ファミリーの1歩先には親子スタイル

インフルエンザ考

学校から2通のお便りが届いた。
1通は冬休みの日程変更。終業式が1日伸び、3学期の開始日が1日早まること。
もう1通のお便りは、日曜日の夜に補習授業を行うという連絡。


子供が通う学校では、10月にインフルエンザの嵐が吹き荒れた。800人の生徒のうち、欠席や遅刻早退した数、累計で500人。大変な数である。

おかげで10月以降の学校行事はすべて延期。音楽祭も1週間伸び、ほとんどの子が満足に練習できないまま、本番となってしまった。しかしながら、子供たちは自ら放課後に残って練習をし、がんばった結果、とても感動的な音楽祭となった。涙なしでは見ていられない。すてきな演奏だった。

しかし、インフルエンザの後遺症は続く。学校の授業が間に合わない、ということで、補習授業が行われたようである。うちの子供はボーっとしているので、そのお便りを出すのを忘れていた。例え出したところで、おそらく行かせなかったと思う。日曜の夜に出てきた先生方も大変だったと思うが、通った子供たちももっと大変だったろう。せめて土曜日に出来なかったのだろうか。
冬休みの日数が減ることも子供たちにとっては不満だろう。もちろん、親御さんにとっても何かと面倒な話だ。

そんな話を職場でしていると、元学校関係者から、「おかしい」といわれた。学校ではあらかじめ多少の休みが続いてもだいじょうぶなように、余裕のある日程にしているはずだと。何日か学級閉鎖や学校閉鎖があったところで、それほどの変更はしなくてもいいはず。確かに多く休んだクラスでせいぜい3日。それほど支障はないはず。

ゆとりある教育、ということで行われている今の学校教育。ところが、いざこういう事態に陥るとたちまち崩れるのはなぜ?それほど教科の進行に影響があったとも思えないのだが。それとも先生たちの負担が大きかった?
再来年から新指導要領が施行される。ゆとり教育は見直され、新たな取り組みも行われる。しかし、今回の騒動で見えてきた不安要素がきっとあるはず。どうか、子供たちに影響を与えないような教育改革を願うものである。冬休みが減ってしまって、いちばんがっかりしているのは子供たちだ。同じ補習をするのであれば、休み中に午前中だけ、とかもう少し工夫が見られる対策をして欲しかった。
教師にかかる負担ももちろん減らしていかなければならないのかもしれない。教育ボランティアを採用するなど、もっと保護者も関わっていけるような新しい教育へと変わっていくことが必要とされるのでは。

うがい手洗いもしない、予防接種も嫌がる。インフルエンザにかかった友達のところへ遊びにいく。だけど、インフルエンザがなぜか通り過ぎていったのんきな子供の顔を見つつ、いろいろ考えてしまうこの頃。

(文:長谷川雅恵)
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