親子スタイルギャラリー
カッパドキア人と自然
- 誰もが最初の訪れるギョレメ博物館
- 高いところから見ると地面ににょきにょき
- 近くで見るととて一つ一つが大きい
- 夜明け前から何百もの気球が次々上がります
- 夜明け遥か前に集合しその日の風向きなどで離陸地点が決まればそこへパイロットとともにGO
- 夜が明けてきます。
- 渓谷に沿って低空飛行をしたり高いところから見下ろしたり、パイロットの腕次第だそうです。
- 夕日に照らされて刻一刻と色を変えるローズバレー
- もうすぐ日が沈みます。
- ウチヒサールは丘の上に立つ要塞
- バスでツアーに出かければここはスターウォーズのモデルになった場所
- いろんな不思議な形をした岩たち
今年の5月にトルコに行ってきました。
一番の楽しみはカッパドキア。
今まで行った中で一番びっくり、感動したのがアメリカのブライスキャニオンという国立公園なのですが、そこと同じように自然に作られた尖塔がいっぱいのまさに地球の奇跡のようなところ、という前知識でした。
いざ行ってみると、大自然の圧倒という点ではブライスキャニオンのほうに軍配が上がりますが、カッパドキアは自然の不思議と、その自然と巧みに共存してきたトルコの人たちの素晴らしさに感動しました。
写真を見ていただければ分かるように尖塔にはたくさん穴が開いています。
これはその中を住居にしたり、教会にしたりして人々が暮らしてきたあとです。
今でも洞窟ホテル、洞窟レストランなど(洞窟風というのもたくさんありますが)そこらじゅうにあります。
そしてカッパドキアに来たからには熱気球です。
少し前にエジプトで事故があったこともあり、両親には断固反対されましたが、決行。
とてもきれいで気球からでないとみられない景色もたくさんあり一人130ユーロというとても高いアトラクションですがその値打ちは十分です。
毎朝200以上の気球が飛んでいて、私たちの乗った気球も世界各地の人たちがのっていました。
ただ、私たちが気球に乗った4日後に、一つ気球が墜落したのも事実(ブラジル人の方が2名亡くなりました)。
さて、トルコはとても親日的だといわれています。
イスタンブールでは日本語で話しかけてくる人の中にはお土産物屋さんの客引きも少なからずいましたが、カッパドキア(私たちはギョレメという町に滞在しました。)で出会ったトルコの人たちはとても親切でした。
つい先日娘と同じ年の女の子がそのカッパドキアで事件に巻き込まれたことは本当にショックです。
ウチヒサールトいう要塞に地元のバスに乗っていった私たちは帰りのバスの乗り場がわからず、ハイキングコースを歩いて帰ろうとしてうろうろしていました。
そこに一台の車が通りかかり、先ほどのウチヒサールで見かけたトルコ人だったのですが、ギョレメまで送ってくれると声をかけてくれました(と言ったんだろうと思います、なんとその彼日本語どころか英語も話せなかったのです。)。
これは乗ったらやばいんじゃない?と不信感丸出しの私たちに丁寧に(トルコ語とわずかな英語で)大丈夫だと言うので、乗せていただきました。
最後までいつでも逃げられるモード全開だった私たちに、とても親切に接してくれて、ギョレメの町まで送ってくれ、お礼がしたいといっても受け取ってくれませんでした。
レストランもどこもおいしくて、日本人になじみやすい味でとても居心地のいい場所でした。
広範囲に見どころが広がっているので数日以上滞在できるなら、カッパドキアにたくさんあるツアー会社でバスツアーに行くのもおすすめです。
私たちはグリーンツアーというツアーに参加してほぼ一日かけて地下都市や、空中都市(スターウォーズのモデルになった場所で素が、撮影許可が下りなかったためチュニジアにセットを作って撮影したそうです)などを、フランス人やカナダ人と回りました。彼らは2か月とか10週間とかいう単位で旅行しているらしく一番短い人たちでも3週間でした。
旅行日程全部で6日間、カッパドキアには3泊と言ったらびっくりされてしまいました。
ローズバレーの夕日はとても有名でギョレメの町からもすぐですが、トレイルの入り口がいくつもあったり、トレイルによっては結構遠かったり、何せ目的が夕日なので時間もあわさなくてはいけないし帰りは暗いので、これもツアーがおすすめです。
