関係なく、誰もがいつまでも「自分の居場所」を探しつづけている感じがします。

「こんなところ」がイヤなら、どんなところならいいのでしょう。
10分39秒ほど、少し遠いところへ行ってみてはいかが?




では、こちらから。
「コズミック・ビュー」 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト
※TOP→DOWNLOAD→MOVIE→上から5つめが「コズミック・ビュー」
(どれも魅力的な作品だらけなのですが。)
こちらのURLの入力で直接みられます。(直接リンクは自粛してます。ただ解説抜きもまた好しなのです。) 
http://4d2u.nao.ac.jp/html/movie/CVFlat.html

まずは、お時間のあるときに音声付でみてみることをおススメします。

考えの及ばない景色が、事実たるデータによって淡々と描かれていく、感覚が追いつかないスピード感にクラクラきます。シアター向けに演出されているので、研究シミュレーションCGとは思えないココロ動かされるものがあります。最先端の観測データの成果と膨大な計算で描かれている映像なのに、まるで神話や哲学のようです。

ぼくは思い切り文系ですから、「宇宙って『こんなところ』?」とあっけにとられるのがせいぜい。さらっと「137億光年、私たちが知りうる限界です」といわれても困ってしまいます。
とりあえずのぼくの理解は「これって自分探しの旅?!」だったのでした。

特に印象的なのは「指数スケールのモノサシ」。
立方体で描いた指数スケールの変化は、古いスケールを捨て去るかのように描かれています。そのたびごとに、それまで見ていたものがどんどんちっぽけになっていく。そして想像のつかない景色が現われる。ついには、どうやら「宇宙の地平線」というものがあるらしい・・・。

「コズミック・ビュー」に描かれた知識やイメージが、人間の頭や心の中にあるのだとすれば、人間ひとりひとりの心の中というのは「宇宙の地平線」ほどに大きいのか、はたまたそれよりも大きいのか・・・。


さて。

人生の節目には必ず成績だとか収入だとか能力だとかの世間の評価のモノサシがあてがわれます。ましてやたいていの「仕事」も、何やらのモノサシで測ること自体だったりしますから、なかなかモノサシは捨てられません。

でも「こんなところに来たくなかった」と思ったなら、それまでの小さなモノサシは捨てたほうがいい。モノサシを捨て去る方法は、「ゼロをひとつつけるだけ」のような思いもよらず単純なことかもしれません。

きっとそれだけで、「こんなところ」が想像もしなかった景色に変わるのではないでしょうか。

(せきね けんいち)

※当サイトのコラムはスタッフ個々の私的な見解及び文責にて公開されております。
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