ファミリーの1歩先には親子スタイル

「彼ごはん」は食育?

「彼ごはん」というのは彼氏に作ってあげるご飯のこと。
「恋めし」ともいうのだそう。
この手の関連本が100万部突破しているそうだ。

以前から、これを娘たちの食育?に取り入れている。

「言わなくても夕飯時にはササッと手伝う」なんていう出来た娘たちではない。年頃の娘だというのにほとんどが上げ膳据え膳だ。昔から「夕食の支度、手伝いなさい」と言うと「今***やっているから忙しい」なんていう生返事が返ってくるので、まぁ褒められたものではない。
そんな感じなので、夕食の支度をしながら昔ながらにおふくろの味を伝授しているわけではないのだ。

そんな娘たちでも・・・

げんきんなもので「彼ごはん」となると気分もベツバラで、興味が一気に増す。自宅のお手伝いは嫌でも、自分のポイントをアップする「彼ごはん」だったら話が違う。
まさにモノは言いようとはこのことだ。


どうやって「彼ごはん」を取り入れているかと言えば・・・。

私は手がかからず簡単で美味しい料理を作ったり考えたりするのが好きで、そういったものをできるだけ食卓で食べながら作り方を伝授するようにしている。
その場で娘たちが作らなくてもいいのだ。舌で覚えおおよその作り方を記憶しているだけでいい。
あるいは作っているときちょっと呼んで見せておくだけで十分。

「このオードブルは、ちょっと彼氏に作ってあげたりするとポイントあがるよ、作り方は簡単でさ、これだけ覚えておいて・・・」
「このケーキは作ろうと思ってから食べるまで30分でできる、ボールひとつだけでいいしフライパンでも焼けるから、ちょっとおやつに作ってあげるといいんじゃない?男って案外甘いもの好きだから」
「カレーに入れる肉はヨーグルトに一晩つけておくだけでこんなにやわらかくなるよ」
「この肉のつけダレはもれなく男の子好きだよ」
「野菜のこういうところも使うとさ、エコポイントアップだよ」

まぁこんな感じで、昔の恋バナなどもちょこっと交えながら「彼ごはんの勧め」をしているのだ。
でも実際家で「彼ごはん」が振舞われることはめったにない。なぜなら私がさっさと作ってしまうから(笑)
それでも私がいない時や、外で作る場面になったときに、娘たちは結構頑張っているらしい。
そして友達や彼氏から大絶賛されているというのだから、笑っちゃうよね。
もちろんママレシピが自分レシピとして披露されていることは言うまでもない。

それでもなんでも

冷凍食品や値段の高いデリフード、コンビニ惣菜なんかに頼らずに、ちょっとの工夫で旬の食材を美味しく食べることに慣れていれば、それは確実に受け継がれると思っている。
舌が覚えていると、そういった出来合いのものでは、「彼ごはん」以前の問題でまず自分が耐えられない。
いつか自分が毎日作る状況になったときに、それまで料理をたいしてしていなくても、舌の記憶で美味しい料理を作れるようになると確信している。料理教室にわざわざいかなくても、料理本を買って勉強しなくてもまったく困らないはずだ。

そんなことでウチの食育はこんな感じで娘たちに伝えられている。

  • 自分で作ったほうが美味しいことを舌で覚えさせる
  • 人に作ってあげることが幸せだということを実体験させる
  • 簡単に作るコツ、一手間で美味しくなる技を「彼ごはん」をダシに教える
  • たまに本当に旨いものを食べに行く

ウチの娘たちは自分の好きなように生きていくことを容認されているので、ある意味わがままでいい嫁にはならないかもしれない。でも、絶対に料理下手ではないことは私が請合う。
そしてこれも生きていくうえで、ひとつの大事な要素だと思っている。

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birthday.jpgそうそう、この前ひとつ嬉しいことがあった。いつも土日にうちでご飯を食べている娘の彼氏が「いつも美味しいご飯をいただいているので、今日は僕がご馳走します」と評判のいいフレンチのランチに連れて行ってくれた。そして誕生日のアニバーサリーデザートまで。バイト代をためていてくれたそうだ。
こんな風に思わぬ恩返しもあったりする。美味しいものの連鎖は幸せを呼ぶ。

文:大橋ゆり

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