ファミリーの1歩先には親子スタイル

頼るのはリスクなのだ

 うちには娘と息子がいるが、息子は友達を家に連れてこないで、友達の家で遊ぶことが多い。でもなぜか娘は家に連れてくることが多い。先日も、高2の娘が、数人の友達を連れて遊びに来た。お茶を出しながら、そこでの会話に参加していくと、コイバナの合間に、なんだかやたらと古めかしい価値観が浮かび上がってきた。

「結婚したら専業主婦があこがれ」
「旦那さんは、手に職のある人がいい」
「きちんと貯金してる人がいい」

 ….きちんと貯金してる人って、、あなたたち、お小遣いちゃんと貯金してるの?

 と思わずつっこみたくなるような、他力本願ぶり。

「だって、就職も大変だし。ママの時代とは違うんだよ」

 いえいえ、私が適齢期だった25年前といえば、やっぱり女は結婚して専業主婦がいいっていう風潮がありました。親サイドからの圧力だけどね。お茶くみOLなんて言われて、馬鹿にされることもあったけれど、やっぱりすぐ結婚して会社を辞めていく人が多かった。なぜかというと、続けることをあまり、望まれなかったから。お茶くみなら、若い新人でもいいという風に思われてたんだとおもう。当時、私はそれに反発はしなかったけど、違和感があった。

でも当時は、サラリーマンの給与は安定していたし、会社に入れば首をきられるなんてことは、よっぽどのことがない限り、なかったし。サラリーマンと結婚すれば、安定してる、みたいな時代ではありました。

 でも今は、そうじゃない。きちんと働いてる人も、どうなるかわからない。今は男女平等だし、法律で守られてるから、女性が仕事を続ける環境は、以前よりずっと調ってる。夫婦二人でしっかり働いて、リスクは分散したほうが安全だ。なのに、専業主婦がいいの?

「安定した生活がしたいから、いい人と結婚して、家庭をしっかり守って生きていくの」

 安定したいなら、自分で手に職つけて、しっかり働くのが一番だと思うけどなぁ。

 そもそも、旦那さんという自分とは違う人の給料を当てにして生活するってのは、すごいリスクなのだ。その人の働きっぷり次第で、生活が大きく左右されるんだから。自分で働いていれば、仕事も自分でコントロールできるし、リスクも自分で負える。でも、旦那を頼って生きると、旦那頼み。これをリスクと呼ばず、なんと言おう。

 安定した生活したいなら、結婚じゃなくて、その前に、手に職つけて、安定した収入を将来にわたって得られるように頑張ったほうがいいと、ママは思うけどね。

 ママは離婚して、結局根本から手に職つけて仕事するはめになったけど。
 結果は、今はささやかながらも安定した生活。
 女だって、専業主婦だって、手に職つけ、勉強することは一生の財産。
 そこをはしょると、ひやひやしたり、はらはらしたりするリスクはずっとついてまわる。そこは、わかってほしいなぁ。

 ま、もちろん、運のいい娘に限っては、将来にわたって安心して頼れる、すばらしいお婿さんと出会えることを祈ってるけどさ…..。

カテゴリ一覧