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再び就活本:『大学キャリアセンターのぶっちゃけ話』

bks11102208000004-n1.jpg前回に続き、就活関連の本の紹介です。

『大学キャリアセンターのぶっちゃけ話 知的現場主義の就職活動』著者の沢田健太氏は、複数の大学でキャリアセンターに従事してきているとのことですが、プロフィールは明かされていません。豊富な体験を通じて得た現代の就活情報を、文字通りぶっちゃけています。


親の世代、40代以上だと、そもそも「キャリアセンター」って何?というくらいの知識ではないでしょうか。本書によると、初めてキャリアセンターを設立したのは、1999年の立命館大学とのこと。平成不況、大学生数増で、就職率低下に危機感をいだき、就職支援の新しい取組みを始めたそうで、それが中堅以下私大に広まっていったそうです。
ただし、これがその後様々な問題を引き起こしていると著者は指摘しています。「キャリア教育」をしてこなかった大学が業者に丸投げ、社会人講師が安易に大学教育を否定。あるいは、ナビサイトの普及で、大学も学生も得る情報が同じになり、大学の「求人票」の形骸化、ブラック企業の抑止力も低下するなど、現状の問題点を理解することができます。

それらを踏まえた上で、では今どのように就職活動をすべきか、ヒントも提示しています。最近の学生の特徴は、ゆとり教育による?学力・文章力低下、満たされた時代だから?お客様然として、やりたいことがわからない、とか。
就活サイトに頼り過ぎだから、会社四季報や業界研究本を読め、中小企業に目を向けろなど、つまり原点に帰れということでしょう。

保護者に対しては、塾に入れる(!)、お金を出す(!!)、飲み会に連れて行く(?)自分の会社の説明、エントリーシート音読など、かなり具体的な提案をしていて、ヒントにはなりそうです。

就職活動は、学生と企業の間に業者が入って、お互い顔が見えなくなったことが問題。歩み寄れば、通過儀礼として意義がある、という主張には、就活中の親子に共感されるのではないでしょうか。

(文・神谷巻尾)
※当サイトのコラムはスタッフ個々の私的な見解及び文責にて公開されております。
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