ファミリーの1歩先には親子スタイル

いつから日本では世代が分裂しているのでしょうか

私自身がしばらくアメリカのセントルイスという地方都市に住んでいたときに漠然と感じていたことで、最近海外ドラマ(主にアメリカのものですが)をみていて、より強く感じることがあります。
それは、“世代間の対話”です。
たいていのことに関しては、私は日本はとても好きですし、欧米に対して決して卑下する必要はないと感じているのですが、最近の(私達が若者であった頃の自戒も含めて)日本って年長者をただ年長者であるというだけで敬う心や、年少者をいとおしむ心が随分欠落しているように感じます。


日本では、消費のポテンシャルが高いということで若い女性ばかりにターゲットを絞った商戦ばかり目についたり、TV番組も同じようなものばかり。
多様性を持とうにも、選択肢を感じません。
アメリカではティーンエイジャーも大人と対等に話をしたり、幼い子供のベビーシッターをしたりして自然と世代を超えて普通に会話をしています。
日本は伝統的だとかしきたりが、とかいいますが、ファミリーの絆という点では、今の日本はほんとに希薄になっていると感じます。
欧米では男の子(大人になっても)もとてもお母さんを大切にしていますが、日本ではどうでしょうか?
変にマザコンという言葉や間違った母の過保護が取りざたされることにより、普通に親孝行な息子達は変な目で見られたりもしがちです。
学校でもボランティアのカリキュラムがあって老人ホームに行ったり、ホスピスだったりホームレスの施設だったりと自分達の世代だけの世界とは違う世界を見る機会に接することが多いように感じます。
私がセントルイスにいた頃、一番の友達になったのは60過ぎの女性でした。
教会が行っている外国から来た人たちが街に馴染むためのプログラムにボランティアで参加している人でした。
そこにはいろいろ世代の人たちが自分達のできる小さなことを人のために役立て、また自分達に必要な手助けをそこで得ていました。
たまたまそのときは、場が教会でしたが(ちなみに私は全くクリスチャンではありません)、他のいろいろな場で普通に同じようなことが行われていました。
自分達が楽しいことも大事、でも人のために何かが出来ることも大事、もっとそういうことを学ぶ機会を日本の子供たちにも持ってもらいたいと思います。
もちろん欧米得にアメリカは日本以上に病んでいる部分が多いのは承知しているので何でもかんでもマネをしましょうといっているわけではありません。
意外と学ぶべきところも(とくに日本人が目を向ける大都会NYなどではなく、アメリカの大部分を占める地方都市には)あることを知ってもらえれば、と思います。

(by武田りこ)
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