ファミリーの1歩先には親子スタイル

就活を終わって親として思うこと

ようやく娘(二女)の就職先が決まりました。
5月に大手旅行代理店に内定(正式には内々定)が決まってから、映画系、TV系の制作会社2社(中小企業)から内定頂きました。一番行きたかった映画の配給会社は落ちました。
インターンに行ったりOG訪問したりしながら最後の最後まで迷っていたのですが、結局TV番組の制作会社のADとして働くことになりました。
母としては大手で体制が整っていてお休みも保障されていて、結婚した後も続ける道がありそうな旅行代理店のほうを押したい気持ちもありました。でも娘はやはり映像制作系の仕事内容に興味が強く大変なのを覚悟でそちらを選択しました。
正直を言うと内心私も娘はそっちを選ぶだろうと思っていたので、反対もしていませんしある意味納得もしています。
より娘が自然体で自分を出して可能性を広げていけるのは娘が選択した制作系のディレクションの仕事だと思うからです。

今年、そして3年前の娘の就活を振り返ると、結局うちの娘たちは学歴ではなく「経験値の高さ、コミュニケーションスキル、度胸(行動力) クリエイティブ」の4つで就活を乗り切ったように思います。
大手や有名企業では選考が進むにつれ有名校の学生ばかり残っていたというのも事実です、でも有名大学でなくてもそれまでいろいろな経験をしてそれを材料に語ることができれば可能性は十分あるのです。
もともと娘たちは机上の勉強はあまり好きでなく受験勉強を必死にやって偏差値の高い学校に進学することを目指さず、ITとクリエイティブに専門性のある大学にAO受験で楽に入りました(二人とも同じ大学です)。
学生時代資格を一生懸命勉強して取るということもしませんでした。
そのかわりにいろんな活動やアルバイトで経験値を高め、留学で語学(会話のみ)と海外文化を吸収し、人とのコミュニケーションにおいてはもともと得意ではあったので、そのあたりを強みにやってきた感じです。
普通の履歴書では、やってきたことが書ききれないので自作の履歴書を作り、資格欄など書けることがないものは削除して、自己PRと経歴満載のものを作っていました。
二女が制作系に出していた履歴書は「これが履歴書?」と周囲が驚くほど、カラフルで写真やグラフィカルなものでした。もちろんそれで落ちるところもあり、でも通った制作系2社には「強烈に印象に残った」と内定材料になったようでした。

経験値の高さは当然どれだけのことをやってきたかで変わります。いろんな挑戦をすれば必ず何かしらトラブルや失敗もありそれを克服して何かを得ていく、まさしくトライ&エラーで得ていくものです。
「失敗体験それをどう克服したか」というのは必ずといっていいほど就活で質問されることです。
これは子供を守りすぎたり、失敗を恐れすぎたり、子供に時間がなさすぎたりするとなかなかその部分を鍛えていくことは難しいですね。
コミュニケーションスキルの高さやや行動力などはもともとの性格にもよると思いますが、私はこれも経験を重ねることで身についてくるものだと思います。
小さいころからいろんな体験をさせて視野を広げておくのは親ができる子供へのプレゼントのひとつだと思います。
それからやっぱり会話ですね、自分の考えを口にすることが家庭の中で当たり前になっていると面接などでも柔軟な会話ができるようになると思います。
うちの場合は毎日が女子会で(私と娘二人)常に今やっていることや考えていることを口にしていたので、話馴れていることが面接時にも強みになったと思います。

それにしてもいわゆる有名企業の就活は本当に大変で、時間も労力もかなりかかって、大手旅行代理店は合計8回の選考を経てやっと決まったという感じでした。もちろん最終面接で落ちたところもいくつかあるので悔しい思いもしました。
それに対して、中小の制作会社2社は2回くらいの選考で先方の社長や役員に気にいられあっさり決まったので、これまでの苦労はなんだったんだろうとも思いました。
でも就活の経験は自分を振り返る機会でもありよい社会勉強と思うので、半年以上をそれで費やしたこともよかったと思っています。私は学生でまだ親の庇護のもとにあるうちに、一度この就活という洗礼を受けておいたほうがいいと思っています。
卒業してから何かしらの仕事をしながら中途採用でそれをやるのはもっと大変ですから。
よく「学生が就活に労力をとられすぎて本来の勉強や学生ならではのサークル活動などができないのはおかしい」という話を聞きますが、私が見る限り内定をいくつもとっているような学生は就活をしながらも学業もサークル活動もちゃんとやっています。
就活を学生生活にうまく組み込みそれ自体も自分の貴重な経験としてひとつひとつ丁寧に臨んでいけば、人間的な成長を得られるよい機会だと思います。

子供の未来がどうなるか不安な方も多いと思います。でも子供の資質を見ながら、興味や意欲の芽を摘まないようにして応援し続ければ、子供は本来あるべき姿に成長して行きます。
それはきっと子供の自信と強みになり、どんな時代でも乗り切っていけるのではないかと思います。
うちの娘たちもまだまだこれからいろんなことに遭遇するでしょう、でもきっと乗り越えていけると信じて応援し続けたいと思います。

文:大橋ゆり

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[大橋 ゆり, 未分類, 進路・就活]
(2012年10月05日 11:51) 個別ページ
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