私たちは一人15リラ(750円くらい)でトレイルの入り口までマイクロバスで送ってもらい、ガイドさんと見どころいっぱいのハイキングコースを1時間半くらい歩いて、お茶休憩(ここで夕日の時間調整)そしてローズバレーの夕日を堪能したら帰りはたった10分のトレイルを降りてお迎えのマイクロバスに乗るというツアーを利用しました。
タクシーやローカルバスを利用して隣町の焼き物の街Avaonsを訪ね窯元を見せてもらったり。
日本のツアーなどでトルコに行くとカッパドキアは滞在1日くらいになってしまいがちですが、3日あってもまだまだもっと滞在したい、そんな素敵な場所でした。
フランスドライブ1400キロ ロアールの古城編
Mont Saint-Michelから一路南へ280キロ約3時間半で、ロアール地方のsaumurというロアール川沿いの街に到着です。
ロアール地方にはたくさんのお城が点在しています。(写真はクリックすると大きくなります)
このソミュール城は丘の上にたっていて、とても端正な姿が印象的です。
ここは外観だけをみて、ソミュールにたくさんあるブリュット(スパークリングワイン)のカーヴに向かいます。
saumur城
ソミュール城からロアール川を渡った反対側に、ソミュールブリュットの酒蔵が軒を並べています。
まるで、灘の酒蔵のようでとても、親近感が沸きます。
時間があれば数件回ってみたいところですが、今回はその中のVeuve Amoitに突撃です。
Amiotの地下洞窟で熟成されるブリュット
地上部分は灘の酒蔵と同じような規模ですが、ソミュールのカーヴは地下がすごいんです。
地上でビデオで説明を見た後、ここのお姉さんが地下に案内してくれます。
このあたりは石灰岩の洞窟がたくさんあり、それがこのブリュットつくりに最適なんだそう。
元になるワインは、ロアール地方のいろいろなワインをブレンドしていて、ここはそれをスパークリングにするための洞窟なんだそうです。
洞窟の中はとても広くてひんやり。
そして最後にはもちろん試飲。
さっぱり辛口から、ロゼ、赤、ここで一番高いブリュットも飲ませてくれます。
そしてナントこれ全部無料。
ここで直販もしてくれてお値段もとってもお手ごろですが、何せスパークリングなのでビンがとても重くて、帰りの飛行機の重量制限を考えるとそんなにたくさん買うこともできず、半ダースで我慢です。
さて、ここから本日のお宿Chateau de Marcayに向かいます。ソミュールから約33キロ40分くらいのドライブのはずです。
ロアール川沿いを東にすすんで畑の中の狭い道を南にすすみます。
ブドウ畑の中の狭い道がさらにだんだん細くなり、本当に大丈夫かしらを思い始めたころに到着。
人里はなれたこんなところでも、ここのレストランはミシュラン星つきレストラン。
ここは宿泊もお食事も結構いいお値段ですが、ここで食事をするためだけに泊まりに来る様な、そういうところだそう。
広い庭にプールもあり、午後8時に予約したディナーまで、ゆっくりした時間を過ごします。
シャトーを出てマルセー村を歩いて一回りしましたが、雑貨屋さん兼カフェ兼バーのようなお店が1件あるだけの本当に小さな小さな村でした。(もちろんそのお店でビールを一杯)。
前菜の一品、フォアグラ
さて、そのシャトーのレストランでのお食事は、とても洗練されていて見た目もきれいな日本の高級フレンチといった感じです。
日本のフレンチでも今流行のアミューズ、次のアミューズ、前菜1、前菜2みたいに小さくてかわいらしいお料理が何皿もあり、少しずつ目もお腹も楽しませてくれます。
ワインはここのシャトーで作っている赤ワイン。ここで買うこともできます。
たくさん食べてほろ酔いになった後はお庭に出て周りに何もなく真っ暗なのでしばらく星空を眺めました。
次の日は一日お城めぐりです。
最初はディズニーの眠れる森の美女のお城のモデルになったといわれるユッセ城(Château d’Ussé)を目指します。
マルセーからは約30キロですが、狭い石畳の急な坂の町を通り抜けたり、両側森のまるで坂のない六甲山を走っているかのような道を走ったり、40分ほどのドライブですがずいぶん遠くにきた感じがします。
車一台がやっと通る古い街をいくつも通り抜けます。
フランス人は自転車が大好きだとはきいていましたが、道中かなり若者のグループだけでなくかなり年配のカップルなども自転車で(ツーリングスタイル)走っている姿をたくさん目撃ました。狭い道なので結構危ないな~と思うのですが車の交通量が少ないから大丈夫なのでしょうか?
