このたびは、東北に未曾有の震災が起こりました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心から哀悼の意を表します。
我が家の近くには、東京武道館避難所があり、福島の30km圏内に住んでいた方々が、続々と避難しにいらしています。報道する側のはしくれとして、何かできないかと、そちらの情報を以下のblogで発信しています。最新の情報を読んでいただけたらと思います。
東京武道館避難所の方に役立つ情報(2011.3.22)
また、避難所に退避しなかった方々もいます。自宅でじっと、ガソリンの普及を待っている方々です。避難所にいる方よりも、もしかすると自宅に避難されている方の方が多いかもしれません。その方々も、ガソリンがなく足を奪われ、物資の補給がままならないのは同じです。また、地方の車社会で、ガソリンが買えないというのは、とても心細いことだろうと思います。こういう方々への支援は、大きな規模の避難所よりも後回しにされると思いますから、より深刻です。支援もばらばらの場所ですから、難しいです。宅配便が今は営業所止めで受け付けてくれるようになってはいますが、その営業所に行く足がないのです。あせっても仕方ないですが、今絶対必要じゃない方は、ガソリンスタンドの行列を増やさないでほしいなと思います。
こんな中、息子の高校の卒業式がありました。私は行けなかったし、息子も式の前後は、献血に行ったりバイトしたり、自分のやれることを一生懸命やっているようでしたので、あまり一緒にいられませんでした。震災があったときも、なかなか連絡がとれなかったんですが、帰れなくなった友人を道案内したりしていたためだったので、たくましいなと思いました。
東京武道館避難所にいる方は、若者も大勢いました。赤ちゃん、幼児、小・中学生、高校生、大学生。皆、学年が上がったり、卒業したり。でも、式はもちろん、学校の存続すら、不明な状況です。
これからこの方々が、各地で暮らすケースも増えていくでしょう。突然編入してくる彼らに、OSG世代ができることはたくさんあるでしょう。しかもこれは、大人ではできないことです。同じ世代のみんなが、温かく受け入れ、故郷に残してきた知人友人のことを気に病んで傷ついている彼らを癒すこと、これが今、OSG世代に一番やってほしいと思うことです。
バイトも一生懸命やってほしい。親としてはこんなときに出かけて欲しくないという気持ちがないといえばウソになりますが、世の中が大変な時、子どもたちができることは精いっぱいやらせてあげたい。
怖くて、テレビをニュースからバラエティに変えたり、自分の個室で寝なくなったり、そんな子もいるかもしれません。不安を発散できるなら、それは親が優しく受けとめてあげたい。
親が不安を発散するのは後です。怖がっている子を優しく受けとめ、活動したいと思っている子を応援し、おなかいっぱい美味しいもので満たして送りだす。私達にできることを、まずは身の回りから、そして地域へ、さらに国全体へ。しっかりとやっていきましょう。
(文・平戸京子)
親子スタイルアドバイス
■お勧めの対象
震災で不安がる子、活動的になる子を持つ方
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