ファミリーの1歩先には親子スタイル

高校1年生の就活事情

高校野球選手権、横浜スタジアムで行われた神奈川大会の開幕式を、テレビ神奈川で見ていました。


娘が高校生になり、娘の学校の野球部員がちらりと映るだけで、結構嬉しい。高校野球をこんなに身近に感じたのは初めてです。

アナウンサーが選手紹介をしていました。「○○君。将来なりたいのははJRの運転手。理由は電車が好きだからだそうです」すると、隣の男性解説者が「シンプルでいいですねぇ~」と、感嘆の声を上げました。「小さい頃から電車が好きで専門誌に投稿した写真が三回載ったこともあるそうです」とアナウンサー。

ホントにいいなあ。小さい頃からずっと好き、今も好きだからなりたいというシンプルさ。そんなふうに思える少年。思えるように育ってきた少年。ニュースdeトークでも書いたけれど、「なりたい職業はない」というのが最近の若者の傾向のようでしたので、この○○君(どこかの野球部の主将)の思いは、かなりの感動を私にくれたのでした。

そんなある日、『アエラ』8月1日発売では、『わが子を入れたい企業ランキング』が。
「年収1千万円以上のビジネスパーソン」が登録条件の転職支援会社「ビズリーチ」(東京都渋谷区)が、今年6月に行った会員向けのアンケートによるもの。結果、「息子・娘に入社してもらいたい企業ベスト25」、3位までは、息子、三菱商事・グーグル・ソニー。娘、資生堂・P&G・三菱東京UFJなのだそう。転職支援会社の会員向けアンケートということで、ちょっと偏りが・・・と思いましたが、そういうことではなく、子が入りたい企業ではなく、親が入れたい企業、ということがおもしろいと思ったのです。わが子を入れたい中高一貫校、わが子を入れたい大学、こういった特集はよく組まれていましたが、ついには、わが子を入れたい企業。そして、わが子に欲しい結婚相手、となるんでしょうか。親同士のお見合いという、本人不在でのお見合いパーティーもメジャーになりつつあるし。

話が逸れてしまいましたが、部活はそこそこに楽しんでやりましょう、というムードの娘の学校では、高1の冬に、「なりたい職業」の現場見学会があります。医療、マスコミ、製造、芸術など、いくつかにコース分けされていて、病院だったりテレビ局だったりを見学に行き、あらかじめ生徒達が自身で依頼しておいた相手の方に話を聞くと言うものらしい。高2になると理系・文系の選択があるので、「なりたい職業」を具体的にする必要があるのでしょう。そんな状況なので、高1でも、就職問題は身近に感じることのようで、友人同士でもよく話題にしている様子。すでに就職氷河期の波の、さざなみの飛沫くらいは浴びている感じ。

好きなものが見つからない、なりたいものが見つからない、そんな生徒もまだまだいるようなのですが、こうした企画によって触発されて、だんだんと見つかっていくのかもしれません。
好きだからなりたい職業がある子どもは、その職業に就くために今からしておくべきことは何かとか、表面からは見えない苦労などを、先輩方に聞いておきたい、のだそうです。

へーっ、高1の就活も、なかなか侮れないなー。
球児達も野球の夏が終わったら、次なる目標は大学受験、だんだん○○君も変わっていってしまうんだろうか・・・。

(泉さやか)

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[泉 さやか, 進路・就活]
(2010年09月26日 13:06) 個別ページ
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