でも車も狭くてカーブしている道でもかなりのスピードで飛ばしてくるので、やっぱり危ないですよね。
丘の中腹に建つ感じでユッセ城が姿を現します。
ここは中にも入れますが、外からのこのお城の姿が見事なので、しばし外から眺めることにします。
Château d’Ussé
さて、次の目的地はVillandry(ヴィランドリー)城。ユッセ城からは25キロ、30分ほど。
このあたりの道路は回りはブドウ畑や菜の花畑が多く、道に期の看板で”Wine Cave”と書いてあるのをあちこちで見かけます。もう少し時間に余裕があって、ワインも持って帰れるものなら、全部、とは言わないまでも、いくつか寄っていろいろなワインを味見して、買いたいと思いながら後ろ髪を引かれつつ通り過ぎました。
まだまだ人生長いから、いつか、きっとまた来て今度はワインカーブによりたいな、と思います。
ここの見所はなんといてもそのお庭。常に庭師の人が作業をしてメンテナンスをしている庭は幾何学模様になっていて、庭の中を散歩するのもよし、お城の中に入って上まで登り、そこから眺めるのもよし。
villandry城の庭園
ここのギフトショップにはかわいらしいガーデニンググッズがたくさん売られてました。
さて、ここからAmboise(アンボワーズ)に向かいます。
途中ロワール川に沿って走り約40キロ、ここまでの旅行の中では一番大きな街です。
お城を見上げるような位置で城下町が広がり、カフェやレストラン、ホテルなどがいい雰囲気で立ち並びます。
1664はクローネンベルグというフランスのビール
zeffeはベルギービール
ここで軽い昼食をかねて休憩。
一息入れてお城めぐりを再開します。
ここAmboiseには大きなAmboise城とそこから徒歩10分のクロ リュッセ城があります。
アンボワーズ城にはレオナルド ダ ビンチの墓があり、クロ リュッセ城は彼が晩年3年間住んだ城で、その庭はダビンチパークとして彼の発明品を体験できる場になっています。
ダ ビンチ の墓
Amboise城は割りと大きくて、ロアール川に向かって建っているので上からロワール川を見下ろす景色もすばらしく、建物の中も見所がたくさんあります。
お城をいったん出た外側の一階にはワインセラーもありワインの試飲やフォアグラの試食も快く応じてくれます。(ただし英語はあまり通じず、この旅行のために通ったフランス語講座が一番役に立ったのはここでした。)
クロ リュッセ城のダビンチパーク
計画段階でシャトーマルセー、アンボワーズ、次にいくシュノンソーの中から2泊する予定で、どこにしようか散々迷い結局アンボワーズをはずしたのですが、この街にも是非泊まってみたかった、それくらい素敵な城下町でした。
さて、ここから南へ20キロ約30分へロアールの古城の中でも一番人気といわれるChenonceau(シュノンソー)城へ向かいます。
有名な並木道を通り抜けると、川の上にまたがるように建つChenonceau城です。
並木道もとてもきれい
女性的なお城といわれるChenonceau城
Chenonceau城は中も見所が多いです
シュノンソー城はそんなに大きな規模ではありませんが、中も見所が多く、正妻と愛人のそれぞれの名のついた庭も手入れされていて、ゆっくり見たいお城です。
さて、このシュノンソーの街は小さな通り一本の両側に何軒かオーベルジュとレストランがあるだけの、とても小さな町です。
でもこんな小さな町に私たちが泊まったこのオーベルジュともうひとつミシュランの星のついたレストランがあります。
Hotel La Roseraie
全部のお部屋が違うデザインです
Hotel la roseraieは家族で経営されているオーベルジュでとても親切ですし宿泊も安いです。(ダブルで89€でした)
ミシュラン星つきレストランでのコース料理も28€ととてもお手ごろです。
前日のマルセーと比べると田舎の家庭料理風ではありますが、とてもおいしくて、レストランは満席でした。
