ファミリーの1歩先には親子スタイル

娘の卒業式でのこと

卒業式で表彰式があり、何人かが校長先生から賞状を手渡されました。

娘の幼馴染の男の子が名前を呼ばれ校長先生の前に立った時のこと。
私には彼が、出征する兵士のように見えたのです。

彼が作り出した凛とした空気は、彼の思いを語っていました。
「これから新しい世界で戦っていきます」
そんな真っすぐな覚悟が伝わってきました。

私は「出征」という言葉を、多分今まで一度も書いたことも発したこともありません。それほど遠くにあった言葉を思い起こしたのでした。

彼のお母さんと謝恩会の席がお隣になりましたので「表彰おめでとう」と告げました。幼稚園から一緒なので親しくしているお母さんです。
「ありがとう。私、可哀そうで可哀そうで仕方ないの」「???」
「幼稚園からほとんど同じ仲間で、何のストレスもなくあったかい学校でぬくぬく過ごしてきたでしょう。これから先は一生勉強の日々が続くと思うと・・・」

「大丈夫よ。○○君は清々しい気持ちで向かっていこうとしているんだから」と出征する兵士に見えたことを告げたところ、
「そう。そう見えた?本当!出征する兵士だわ」
「校長先生が読み上げながら一瞬声を詰まらせたのも、そんな清々しい覚悟に感動したからじゃないかしら」

彼が進むのは医学の道です。幼稚園の頃、彼のお母さんは「社会に貢献する人になってほしい」と言っていましたっけ。いつの間にか月日が過ぎて、彼が社会に貢献するドクターになる日も近づいています。

そんなことを思った卒業式でした。
娘は答辞を読みましたので、それなりに感動しましたが、
実は一番心に残ったのは幼馴染の男の子のことだったのです。

(泉さやか)

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[泉 さやか, 進路・就活]
(2013年04月07日 11:59) 個別ページ
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