ファミリーの1歩先には親子スタイル

親子スタイルギャラリー

3つの顔を持つオリンピック国立公園

北アメリカ大陸西岸、カナダとの境にアメリカのオリンピック国立公園があります。
ヨセミテやグランドキャニオン、イエローストーンなどの国立公園に比べると知名度は低いですが、3つの公園がひとつになったといわれる、オリンピック国立公園は、奈良県くらいの広さの中に万年雪をかぶったオリンピアの山々温帯雨林のレインフォレスト独特の景観の続く海岸線があり、自然の宝庫です。
年間雨量がとても多く雨と霧に覆われたイメージのこのあたりは小説、映画「twilight」の舞台としても有名です。

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地図A地点 ビクトリア

ここはシアトルから車、またはフェリーと車で来ることもできますが、今回は私たちはカナダ側からアプローチしました。
バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリアとオリンピック国立公園のゲートシティであり、映画twiligtでは主人公ベラたちが、買い物にいく街であるポートエンジェルスは海を挟んで向かい合っています。

ここをフェリーに乗ってわたっていくと、目の前に雪を戴いた山々が迫ってきます。


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地図B地点 ハリケーンリッジへの登り口

1時間半ほどのフェリーを降りてほんの少し山に向かったところに、アメリカの国立公園には必ずあるビジターセンターが建っています。
ここで国立公園の地図や天候などの情報を仕入れます。
このすぐ横から17マイル山道をあがればハリケーンリッジという標高1573メートルの展望台に到着します。
この道は夏しか通れないという情報だったので、今回の旅行は4月上旬でまだまだ寒い時期でもあり、まず無理だと思っていました。
でもビジターセンターのパークレンジャーに聞くと「大丈夫、ちゃんと道は除雪してあるから展望台までいけるよ。」とのこと。
ならば、と車を走り出したものの15分ほど走ったところで下の写真のような状態でした。

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地図C地点 ハリケーンリッジ展望台へ向かう道

それでも確かに道は除雪してあり、展望台まで行くことはできましたが、オリンピアの山々の山頂が連なって見える絶景は吹雪のかなた、影も形も見えませんでした。
代わりに広がるのは深い雪山の景色。
ここからさらにクロスカントリースキーを履いて、山奥へ消えていく人がいて、ちょっとびっくり。
本当にちょっと車を走らせるだけで、春から真冬に風景が変わるのは、とても面白い体験でした。

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地図D地点 クレセントレイク

ハリケーンリッジを降りて西に途中未舗装の道を半信半疑すすんでいくと、一気に景色が変わります。
山々に囲まれた氷河湖のレイク クレセントです。
まだシーズン前ということもあり、しーんと静まった空気、氷河湖独特の澄んだ冷たい水。
バンビのような子鹿と母鹿やカルガモの親子がのんびりと私たちを無視して歩いていました。

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地図E地点 la push

レイククレセントから一気にアメリカの西の端に向かいます。
本当の最西端はもう少し先にありますが、ここla pushは河が太平洋に注ぎ込むところ。
映画twilightでは先住民であり狼族であるジェイコブの住む村で、彼がベラに、エドワードはヴァンパイアであることを教える場面に使われた場所です。
実際にこの場所は先住民の居留地であり、ここに住む先住民には狼族伝説があるのだそうです。
写真ではなかなか伝わりませんが、この海の風景が目に飛び込んできたときは、圧倒されました。
ただ美しいだけじゃなくて、なんだか怖くて、でもずっと見ていたい、そんな気持ちになりました。

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地図F地点 Forks

そんなla pushから8マイル、アメリカの小さい田舎町の典型のようなForksがあります。
twilightの2作目ではForksとLa pushの間をベラは何度も行き来します。
真ん中に立てば両端が見えるほどの短いたった一本のメインストリート、スーパーが一軒。
そんな小さな町ですが、twilight人気でいろんなイベントに全米から若い女の子たちがきたりするそうです。

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町外れの観光案内所の前には映画でベラが乗っていたのと同じ型の車がおいてあります。

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地図G地点 Hoh rainforest

さて、Forksから南へ向かい途中から東(山側)にはいると世界遺産に登録された温帯雨林のHoh rainforestがあります。
駐車場に車を止めてトレイルを歩きます。
もう6時を過ぎていて、サマータイムとはいえまだ4月、夕暮れも近くほかに誰もいません。
苔むした森林、雨の多い気候なので、時々雨が降り出すし、霧もかかる。
どこか違う星にでも迷い込んでしまったような不思議な感覚です。