さて、翌朝シュノンソーの小さなカフェでクロワッサンなどを食べて(ホテルでも朝食を食べられますが、フランスのホテルは朝食別料金の場合が多く、開始時間も遅めで、ランチもいろいろ食べたい私たちは朝は、カフェなどで軽く済ませることが多かったのです。)、東へ(パリに近づく方向へ)向かいます。
この日の最初の目的地はcheverny(シュヴェルニー)城。シュノンソーからは約40キロ50分弱のドライブです。
ここに行くまでにはやはりいくつかのワインカーヴやブリュットカーヴを泣く泣く素通りします。
シュヴェルニー城は外からは全く見えないので、中に入ります。
とても端正のとれた左右対称のこのお城は、お城というよりは、とても立派なお屋敷。
周りのお庭もとても広くきれいに整備されていて、私は今回の古城めぐりをした中のお城を一つあげるよと言われたら、ここが欲しいです。
ここはベルギーの漫画家のタンタンの冒険のムーランサール城のモデルになったことでも有名で、常設の展示館もあります。
ここから古城めぐりの最後の締めくくりシャンボール城(Chambord)。シュヴェルニーからは約20キロ。
ここは狩猟を目的に立てられた別荘だそうですが、広大な土地でお城の入り口のサインと通り過ぎてから15分くらい車で走ってようやくお城の駐車場にたどり着くくらいです。
フランソワ1世が狩猟ために増改築したお城は彼がレオナルド ダ ヴィンチと親交が深かったこともあり彼の発送がふんだんに取り入れられているそうです。
お城の中は見所は多くありせんがダビンチが設計したとも言われている二重螺旋階段のところにはたくさん人が集まっていました。
上まで上がれるので、そこから見る敷地の広さや見上げる尖塔群はとても見ごたえがあります。
レンタカーならではのフットワークで古城をめぐりましたが、もっとゆっくりできたらよりたいところもたくさんありました。
パリから電車でToursまで行き、そこを拠点にツアーに参加するなどの方法でもいろいろな古城をめぐることも可能です。
フランスの小さな村や町はどこもとてもかわいらしく、フランス人ってフランス語を話さない人には冷たいというイメージとは程遠く、一生懸命(あまり得意でなさそうな)英語を話してくれたり、こちらのつたないフランス語の相手をしてくれたりと、コミュニケーションも楽しむことができました。
ロアール古城めぐりのルートの地図をリンクしたので、興味のある方、これから行かれる予定のある方は参考になさってください。
フランスドライブ1400キロ ノルマンディ編
モンサンミッシェルの夕日
子供たちが大きくなると、家族旅行がしにくくなるので、ここ数年は夫の仕事にあわせて夫婦ふたり旅行になっています。
さらに近年は両親がだんだん年を取ってきて自分たちだけで旅行に行くことが不安になってきたこともあり、私たちと両親という親子旅行をする機会ができました。
今回は行き先はフランス(これは夫の仕事の都合)、是非行きたい場所としては世界遺産のモンサンミッシェル(これは母の希望)というミッションを得て、構想10ヶ月フランスの旅が実現しました。
まずは、パリからモンサンミッシェルにどうやっていくのか。
私とオットのふたりならば、途中までTGV 、そこからバスまたはレンタカーですが、父が長距離歩くのは困難、あまり疲れる移動は難しいので、今回の旅行は全編レンタカーの旅と決まりました。
そうなると、旅の自由度が格段にあがります。
行きたいところ、ルート上で行ってみたいところがどんどん膨らみ、充実した旅行になりました。
ここでは旅の前半ノルマンディーのなかでも、レンタカーのたびならではのところを写真で紹介したいと思います。
オンフルール(Honfleue)
シャルルドゴール空港から2時間20分ほどのオンフルール(Honfleur)現在はノルマンディー橋ができて対岸の ル アーブル(le havre)へも10分くらいでいけます。
かわいらしい港の周りにカフェの並ぶ風景は多くの画家もとりこにしたそうです。
