ファミリーの1歩先には親子スタイル

弁当箱と約束

長男が高校に入学した時に、「お弁当を毎日作るから、帰ってきたらお弁当箱を洗ってね」と約束を交わしました。もし、洗ってなかったら、次の日はお弁当はいらないという約束も一緒にしました。長男は3年間、ちょっとサボった時もあったけど、とりあえず毎日の弁当箱洗いはまっとうしました。
小さい頃は、カレー作りに参加したり、掃除機をかけてくれたりと、家事を手伝ってくれることも多かったのですが、年齢が上がるにつれて「やったら損だと思ってる?」と聞きたくなるほど、お手伝いしなくなった子ども達。
『自分のことは自分でやる』と責任感を少しでも持ってもらうために、ほぼ毎日発生するお弁当箱洗いをお願いすることにしたのです。
そして、長男が高校を卒業したと同時に、今度は長女が高校に入学し、お弁当洗いが日課になりました。なったはずなのですが……。

長女はお弁当箱洗いをサボることが多くてビックリ!お菓子作りも好きで、幼稚園の頃からおにぎりを作ったり、キュウリを切ったり、と台所に立つことが好きだったのに、いつのまにかお手伝いをしなくなりました。確かに、遊びに勉強にバイトにと高校生は忙しいし、それもよくわかります。でも、約束はしっかり守ってほしいというのが私の気持ち。
それでも、お弁当は作ってほしいのでお弁当箱は洗っていましたが、しかしひどい時は金曜日に持っていった弁当箱を日曜日に洗ったりと、お弁当が必要な前日まで洗わない状態。
内心、「汚い~洗っちゃおうかな」とも思うのですが、こうなると意地の張り合いのようになって、私も見て見ないふり。そんな状態が、高校1年2年と続きました。

そして、今年の春、次男が高校に入学しました。
意外に、次男が弁当箱洗いには一番真摯な態度で臨んでいます(笑)。「後になると嫌になっちゃうから」と帰ってきてすぐに、お弁当箱を洗う事が日課になってます。これは意外でした。いい加減なことが多いように見えていたのですが、実はしっかり考えて今までも行動していたのかな、と次男の事を見るようになりました。
そして、それを見ていた長女も、お弁当箱洗いは当たり前だというように、ちゃんと洗うようになりました。次男は、兄弟の一番下ということもあって、長男からも長女からもいろんなことを頼まれて、それをやっていますが、「自分だけ大変な事をするのは損だ」という考え方はない子でした。その意識が、長女を変えてくれたのかな…などと思ったりしています。子どもから教わることも多いですね。そんなことを考えながら、今日も明日のお弁当のおかずを考えるのでした。

(文:樋口美穂)
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