ファミリーの1歩先には親子スタイル

サイズは大事

「もうテレビでクレヨンしんちゃんが見れなくなっちゃうよ」
「なんで!?原作者の人が死んだから!?」
「幼児ポルノだから」
「ポルノってなに?」
「いやらしいとか、エッチな映画や本、漫画のこと。
これから、子どものキャラクターがエッチなことをしたり、裸になってるアニメや漫画は見れなくなるかもしれないんだよ。しずかちゃんなんか、もうお風呂に入れないよ」
「しんちゃん、確かにエッチだけど…誰がそんなこと勝手に決めたの?」
「東京都の偉い人たち」

こんな会話が、夫と息子の間で、他人事のように交わされている我が家です。

さて、巷で話題というか、あまりにもネタらしいネタ過ぎる「非実在青少年」問題ですが、女性として、親として、私もいろいろと考えさせられております。

「強姦等著しく社会規範に反する行為を肯定的に描写したもので、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を著しく阻害するものとして、東京都規則で定める基準に該当し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあると認められるもの」

という点のみにおいては、実際、漫画とはいえ、こんな内容を童貞が読んだらマジに受けちゃって大変じゃん、表現の自由じゃ済まされない、責任取れるか考えて描き、出版して欲しいわ、と思ったことは少なからずあります。
また、女子においても、
「このようにふるまうのが、男性から見て愛される女性である」
という認識を持ってしまい、嫌でも嫌と言えず、愛した人にデートレイプなどで、一生の心の傷を負う可能性もあります。

実は、私もそうして無理やり処女喪失をさせられた一人であり、20年経った今でも、思い出して身体が凍りつく瞬間があります。
これ以上はドン引きされる暗い話なんでやめますが、同じ思いを、誰にもして欲しくない、と強く思っています。

ただ、こういった性的に女性を蔑視した作品を取り締まり、子どもたちの目に届かないところに封じ込めれば解決するかというと、それは違うでしょうし、それ以前に考えなければならない問題があるはずです。

よく海外の人に批判されることですが、公共の交通機関、それも子どもたちが通学で利用する電車の中には、驚くほど多くの、扇情的な写真やタイトルの新聞雑誌の吊り広告が満載で、しかもいい年したオッサンがそれらを鼻の下を伸ばして、子どもの面前で読みふけっています。
あんなもんが普通にあるから、電車内痴漢が起きるだろうし、子どもたちの性的興味もおかしな形で刺激されてしまうのではないでしょうか。
創作物を規制する前に、金さえ払えば何をしてもいいんだ、というモラルの無さが露呈している、あの手の広告について規制した方が、よほどマシなんじゃないか、この吊り広告の感覚が、携帯サイトにやたら表示される、エロ漫画サイトへの広告につながっていると、私は確信しています。

ところで、その携帯エロ漫画ですが、一応はWebクリエイターのはしくれ、どんなもんなんだろう、と購読してみたことがあります(女性向けですけど)。
きちんとコマの動きに合わせて携帯が振動したり、人の読むスピードも無視して台詞がフェイドインしてきたり、と、携帯ならではの凝った機能は感心こそすれ、


画面が小さい!

たとえアンドロイド携帯としても、えらく小さなサイズです。こんな小さな画面を、人に隠れて、ハァハァ言いながら見ている人がいるのかと思うと、かあちゃん、切なくって、情けなくって、思わず座禅組んで考え込んでしまいました。

「その小さい画面を、できる限りの想像力で大きくするのが萌えるのかも」

と、友人は言うのですが、いやいや、なんぼなんでも、小さすぎるよ。単行本サイズからにしようよ、やっぱりさあ。
グラビアだって、やっぱジャンプサイズからですよ。まあ大画面で他人の性行為見たいとは思わないけど、エロが携帯性に優れても仕方ないでしょうに。

そんなこんな、他愛も無いことを考えている矢先、近所の小学生たちが、エントランスの屋根の上で、拾ったエロ本にぎゃあぎゃあと騒ぎながら見入ってる姿を発見しました。
後日、イラストにしてみるつもりですが、ああなるとエロもかたなしです。思わず爆笑してしまいました。

(文・平野だい)

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