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ぐるっと一周回るトレイルのはずが、駐車場への出口を見逃し、2周目に入ってしまいました。
私たち以外誰もいない、右も左も苔むしてうっそうとした森林、まもなく真っ暗になってしまう。
もちろん携帯電話は圏外。
一瞬青ざめましたが、無事迷宮を抜け出すことができました。

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駐車場から、トレイルに向かうところにある公衆電話まで、苔むしています。

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Hoh rainforestから再び海岸線に戻る道に夕方のお食事タイムでしょうか、大きなELKが悠然と出てきて、私たちが近くに車を止めて写真を撮ろうとしてもまったく気にも留める様子もありませんでした。

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地図H地点 Ruby beach

ここはRuby beach。
オリンピック国立公園の西側には海岸線が続きます。

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西側はすべて太平洋でさえぎるものがないので、夕日は水平線に沈んでいきます。

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地図I地点 Kalaloch

さらに少し南に向かうとKalaloch。
オリンピック国立公園の西側の海岸線は山からすとんと落ちているので、海岸までいける道は限られています。
降りられるところには看板がありますしサーフィンのメッカでもあります。
でも写真で見ていただいてもわかるとおり巨大な木が海岸にごろごろしています。
注意書きには「遊泳は自由ですが、いつどこから巨大な木が流れてくるかわからないので自分で注意してください。毎年何人か亡くなっています。最寄の救急病院までは1時間以上かかります。」というようなことが書いてあり、アメリカらしいな、と思いました。

さてこのKalalochにはがけの上にロッジがあり、海岸や夕日を見ながら食事ができます。
宿泊用のキャビンもあり、外観は掘っ立て小屋のようですが、暖炉もあり中はとても素敵です。
この日の宿泊は出たとこ勝負だったので、お宿はここに決定です。
夕食は8時がラストオーダー。
私たちがついたのがちょうど8時。
部屋に荷物を置いたらすぐ来るから、とお願いして、おいしいお食事と地ビールを飲むことができました。
ここを逃してしまうと、forksにもどるか(たぶんついたころにはすべてのお店はしまっている。)、シアトル方面に真っ暗の道路をあと何時間か走るしかなかったので、ほっとしました。

ポートエンジェルスにフェリーがついたのが12時ごろ。
たった半日で雪山、氷河湖、流木の海岸、そして温帯雨林。
まったく違う顔が次々現れる、不思議な国立公園、それがオリンピック国立公園です。

翌日は南側を通って地続きでシアトルへ。
もっとゆっくり滞在して、いろんな表情を知りたくなる国立公園です。

北アメリカ大陸西岸、カナダとの境にアメリカのオリンピック国立公園があります。
ヨセミテやグランドキャニオン、イエローストーンなどの国立公園に比べると知名度は低いですが、3つの公園がひとつになったといわれる、オリンピック国立公園は、奈良県くらいの広さの中に万年雪をかぶったオリンピアの山々々、温帯雨林のレインフォレスト、独特の景観の続く海岸線があり、自然の宝庫です。
年間雨量がとても多く雨と霧に覆われたイメージのこのあたりは小説、映画「twilight」の舞台としても有名です。

地図A地点 ビクトリア
ここはシアトルから車、またはフェリーと車で来ることもできますが、今回は私たちはカナダ側からアプローチしました。
バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリアとオリンピック国立公園のゲートシティであり、映画twiligtでは主人公ベラたちが、買い物にいく街であるポートエンジェルスは海を挟んで向かい合っています。

ここをフェリーに乗ってわたっていくと、目の前に雪を戴いた山々が迫ってきます。

地図B地点 ハリケーンリッジへの登り口
1時間半ほどのフェリーを降りてほんの少し山に向かったところに、アメリカの国立公園には必ずあるビジターセンターが建っています。
ここで国立公園の地図や天候などの情報を仕入れます。
このすぐ横から17マイル山道をあがればハリケーンリッジという標高1573メートルの展望台に到着します。
この道は夏しか通れないという情報だったので、今回の旅行は4月上旬でまだまだ寒い時期でもあり、まず無理だと思っていました。
でもビジターセンターのパークレンジャーに聞くと「大丈夫、ちゃんと道は除雪してあるから展望台までいけるよ。」とのこと。
ならば、と車を走り出したものの15分ほど走ったところで下の写真のような状態でした。

地図C地点 ハリケーンリッジ展望台へ向かう道
それでも確かに道は除雪してあり、展望台まで行くことはできましたが、オリンピアの山々の山頂が連なって見える絶景は吹雪のかなた、影も形も見えませんでした。
代わりに広がるのは深い雪山の景色。
ここからさらにクロスカントリースキーを履いて、山奥へ消えていく人がいて、ちょっとびっくり。
本当にちょっと車を走らせるだけで、春から真冬に風景が変わるのは、とても面白い体験でした。

