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2030年どんな未来になっていてほしい?

今の技術はこれぐらい、進歩はこれぐらいだから、未来はきっとこうなるだろう・・・世の中の予想といわれるものはだいたいそんな風に作られています。過去からの蓄積から想像する未来の絵姿。世の中が右肩上がりの頃は多分その手法で問題なかったのでしょうが、今のように、停滞もしくは右肩下がりの時代になると、今の延長線上で考えるとなかなか明るい未来は見えてきません。閉塞感が漂う中、いったいどうすればいいのでしょう?

パソコンの父といわれるアラン・ケイの言葉に「未来を予測する最良の方法は、未来を創りだすことだ」というのがあります。社団法人電子情報技術産業協会では、今年、思い切ってバックキャスティングという手法で、色々な人の声を聞きながら、先に理想の未来図(2030年)を作り、そこから逆算するように様々な課題を抽出し、誰がいつどこで何をすべきかをとりまとめる活動をしています。


まず、世の中の色々な分野で尖った人々=ビジョナリスト10に未来予想のキーワードをヒアリング。ブレインストーミングで80個ものキーワードからある程度方向感をつけて、未来のシナリオをいくつか作成。それをビジュアル化して、一般の方々のご意見を拝聴することに。30代、60歳前後の各世代から3名ずつにお集まりいただきワークショップを開催したのですが、これがなかなか楽しかったのです。例えば、30代はまだまだITなどの機器に”萌える”のに対し、10代は何ができるかが大事、機器はあくまでツール、何ができるかが大事という見方をしている点(まさに、所有から利用へ価値観が変化しているのですね)。また、ネットに常時つながる(つながれている)世の中になり、移動も自動運転の乗り物でできるようになるのはありがたいけれど、時にはそんなスイッチをオフにして気ままに旅してみたい、という意見も。人間を中心に考えると、本当に必要なモノやコトが見えてくるのですね。真の利用者視点ってこういうことなのだなぁと改めて実感しました。

そんなこんなで2030年理想の未来を描くところまではとりあえず終わり、10/8のCEATECJapan2010でサクッと発表したところ、これが盛況かつ好評でした。そのときの資料はこちら

ワークショップに参加いただいた方からも、ビジョナリストの方々からも、この取組みに参加してよかった、あらためて未来について考えるきっかけになったという声をいただいています。おうちでも学校でも友人とでも、たまにはこんな語らいをしてみてはいかがでしょうか?
「2030年、どんな未来になっていてほしい?」
(文:小林千早都)

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