ファミリーの1歩先には親子スタイル

先生の気持ちがわからないのです

 取手のバスに乗り込み無差別に人を傷つけた犯人、その犯人の人物像を探るために出てきた卒業文集。犯人は、「結婚できなそうな人NO1」とか、「ストレスがたまりそうな人NO1」として名前を挙げられていた。

 


よく事件があると、卒業文集の写真と、このナントカな人ランキングがでてくる。項目は「早く結婚しそうな人」「社会に出て活躍しそうな人」とか様々で、ネガティブなものばかりではないけれど、こういうランキングは卒業文集に載せるべきではないのでは。先生はなぜ、こういうものを卒業文集の内容として認めるのだろうか。「事件を起こしそうな人NO1」として次のステージへ送り出すなんて・・・。

 少し前に、ある高校の学校報を見せてもらった。新任の先生の自己紹介が載っていた。驚いたのは、どんな学生時代でしたか?という質問に、「勉強が苦手でした」「とにかく勉強が嫌いでした」と8名中2名の先生が書いていたこと。これは生徒向けのものではなく、保護者に渡されるものだということは、先生も了解済み。なのに、こんなこと書くかなー???「勉強が嫌いで苦手でも先生になれるんだよ」って、生徒を励まそうと思ったのだろうか?共感を得ようと思ったのか?
この短い一文からじゃ、保護者も納得できるようなメッセージを伝えることはできないよ。本当に勉強が嫌いだったのだろうけど、学校報の、年に一度の新任の紹介という晴れがましいページに、堂々と、書くものではないと思うのだ。

 友人も「勉強が嫌いとか苦手だとかいう先生を親が喜ぶと思っているんだろうか、というかガッカリするだろうっていう想像力はないのかね?」。この広報誌を最終的にチェックする先生はいなかったんだろうか。それとも、これでOK、と認めたのだろうか。

 親としてこれまで、魅力的な先生にたくさん出会って多くの刺激を受けてきたけれど、ランキングの項目にしても学校報にしても、先生の気持ちがよくわからないと思う場面に出会うことが多くなった気がします。

(泉さやか)

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