散策しカフェで一息ついたら出発です。
実はノルマンディーに行くことになりいろいろ調べていくうちに、是非行きたいところができました。
それは、ノルマンディ上陸作戦のバトルフィールドです。
「プライベートライン」や「史上最大の作戦」に描かれているその海岸がルート上行ける所にあることがわかり、こんなところにわざわざ行く人がいるのか、と半信半疑のままいろいろ調べていくと、そのままの状態で保存されていたり博物館になっていることがわかりました。
このあたりはとてもきれいな海岸と大西洋の壁と呼ばれた崖、その上に広がる平原など戦争のない今ドライブすると本当に平和できれいな景色が続きます。
時折石造りの家々の建つ小さな集落があり、その合間を縫って、次は海岸から上がってくる米英カナダ軍を迎え撃ったドイツ軍の砲台が残る高台に向かいます。
longues-sur-mer
先ほどのビーチから10分、緑が広がり、その先には果てしなく続く菜の花畑の中にドイツ軍の砲台が4基点在しています。
もう少し海のほうに向かうと崖の上には海を監視するための監視台もそのまま残っています。
松尾芭蕉の「夏草や つわものどもが 夢のあと」という有名な俳句が何千キロ離れた異国の地でぴったり来るのを感じました。
オマハビーチ(オマハビーチはいくつかのビーチを総称しています)
ロングーシュルーメールからさらに20分ほど高台から少しアップダウンの細い道を行くと(こんな道でも大きな観光バスが通ります)、プライベートライアンの冒頭20分の壮絶なシーンとなったオマハビーチにやってきます。
上から見たオマハビーチ、こんなことろ海から攻めたのだから多くの犠牲者が出るのは当然だと、現場を見て思います。
プライベートライアン冒頭のシーンに出てくる米兵の墓地
オマハビーチだけでなく、第二次世界大戦でこのあたりで亡くなったアメリカ人軍人たちの墓地です。
ここはアメリカが運営していて、とてもきれいに管理されていますし、観光客にもオープンになっています。
実際にお墓参りにきていると思われるような方もたくさんいますが、欧米の方にはこれらのバトルフィールドは結構人気があるようで、観光バスも結構来ていて、ひっそり寂れた日本海側、のようなところをイメージしていましたが、ずいぶん違いました。
高校生の課外授業のような団体もロングーシュルーメールで見かけました。
オマハビーチから一路モンサンミッシェルに向かいますが、しばらくはこの写真のような何もない緑に囲まれた狭い田舎道が続きます。
本当にこの道であってるのか、かなり不安になりながら、対向車が来ないことを祈りつつ(かなり見渡せる地形なので実際は対向車たまに来ますが、お互いに譲り合ってなんとかなります)、途中からはやっとハイウェイに入り、また、田舎道に戻り2時間弱。
モンサンミッシェルが遠くに浮かび上がってきます。
モンサンミッシェルは有名ですし、あちらこちらでいい写真が見られると思いますので、冒頭の夕日の写真のみにしておきます。
モンサンミッシェルは、そこに続く道を作ってしまったために、砂が堆積して昔ほど島が海に浮くようなことにならなくなってしまったので、現在橋に付け替える工事をしています。
2012年の4月28日から、今までの道は入れなくなっているので、車で行く方は、宿泊するホテルに駐車場を問い合わせてくださいね。
最後はノルマンディー名物ガレット(そば粉のクレープ)を。
モンサンミッシェル名物オムレツは、巷の評判どおり、名物だからとりあえずおいしくないとわかっていながら、それを確認するために食べる、というかんじでした。
ノルマンディにはこのほかにも、カマンベール村など、車でないといけない魅力的なところがたくさんあります。
またいつか機会があれば、行きたいな~という余韻を残すのが、ちょうどいいのでしょうね。
この旅行は私たち夫婦と私の父と母でしたが、やはり娘とその親という組み合わせだから行きやすいのでしょうね。
さて、わたしたちは将来娘とそのパートナーと楽しく旅行できるのでしょうか?
