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「子供はほめて育てる」の本当の意味

「自分の子供はほめてほめてほめまくれ!」

以前はそういう育児指南書が目に付いた、いや、今も目に付く。
確かに、親がほめないでだれがほめる?という指摘は、そうかもと思う。
けなすのは簡単。子供の短所ばかり目に付くのも親ならでは。
そこをぐっと抑えて、長所を見つけ、これを伸ばし、
生きる自信を持たせるためにもほめるのは大事だ。

でも、ほめる=いい子、いい子と甘やかすのとは違う
よく、電車やバスに乗って騒いだりうろついたりと、
マナーが身についていない子供たちを、ちっとも叱らないどころか、
それを注意する人を逆ににらみつける親までいる。

「子供だって乗り物に乗っていると退屈するんです。仕方ないでしょ。」

と言い放たれたときには、ガクッときた。

うちの子は悪くない、断じて悪くない・・・とお経のように唱える前に、
まずは冷静に子供を見て、いけないこと、周りに迷惑をかけることに
ついてはきちんと正してほしい。
それも、あれしちゃダメ、これしちゃダメというのではなく、
なぜそんなことをしてはいけないのかきちんと子供に説明すること
間違っても、
「あのおばちゃんに怒られるからダメ!」
と言うのはNG。
「じゃあ、怒られなかったらいいのね?」
と子供につけ上がられるのがオチだ。

子供には確かにたくさんいいところがある。
でも、「だから、これぐらい見逃してよ!」
というのは、少なくともパブリックな世界では通用しないのだ。
(文:小林 千早都)



※当サイトのコラムはスタッフ個々の私的な見解及び文責にて公開されております。

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