夏、ボランティアしてみる
高校生になると途端に将来の進路をどうするかについて考えさせられる機会が増えます。高校を卒業すると就職にせよ、専門学校、大学等にせよ、将来なりたい姿をイメージして一歩踏み出さなくてはならない。そのために、まず興味は何か、何になりたいかと迫られるのです。
そうはいっても高校生が知っている世界は限られたもの。親、そして学校の先生、友達の家族、テレビでよくみる芸能人、映画、コマーシャルを流している会社のこと。その中で将来をイメージしろと言われても、とまどう人も多いようです。地に足がついていない憧れになってしまったり、何もなりたい姿はないと思い込んでしまったり。
こんな悩みにはたくさんの大人に会うことやいつもとは違う世界に飛び込んでみることが糸口をつかむ助けになるかもしれません。
夏にこそボランティアをしてみるのはどうでしょう?
被災地で高校生の力を求めているところはないだろうかと探してみましたが、私の見た範囲では18才以上(高校生除く)の団体でのボランティアを受け入れているところが多かったです。まとまったマンパワーがあって、継続的に協力できる団体が一番いいと思うので、まだ大人になりきれていない高校生が個人でひょろっと行って役に立てるような状況ではないのかもしれません。しかし、住んでいる地域の近くに被災地を応援しているNGOなどがあれば、その事務所の作業をボランティアで手伝うことはできるかもしれません。間接的ではあるけれど、少しでも被災地の力になりたい人は活動内容をよく調べた上で、アクセスしてみると良いと思います。
中高生対象の海外ボランティアツアーもあります。マレーシアで植林、フィリピンで子ども支援をこの夏企画しているBrain Humanityでは、今説明会を東京・関西で開催中です。
またプロジェクトアブロードでは、高校生対象スペシャルプログラムがアジア、南米やアフリカまでたくさん用意されています。
親元を離れて世界の現実に触れた体験はきっと人生の中で大きな意味を持つのではと思います。
ボランティアは物見遊山とは違います。自分がそこで動くことで相手にも影響を及ぼします。もしかしたら感謝なんてされないかもしれない。自分がいいと思ったことだって相手にとってもいいことかはわからないのです。悩んだり大変だったりするかもしれない。逆にとても感謝してもらって、ボランティアは自分が与えているのではなく、大きなものを与えられているんだという思いでいっぱいになるかもしれません。
そのどちらもが真剣に生きているからこその時間で、学校の机の上だけでは学べない大切なことです。
真剣な時間をたくさん過ごすことが、本当の意味での「自分探し」となって進路を考える道しるべにもなるように思います。
この夏、一歩踏み出してみませんか。
文:和田理恵
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