ファミリーの1歩先には親子スタイル

子育て=自分育て を実感

一番下の息子が、この春に中学校を卒業した。親として通算8年間お世話になった中学校へも、もう関わることもない。役員を引き受けた時は、月に1回は必ず中学校へ行っていた。そして、担任の先生を始め、校長先生ともいろいろとお話しする機会もあった。今、思い返すと、そのように先生方と交流し、教育現場で子ども達に指導している先生の話を、実際に聞けたことは、貴重な体験であった。子どもに愛情を注いでいる先生に対しては、頭が下がる思いである。
そしてそれらの経験が、私自身が客観的に子育てについて考えることができる気持ち的な余裕をもたらしてくれたようにも思う。


長男に対しては、振り返ると自分の理想を押し付けていた頃があった。私の母が私をそう育ててきたように、「この子が一番幸せになる道を考えてあげたい」という思いが強かったのだと思う。でも、子どもにとって、決してそれが幸せではないと、三人の子育てを通じて気付いた。ようやく、そんな風に考えられる自分になれたという表現の方が合っているかもしれない。
長男が高校2年生になった時に、「自分の進路は自分で決めるから。母さんに決められたくない」と言ったことがある。今までも、そんなつもりはなかったのだが、子どもにとっては、私の影響が強かったのだと、とても反省した。今も、その時の光景を思い出すくらい、私にとっては重い言葉だった。
それからは、できるだけ子どもと対話して、子どもの決めた道を尊重してあげられるようになった。子どもの意見を聞いて、母として私の考えを伝える。最終的に判断するのは本人。
子どもは子どもなりに考えて、その子なりに道を進んでいる。その中で、一番大切なのはやはり話をすることだと思う。子どもが自分の気持ちを整理することにもなるし、不安に思うことは、やはり親が
「そうだね、そう思うならそれでいいと思うよ」
と同意してくれることが、子どもにとって自信を持って自分の道を進む原動力になるようだ。
3人の子どもを見ていると、それぞれ考え方も違うし、生き方も違う。子ども達が、自分の力で生きていけるように、サポートしていきたいと思う。
子育ては自分育て。その言葉を、実感している。神様から授かったのではなく、預かった命だと思い、一人の人間として子ども達が成長を、これからも見守っていきたい。

(文:樋口美穂)
親子スタイルアドバイス
■お勧めの対象 子どもの成長を実感している人
■コメント 子どもは自分の意思を持ち、自分の進みたい道を探しています。自分の進む道を決めて歩き始めるまで、ゆっくり見守りましょう。
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