ファミリーの1歩先には親子スタイル

センター試験の国語

センター入試が終わって1週間、受験生のみなさんは、これからが本番なのでしょうか?

センター入試についてはほとんど知識がないのですが、「今年のセンターの国語がヤバイ!」という話題を耳にして、ちょっと調べてみました。

どうやら現代国語の評論と小説が、なんだかすごかったとか。

評論文は、小林秀雄の「鐔(つば)」。すでになんのことやらと思いましたが、案の定脚注があり「日本刀で、束と刀剣の間にはさむ装具だそうで、図解までしてありました。歴史の流れと、その中における工芸や芸術について述べた随筆、でしょうか。まあ、渋い、古いお爺さんのエッセイですね。これは評論なのか、と思いますが、小林秀雄だからいいのでしょうか。行きつ戻りつある文章に、間違い探しのような選択肢。脚注が21個もあるし。文学部ならともかく、みんなが受ける問題としては気の毒です。

話題という点では、小説の方が盛り上がってます。1923年発表の、牧野信一「地球儀」という短編ですが、昔の作品ならではの表現がウケたみたいです。「青空文庫」に全文が載っていますが、ちょっと引用してみますね。

「シイゼエボオイ・エンドゼエガアル」と。母は静かに朗読した。
「スピンアトップ・スピンアトップ・スピンスピンスピン」

「フェーヤー? フェーヤー……チョッ! 幾度聞いてもだめだ、すぐに忘れる」

「謎の言葉出現!」「スピンスピン頭から離れない!」とか、ネットですごい盛り上がりです。確かに試験中ここにひっかかると吹出すかも。そして集中できないかも。これだけ見るとすごいアヴァンギャルドな小説みたいですけど、普通に読むと、いい作品でしたよ。こっちの方が問題としてもよさそうでした。

古典のおかしみを味わういい機会でしたが、受験生のみなさんには、ほんとにお疲れさまでした!

(文・巻尾)

※当サイトのコラムはスタッフ個々の私的な見解及び文責にて公開されております。
ポチッと一票↓↓↓お願いします
人気ブログランキングへ にほんブログ村 子育てブログ 第2次反
抗期(思春期)へ
カテゴリ一覧