最近、仕事から帰宅する時間が遅くなった父親の姿を見て、父親に対する態度が優しくなった娘。娘は高校受験を控え、その上、長男は大学受験を控えている。どう考えても、これから我が家の教育にかかるお金は増える一方。そんな状況も理解しているようで、少しは感謝の気持ちを持つようになったのかもしれない。
「お金もかかるんだから、自分の行きたい高校を目指してちゃんと勉強してね」
いくら、私が口で言っても、生返事ばかりだったが、一生懸命に働く父親の後姿の方が、説得力もあるらしい。朝早くに出勤し、夜遅く帰ってくる父親の姿は、娘の目にはどのように映っているのだろう。
「できるだけ本人の意思に任せて、自分でいろいろな事を感じ、考えるようになってほしい」と、ずっと思っている。けれど、やはり私は小言が多くなってしまう。
「言われたら面白くないんだから、言われる前にやりなさい!」って、やっぱりお小言。
小さい頃とは違い、親に怒られることで自尊心を傷つくこともある思春期。私も、子どもを押さえつけるような怒り方をしないようには気をつけている。長男の時には、とにかく正しく生きることを最優先にしてしまい、かなり傷つけたこともあった。長男にとっては、悲しくて辛いことも多々あったようだ。当時の悲しかった記憶について、今は笑いながら話す長男に「ごめん」と思うこともある。
長男は、父親を越えたいと潜在意識の中で思っていた時期もあったようで、素直に接することが出来ず、ちょっとギスギスしていた頃もあった。でも、今は父親の背中を誰よりも早くから見つめていたように、父親に対して敬意を払っているように感じる。
中学生の娘も、自己が芽生え、父親に対して批判的なことを言う時期もあったが、今は、それよりも父親を気遣うことを覚えた。
私自身も父親に、人生において大切な場面で助言してもらったことが、今も心に残っている。「まったく、もう!」と怒ることもあったけど、でも、母親とは違った意味で、とても頼りになる存在だった。
我が家の子ども達も、大人になった時に、父親に対してどんな感情を持つのだろうか。
できれば、一生懸命に生きることを学んでほしいと、密かに思っている。
(by 樋口美穂)
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今でも
私は、
父親の背中を見て育っている、、、、というか、
生きている、、、、というカンジです。
尊敬する人は?
=父親です、、、、、
とかなんという以上の存在になってきている気がします。
そして、偉大だなあ、と思うのです。