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若いうちはチープでディープな旅がお勧め

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おもに海外に行く場合、若いうちはチープでディープな旅をお勧めしたい。
何もかもツアー任せの旅、優雅にリゾートでくつろいだりするのは歳とってからでもできるけれど、その逆はなかなかできないと思う。

私が20才前後のころ、「地球の歩き方」が大流行しバックパッカーブームが起こった。
まだ「エスニックブーム」や「激辛ブーム」などが来るちょっと前の話。
そんな空気にあやかって私も卒業旅行はひとりでタイに10日間行った。
初海外、初一人旅であったにもかかわらず、それこそ行きの航空券だけとって宿も最初しか決めずに行ったのだ。
向こう見ずといえばそうなんだけれど、「どこへ行ってもどうにかなる」という感覚が身についたのはその後の人生においてかなり大きかったと思う。

チープな旅、いわゆる貧乏旅行は、「旅育」としてとてもいい一面があると思う。OSGには特にお勧めだ。

自分でプランをたてることはかなり勉強になる。コスパ良くイイ思いをしたければ、調べ上げる必要があるので、自然とディープな情報も入ってくる。
宿、食事、観光すべての面で事細かに調べてベストな選択をするのが楽しい。

今はガイドブック以外にも、SNSのコミュニティや掲示板やブログで情報がいくらでも取れる。
ガイドブックに載っていても評判の悪いところ、逆に載っていない穴場なども入ってくる。

たとえば宿ひとつとっても、どこの国でも高級ホテルからゲストハウスやユースクラスまである。
安い宿はもちろんそれなりのグレードではあるが、その中でも評判のよく清潔なところも必ずある。いろんな人の口コミを見ながらそういうところを探すのもいい。

昨年ヨーロッパに行ったときには、3日程度の短期で貸すアパートに泊まった。市場で買い物したり自炊したりして地元の生活に触れるのが楽しかった。
また今年は行き帰りとホテルのみのバリ島激安ツアーに申し込んだが、一番滞在したいところではないため、ロスメンという民宿を一泊とることにした。3人でも1500円くらいで泊まれるホームステイに近い宿だ。一夜だけでもバリの家族とともに過ごしてみるのも面白いと思う。
ここではオプションで現役のダンサーにバリ舞踊を教えてもらえるらしい。楽しみだ。

現地の人と接して、現地のものを食べて、生活習慣や文化を学ぶ。
やはりこれが海外旅行の醍醐味でもあると思う。

現地で宿を決めたり、一般の交通機関に乗って移動したり、観光客用でないところで食事をしたり、観光の予約をしたり、たまに困ることがあってもだいたいはどうにかなるものだ。
それに不思議なもので、言葉がしゃべれなくてもあまり困らない。
生活するなら困るだろうけれど、観光ならだいたい行動パターンはきまっているので問題ない。自動翻訳機などを持っていっても結局使わないのだ。

こんな感じで旅行会社や代理店に頼らずに、できるだけ自分でやってみると、妙に達成感がある。個人旅行ですべてオリジナルプランでなくても、一部だけでもやってみるといい。
もちろん危険やリスクはなくはないけれど、それは日本でも同じこと。
現地の一般人と同じような空気でいれば変に狙われることも少ないと思う。
夜遊びしたり危ないエリアに行ったりしなければだいたいは大丈夫だ。

かわいい子には旅をさせろ!という言葉があるけれど、私は娘たちにどんどん海外に行ってほしい。贅沢はせずその分いろんな文化に触れたり、いろんなところに行ってほしいと思っている。

家にこもっている若者が増えているけれど、シミュレーションゲームではなく、たまには自分がゲームの主人公になって冒険してみたらどうだろう?と思う。
自分の足で世界を広げるという経験ほど面白いことはない。

きっとひとまわりもふたまわりも逞しくなるに違いない。

(文:大橋ゆり)

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