ファミリーの1歩先には親子スタイル

お母さんは管制塔

「かあさん、今日はアルバイトがあるけど、夕御飯は食べるから!」
「ママ、明日、朝連があるから早くでるよ。お弁当、7:00までにお願い」
「ママー、明日は僕もミニ遠足だから、お弁当だよ。忘れないで」

家の子供たちは、毎日次々と自分の予定を私に告げていくのが日課です。
聞きながらスケジュール表に書き入れて、私自身の仕事とのすり合わせをしていきます。

「来週金曜日は、ママが夕方から出かけるから、末っ子のおけいこごとの送迎たのむわー。バイトいれないでおいてね」

こんな風に私が自分のスケジュールの都合を子供に頼むこともあります。母子家庭ですから、母と子で、なんとかスケジュールをすり合わせ、乗り切っていくしかありません。

子供が小さい頃は、祖母のいる実家に預けたり、延長保育を頼んだりしたこともありましたが、大きく育った今は、そうそう預け先はありません。子供たちと密に連絡を取って、協力してもらうのが当たり前になっています。

「来週はお兄ちゃんはテストがあるから末っ子の子守頼めないな。仕事を前倒してもらうか、、、」
「○○(末っ子の愛称)、今日はお母さん忙しいから、お姉ちゃんの部屋で本読みなさい。聞いてあげるから」
「かあさん今夜が締切だろ。洗濯は俺が取り込むから、早く仕事やっちゃえよ」

互いの状況を把握してるだけに、変に子供に気を使わせてしまうこともあります。
「今、給料日前?美容院行きたいけど、給料日すぎでいいから」
子供にそんなこと言われると、”お金のことは気を使わなくていいから勉強に集中してよ”と言い返したくなりますが、現実は、家族全員が互いの状況を理解してくれないとやっていけない。子供に苦労を隠す余裕がないんです。

「明日、授業参観だけど、無理して来なくてもいいよ。明日の授業でやるとこ、今見せてあげる」
なんて小2の末っ子にまで気を使わせてしまうのは、これで本当にいいんだろうかと思うときもありますが、高2の長男いわく「言ってくれた方がよく理解できるし、納得いくよ。小さくたって」という言葉にすがり、我が家ではなんでも家族にぶっちゃけて、話すことにしています。

すべてを把握しているのはお母さんの役目。いつだれがどこで何しているのかを、きっちり覚えて確認します。当たり前のことですが、仕事に夢中になっていると、ふっと忘れそうになることも。忘れてしまうのの予防としてケータイのアラームは、日常的にスケジュールをプルプル伝えるようになってます。

子供たちには、安心して勉強に励んでほしい。お金の心配なんかしないで、自分のやりたいことやってほしい。そう本心から願っていますが、現実には心配させてしまっているし、そのために自分の本当にやりたいことをあきらめさせてしまっているかもしれません。親としてこんなに情けないことはないですが、とにかく今を乗り切る!これが精一杯の毎日です。

今日も、長男の帰宅予定の10分まえに私が外出、そのあと長男が次男の面倒をみる予定になってます。まるで飛行機の管制塔並みの分刻みの綱渡りスケジュール。お父さんがいれば、私ももう少し仕事をセーブできたはず。子供たちにいらぬ苦労をかけて悪いなぁと心苦しくなるときもあります。

でもいつか、長男長女たちと、「あのときはみんなでがんばったよね」と懐かしむ日が来るはず。
必ず子供は大人になる日がきます。あと数年、私の管制塔生活は続くことでしょう。

(文・平戸京子)

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