ファミリーの1歩先には親子スタイル

「馬鹿にされている」ことを毛嫌いする年頃

よく言われることに、「好かれる」の対極にあるのは「嫌われる」ではなく、「無視される」ことで、これにはどんなことより人は傷つくといいます。

確かにそうですね。「無視する」という行為は自分の存在自体を否定されることですものね。

OSG(思春期・青年期)でももちろんそうだと思いますが、もうひとつこの年頃の子供が特に敏感に反応することに「馬鹿にされている」というのがあります。

こちらはそれほど馬鹿にしているつもりではなくても、ちょっと軽はずみに言ったことにびっくりするほど過剰反応することがあります。


たとえば、喧嘩の火種になるのは、ちょっとしたこんな言い方だったりします。

「あなたの考えなんてどうせそんなもんでしょ」
「だから、あんたはそうなのよ、いつも言ってるのに」
「あなたは**が鈍いんだから、そう思われてもしょうがないでしょう」
「そんなことやっていたって、なんの足しにもならないでしょう」
「あんたのともだち、おかしいんじゃない」
「(大人の)言うとおりにしていれば間違いないんだから」

喧嘩ではなくても、ちょっと小馬鹿にするニュアンスで冗談めいて言ってしまうこともあります。
当人も余裕があって楽しいときは軽く受け流せるのでしょう。でもそこはOSG、常に心は波打っています。うっかり発した一言にえらく傷ついてしまうこともあります。

「馬鹿にされている」と感じる言葉には、本質的な内容そのものではなく、たいがいにおいて言い方の問題で、相手に対して下目線のニュアンスがこめられています。
そういったものにOSGは敏感に反応するのです。

自分が一生懸命やっていること、内心ちょっと気にかかっていること、彼氏彼女のこと、友達のこと、自分がわかってもらいたいことを軽んじられるのが許せないんですね。迷っているときに「ママが言うことに間違いはないんだから」というような決め付けもNGです。

親も頭では「子供を一人の人間として理解し尊重したい」と思っていると思います。
でもやはり親も人間。売り言葉に買い言葉で言ってしまうこともあるし、正すことが親の務めと思っている場合もあると思います。

でも何か言うときに「馬鹿にするようなニュアンス」は極力排除したほうがやはり賢明だと思います。難しいですが、言いたいときでも勢いで言ってしまわないで、1日寝かせてから「なぜそう思うのか(なぜそうしたいのか)」をちゃんと聞いたうえで、親としてのアドバイスを言うのが、いい方法だと思います。
私も頭ではわかっているものの、ついカッとなったりうっかりしたりで、未だに時々失敗しています。

いつまでたっても悟りの境地には至れないのが「親」なのかもしれませんね。
(文:大橋ゆり)

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