(by 武田 りこ)
中世にタイムスリップ、百塔の街プラハ
中欧のチェコの首都プラハは、政治に翻弄された歴史がありますが、戦争や革命の中奇跡的に一度も戦火にさらされなかったため、古い建物がそのまま現在も残っています。
3つの顔を持つオリンピック国立公園
北アメリカ大陸西岸、カナダとの境にアメリカのオリンピック国立公園があります。
ヨセミテやグランドキャニオン、イエローストーンなどの国立公園に比べると知名度は低いですが、3つの公園がひとつになったといわれる、オリンピック国立公園は、奈良県くらいの広さの中に万年雪をかぶったオリンピアの山々々、温帯雨林のレインフォレスト、独特の景観の続く海岸線があり、自然の宝庫です。
年間雨量がとても多く雨と霧に覆われたイメージのこのあたりは小説、映画「twilight」の舞台としても有名です。
ここはシアトルから車、またはフェリーと車で来ることもできますが、今回は私たちはカナダ側からアプローチしました。
バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリアとオリンピック国立公園のゲートシティであり、映画twiligtでは主人公ベラたちが、買い物にいく街であるポートエンジェルスは海を挟んで向かい合っています。
ここをフェリーに乗ってわたっていくと、目の前に雪を戴いた山々が迫ってきます。
美人な男女~【子どもたちの日常・みんなの日常】
こんな女性になりたい!?~【子どもたちの日常・みんなの日常】
アメリカの自然を体感する旅! グランドキャニオン・モニュメントバレー他
2010年春に子供に自然のすごさを存分に味わってもらいたくて出かけました。
コラムはこちらで書いておりますのでここではそのフォトをご紹介いたします。
圧倒的な自然を見せたくて……グランドキャニオンの旅
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☆神秘的な光が魅力のアンテロープキャニオン
砂ぼこりをたててジープでたどりついた大きな岩。
中に入ると、光と岩肌が織りなす美に言葉を失います。
子どもの雑誌や家での姿から~【子どもたちの日常・みんなの日常】
MEN’S NON-NOにヒントを得て。
やっぱり牛乳!
体重計を気にしているこのごろの娘。
夢の中で迷う街、ベネツィア
ベネツィアはこれまで行ったどの場所とも違うとても不思議な街だった。
「水の都」とよく言われるけれど、美しい海の景観とも川の風景とも違い、どこか整然としていない、でもいつも水の存在感を感じる場所だ。
本島は小さな島の集合体で150をこえる運河が177の島々を分け、運河には400におよぶ橋がかかっている。船以外の交通手段はない。道は迷路のようで「ぜったい迷うから」と言われて、案の定迷った。娘と二人で夕方の街中をぐるぐると心細くさまよった感覚が今でも忘れられない。「夢の中の初めてなのに来たことのある街」のような既視感がある場所なのだ。
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