地図D地点 クレセントレイク
ハリケーンリッジを降りて西に途中未舗装の道を半信半疑すすんでいくと、一気に景色が変わります。
山々に囲まれた氷河湖のレイク クレセントです。
まだシーズン前ということもあり、しーんと静まった空気、氷河湖独特の澄んだ冷たい水。
バンビのような子鹿と母鹿やカルガモの親子がのんびりと私たちを無視して歩いていました。

地図E地点 la push
レイククレセントから一気にアメリカの西の端に向かいます。
本当の最西端はもう少し先にありますが、ここla pushは河が太平洋に注ぎ込むところ。
映画twilightでは先住民であり狼族であるジェイコブの住む村で、彼がベラに、エドワードはヴァンパイアであることを教える場面に使われた場所です。
実際にこの場所は先住民の居留地であり、ここに住む先住民には狼族伝説があるのだそうです。
写真ではなかなか伝わりませんが、この海の風景が目に飛び込んできたときは、圧倒されました。
ただ美しいだけじゃなくて、なんだか怖くて、でもずっと見ていたい、そんな気持ちになりました。

地図F地点 Forks
そんなla pushから8マイル、アメリカの小さい田舎町の典型のようなForksがあります。
twilightの2作目ではForksとLa pushの間をベラは何度も行き来します。
真ん中に立てば両端が見えるほどの短いたった一本のメインストリート、スーパーが一軒。
そんな小さな町ですが、twilight人気でいろんなイベントに全米から若い女の子たちがきたりするそうです。

町外れの観光案内所の前には映画でベラが乗っていたのと同じ型の車がおいてあります。

地図G地点 Hoh rainforest
さて、Forksから南へ向かい途中から東(山側)にはいると世界遺産に登録された温帯雨林のHoh rainforestがあります。
駐車場に車を止めてトレイルを歩きます。
もう6時を過ぎていて、サマータイムとはいえまだ4月、夕暮れも近くほかに誰もいません。
苔むした森林、雨の多い気候なので、時々雨が降り出すし、霧もかかる。
どこか違う星にでも迷い込んでしまったような不思議な感覚です。

ぐるっと一周回るトレイルのはずが、駐車場への出口を見逃し、2周目に入ってしまいました。
私たち以外誰もいない、右も左も苔むしてうっそうとした森林、まもなく真っ暗になってしまう。
もちろん携帯電話は圏外。
一瞬青ざめましたが、無事迷宮を抜け出すことができました。

駐車場から、トレイルに向かうところにある公衆電話まで、苔むしています。

Hoh rainforestから再び海岸線に戻る道に夕方のお食事タイムでしょうか、大きなELKが悠然と出てきて、私たちが近くに車を止めて写真を撮ろうとしてもまったく気にも留める様子もありませんでした。

地図H地点 Ruby beach
ここはRuby beach。
オリンピック国立公園の西側には海岸線が続きます。

西側はすべて太平洋でさえぎるものがないので、夕日は水平線に沈んでいきます。

地図I地点 Kalaloch
さらに少し南に向かうとKalaloch。
オリンピック国立公園の西側の海岸線は山からすとんと落ちているので、海岸までいける道は限られています。
降りられるところには看板がありますしサーフィンのメッカでもあります。
でも写真で見ていただいてもわかるとおり巨大な木が海岸にごろごろしています。
注意書きには「遊泳は自由ですが、いつどこから巨大な木が流れてくるかわからないので自分で注意してください。毎年何人か亡くなっています。最寄の救急病院までは1時間以上かかります。」というようなことが書いてあり、アメリカらしいな、と思いました。

さてこのKalalochにはがけの上にロッジがあり、海岸や夕日を見ながら食事ができます。
宿泊用のキャビンもあり、外観は掘っ立て小屋のようですが、暖炉もあり中はとても素敵です。
この日の宿泊は出たとこ勝負だったので、お宿はここに決定です。
夕食は8時がラストオーダー。
私たちがついたのがちょうど8時。
部屋に荷物を置いたらすぐ来るから、とお願いして、おいしいお食事と地ビールを飲むことができました。
ここを逃してしまうと、forksにもどるか(たぶんついたころにはすべてのお店はしまっている。)、シアトル方面に真っ暗の道路をあと何時間か走るしかなかったので、ほっとしました。

ポートエンジェルスにフェリーがついたのが12時ごろ。
たった半日で雪山、氷河湖、流木の海岸、そして温帯雨林。
まったく違う顔が次々現れる、不思議な国立公園、それがオリンピック国立公園です。

翌日は南側を通って地続きでシアトルへ。
もっとゆっくり滞在して、いろんな表情を知りたくなる国立公園です。

(2011年07月14日 08:59) 個別ページ