ファミリーの1歩先には親子スタイル

祖母を心配した息子の行動

東日本大震災のため、息子の通っている大学は予定より遅れて新学期がスタートしました。授業数を確保するために土曜も講義が入ったそうです。夏も節電のため、早めに夏休みが始まるとか……。

3月11日、あの大きな揺れの後、息子は自転車で義母(息子からすると祖母)の家に向かいました。地震が起きた時、3人の子どもたちは自宅にいました。中学生の次男が帰宅後、5分も経たないうちに大きな揺れがやってきたのでした。

揺れがおさまった時、「おばあちゃん、大丈夫かな」と息子は義母にすかさず電話をしたのですが、やはり通じず、「心配だから見てくる」と上着を羽織って直ぐに家を出ました。義母宅まで、家から自転車で10~15分程度。起こるかもしれない余震や、倒壊があるかもしれない街の様子を心配しながらも、息子を送りだしました。

日頃から、おばあちゃん子の息子。小学4年生まで、母のいる実家の隣に住んでいたこともあり、小さいころからずっと、おばあちゃんと一緒にいることが多く、今でも義母にとっては息子は特別な存在のようです。昔の人は、どうも長男を大切にする習慣があるみたい…。

でも、息子の行動は、とても有難かったです。後から聞いたのですが、義母は一人で家に居て、あの大きな揺れの中、どうしたらよいかパニックになっていたそうです。
「あの子の顔を見たら、スーッと落ち着いたよ」と言っていました。これから、一人暮らしのお年寄りが増えていけば、何かあった時のケアも大切になってきますね。
ちなみに、私の実父も一人暮らし。とりあえず、クルマで15分程度なので、何かあったら飛んで行けますが、実家から遠くに住んでいる家庭もあるはず。実父は一人暮らしだけど、まだ動けるので、自治体で緊急時にボタンを押せば救急に繋がる装置を設置してもらえないらしいです。緊急の時には、携帯で電話するように言われたらしいけど、緊急時にはたして電話する余裕があるのでしょうか……。
やはり、近所付き合いも大切だなぁと痛感しました。

ともあれ、今回は息子の行動に感謝しました

(文:樋口美穂)
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