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子供に本を読ませたい

自分は子供に本を読めといったことは一度もない。
基本的に読書は娯楽だと思っているので、本を読むことに執着していないのである。
平均すると年間に本を百冊ぐらいは読んでいるが、本というものが世の中からなくなってしまったとしてもそれ程困らない気がする。

しかしながら、息子のあまりの語彙のなさに唖然として、本を読ませなければならんということに気がついたのだ。

息子は小さいころから図鑑は好きだった。
小学校入学前などは甲虫が大好きで、自分が見ても見分けがつかないカブトムシどもを何百種類も覚え、博物館の学芸員を驚かせたりしていた。

小学校の低学年からは地図が非常に好きになり、市の地図を穴が開くほど眺めては地名をむやみやたらに覚え、幼少期の無尽蔵ともいえる記憶力を無意味に使いまくっていた。
それもまた頭のトレーニングだし、これでいいのだと思っていたわけだ。

ところが、まったくドラマの筋書きがわからなかったり、マンガすらも読めないということが判明しこりゃちょっとまずいなあと思った次第なのである。
図鑑も本だから図鑑を読んでいればいい、興味のあるものを読んでいればちゃんと頭は鍛えられると考えていたのだが、どうやらそれはやっぱり違うらしい。
「ぴあ」が世の中に流布し始めたときに、この雑誌は活字文化を破壊する書籍であると言った言論人がいたが、真否はともかく情報と文章は違うものだと改めて思ったのだ。

自分は子供の頃は本を読んでいた。
まず図鑑はとにかく好きだったし、学研の図鑑を買ってもらうのは何よりも楽しみだった。
でも図鑑だけを読んでいたのではなかった。

書棚に並んでいた父親が読んでいた中国の古典、特に史記とか老子とか好きでいつも読んでいた。

子供を読書好きにしようと思ったら親が読んでやったり、親が本を読む姿を見せることがいいのだという。

我が家はというと妻はかなり本を読む。
たとえば森村誠一という作家にはまった時期は、図書館にある本を片っ端から借りて半年ぐらいかけて全部読みつくしてしまうといったあんばいである。

年間に数百冊は確実に読んでいる(これだけで住民税の元はとってるな)。しかしながら、子供はこういった本に興味を持つようにならないわけで。
だからといって、子供に本を読めというのは効果はないと思う。
親や学校が子供に読書を強要したら本嫌いが増えるだろう。実際のところ、自分も思春期の頃に父親から無理やり読まされた本(武者小路実篤とか)はたくさんあったが、そういった本は今でも嫌いである。親から無理やり読まされなかったら、嫌いではなかったかもしれないのにと考えると不幸なことだ。

それでもなぜ、親が本を読んでいても子供は本を読むようにならないのだろうか?

と、ここまで書いてきてふっと思い当たる節があった。

いいか悪いかは別にして、子供は基本的に同性の親を見て行動の指標にするのではあるまいか?と思ったわけである。

自分は本は読むが家ではまったくといっていいほど本を読まない。
大体通勤の電車の中である。
家では何をしているかというと、パソコンに向かっていることが一番多い。

息子はパソコンに小さい頃から興味を持って、プログラミングとかするようになったがそれが故ではないか?
と思ったのだがどうだろう?

皆様の家では子供は本を読みますか?
もし、読んでいるのであればどのようにして、どんなきっかけで本を読むようになったのでしょうか。参考までに教えてくださいませ。

文責:田村義隆













親子スタイルアドバイス
■お勧めの対象 子供に読書をさせたいと思っていらっしゃる?親御さん
■コメント 親が本好きだからといっても、子供が本を読むとは限りませんね

※当サイトのコラムはスタッフ個々の私的な見解及び文責にて公開されております。

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 コメント(1)

うちは私が本が好きで、絵本コレクターなので、
自分が小さい頃から持っている本や、好きだった
絵本を、息子を妊娠中から読み聞かせしてきました。
結果、息子はやんちゃ坊主ですが、9歳という
年齢の割には本が好きです。図鑑も好きですよ。

また、親戚の子どもには、出産祝いから
絵本や本をクリスマスプレゼントや誕生日プレゼントに
送っています。
自分がその年齢だった頃に憧れたお話や、絵を
メインにして選んでいます。
おおむね好評です。

休日、親子で隣り合って寝転びながら本を
読むことも多いです。

ゲームを長時間やったら、必ず本を読む約束や、
息子に本を読んでもらうこともあります。

また、息子が欲しいと言った本は、必ず買います。
英語でも買います。彼は読むことはできるので、
わからない単語だけ教え、一緒に日本語に訳して
いきます。これは親も楽しいです。

親の姿勢もあるとは思いますが、興味関心の
無いことを無理強いしても仕方がない反面、
興味関心を持ったときには、たとえ交通費を
使い果たし、遠距離を歩いて帰ることになっても、
その場で与える、というタイミングがいちばん
なのかもしれません。
図書館もいいんですけど、自分が欲しいと
思った本を親が無理してでも買ってくれた、
という思い出が、本を大切にしよう、という
気持ちにもつながると思うのです。
(逆に、ブックオフで漫画を買って、また売る
という行為は経済観念にも毒だと思い知った
経験有り)

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