ファミリーの1歩先には親子スタイル

親を想う

昨年は、何かとバタバタとした慌ただしい一年でした。ダンナや子どもの事に加えて、実父と義母が入院したりと、気持ち的にも落ち着かない日々でした。
実父は、実母が他界してから12年間、ずっと一人住まい。普段は、食事の支度から洗濯まで、何でも自分でこなしているのですが、困ったことがあると、長女である私を頼って連絡をしてきます。糖尿病・高血圧という持病を持っているため、私も心配なので電話などで連絡はこまめにするようにしています。そんな状態なので、今回の入院の時も、ちょっと焦りました。


『体調が良くない』と、朝、父から電話があったのですが、後で病院に行ってくると言っていたので、気にはしていたものの、すぐに父の所へは行けずにいたところ、お昼ごろ連絡があって「救急車で病院に来た」とのこと。申し訳ないと思いつつ、仕事を急いで終わらせ、妹と二人で病院へ向かいました。
父からは「大丈夫だから」と、電話はもらっていたのですが、申し訳ない気持ちと切ない気持ちと入り乱れて、泣きたくなりました。今は退院して、いつもの生活に戻ることができて、ホッとしています。
「子どもには迷惑をかけたくない」と、一人で頑張っている父。趣味のカラオケを友達と楽しんだり、自治体主催の老人会に通ったり、自分の暮らしを楽しみながら、たまに「孫の顔が見たい」と遊びにきてくれます。父の事は大切に思っているのですが、なかなか一緒に暮らすまでの環境は整えられずにいます。
父も、好きなように生活したいからと、私たちと一緒に住むことは頭にはないと言っています。
それでも、クルマで15分ほどの距離に住んでいるので、気軽に行き来できることは、お互いに心強くもあります。

年をとっていく父親の姿を、ちょっぴり寂しく思いながら、それでも、息子や娘が「ジィジ」と優しくしてくれることは、私にとってもとても嬉しいことです。私も、やがて年老いていくけど、きっと父と同じように、自分の子ども達や孫の元気な姿を見ることを生きがいに思うようになるんだろうなって考えています。
家族だから大切に思える、幸せを願う、そんな気持ちも親から子へと伝わっていくのでしょう。
煮物をして、また、父に届けよう。母と同じ味には、なかなか出来ないけど、「ありがとうな」って笑う父の言葉に、ジ~ンと心が温かくなる瞬間が嬉しいから。

(文:樋口美穂)
※当サイトのコラムはスタッフ個々の私的な見解及び文責にて公開されております。
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