ファミリーの1歩先には親子スタイル

子ども抜きで見るジブリ

 子どもが小さいときは、夏休みになると、ディズニーやポケモン、ハリポタなど、子ども映画に連れて行くのがイベントでした。それがいつ頃からか、「あれ見に行く?」と聞いても、「あーいいやー」とそっけない返事が多くなり、ついにこの夏は、1本も見に行っていません。そういえば下の子はアニメも見ずマンガもめっきり読まなくなったし、上の高校生はアニメといってももう違うジャンル?だし、親子で見られるものはなくなってきてるんですね。
 
 


 そうはいってもジブリくらいはどうよ、一応見とかない?と誘いました。が、2人とも、ノー。
 親の私は子どもと一緒に見始めて、最近のアニメに詳しくなりハマッてしまったのに、子どもの方はもう卒業、ということでしょうか。それはそれでまっとうなのかもしれませんが、このねじれ構造にジレンマを感じている親御さん、多くないですか??

 と言っていてもしょうがないし、「借りぐらしのアリエッティ」は最近の中でも特に見たかったので、ひとりで見に行きましたよ。親子連れの多い映画館で、ひとり存分にはいりこんで来ました。
 小人の生活の描写、人間世界への「借り」の冒険、アリエッティと少年の淡い恋、などがいつもながらの美しいアニメーションで描かれていて、ああジブリ映画を見たな、とじんわり思える作品でした。自分は大人だけど、結局ファンタジーが好きなんでしょうね。
 
 そういえば、娘はファンタジー自体が苦手のよう。読んでいる本も、わりと現実的な設定のものが多いみたい。ファンタジーやSF、翻訳物は「意味わかんない」とあまり手を出そうとしません。10代の頃って、いちばん「リアル」に関心高いし忙しいかもしれない。ケータイ小説もリアルだからあれだけ読まれたわけだし。アニメは子ども、若者向けのものってイメージがあるけど、実はファンの中心は世代としての子どもではなく、精神的な子ども、なのかも。
 と、いろいろ考えてしまうのでした。

(文・神谷巻尾)

 

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