ファミリーの1歩先には親子スタイル

娘の成長

4月から、娘が大学に通い始めた。入学式にはスーツを来て、少し高めのパンプスを履いて、少し大人びた表情を見せてくれた。3年前、高校に入学して程なく行なわれた進路調査では、自分の進みたい道が決められずにいた娘。その状況は、高校3年の1学期まで続いた。いろいろな先生と話をしたり、大学のオープンキャンパスに参加して先輩方の話を聞いたり、自分の道を一生懸命に探していた。そして、ようやく自分の進みたいと思える道を見つけた。

本格的に受験勉強をスタートしたのは、高校3年の夏休み…。自分が納得しないと前へ進めない、娘らしいプロセスだと思う。娘には、私は出来るだけ口出しはしないようにしている。気が強いようだけど、実はとても臆病で、自信満々に見えるけど、本当は不安がいっぱいな娘…。そんな娘だから、自分で決めた道を歩いていかなければ、どこかで後悔して前に進めなくなってしまうと思っている。意見を求められれば、母親として答えるけれど、娘は私の意見を本当は聞いていない。ただ、自分の意見に賛成してほしいだけなのだ。だから、娘が一人で考える時間が必要だと思っている。

実は、娘が通っている大学は、娘の第一志望の大学ではない。大学が決まるまで、娘とは本当に色々なことを話した。娘自身の中学時代のつらい経験と、その時に何を考え、どんな風に生きてきたかも聞いた。その時も、聞いてはいたが、娘自身も上手に表現できずに、私もその思いを全部理解できずにいたことを知った。娘は泣きながら、ずっと話をしてくれた。親子であっても、違う人格があるのだから、100%同じ気持ちなれるとは思ってはいないが、それでも、今までよりもずっと、娘の思いを理解できたように思う。

もしかしたら娘は、来年もう一度、学びたいと心から思っている大学を受験し直すかもしれない。でも、もしかしたら、今の大学にそのまま通い続けるかもしれない。私は、娘を見守っていこうと思っている。最近は、娘と二人で出かけることも多くなり、話す内容もますます多彩になっているが、娘と私の考えは必ずしも同じではない。私自身、そのことを忘れずに、客観的に娘と話ができるように心がけていきたいと思っている。
(樋口美穂)

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