大学受験を控え、精神的にも厳しい状態のはずの長男。
私は、大学までエスカレーター式の高校に行ったので、受験は高校受験しか経験がないのだけれど、やはり高校受験より、大学受験のほうが、精神的に辛いはず。
私は母にかなりのプレッシャーをもらいながら勉強した記憶があるので、あまり口を出さないようにしようとは思っているのだけど、そうはいっても落ち着かないのが親ですよね。
志望校の選び方一つにしても、本当は口を出したい。
男の子だからなのだろうけど、とっても現実主義で、好きな分野は就職に結びつけるのが大変だからと、就職有利な学部を狙っている。本当は好きなことをやらせてあげたいなぁと思うのだけど、そういうと「趣味と仕事は別」と、逆に言い返されてしまう。
今、大学受験をする子たちは、産まれたときからバブル崩壊していて、好景気を知らない世代。いつかなんとかなるさーという、楽観的なところがまったくない。
なんとか、現状維持を目指そうとする世代なのだ。
バブルの申し子みたいな私の意見は「かぁさんはいい時代だったからね」で退けられてしまう。なんだかかわいそうになってしまう。もはや、私のアドバイスは、理想論でしかないらしい。
好きなことを極めて、そこそこ稼いで楽しく暮らせればいいやって時代は、はるか昔のことのようです。能天気な母をみて、現実的に社会を観察する息子の目は、たくましくもあり、かわいそうでもあり。
皆さんのご家庭ではどうでしょうか。
ちなみに、娘のほうはかなり能天気。来年4月には高3だというのに、バイト三昧な冬休みのようです.....。
(文・平戸京子)
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