
11月7日(土)、8日(日)の二日間、山口県宇部市にて、子ども劇場山口県センターが主催する「シーバルクであそぼう!」というイベントが開催されました。「シーバルク」というのは、透明な農業用ビニールシートをガムテープで貼り合わせてつくる巨大な風船="空気のオブジェ"で、中高生と大人たちがこれを一緒につくって、年齢を超えて遊び合うというイベントです。社会教育分野で全国的に展開されている参加型イベントで、土曜の夜には、完成したシーバルクをライトアップするという趣向も。
そして、このイベントの一環として、高校生を対象とする映像制作ワークショップが企画されました。シーバルク制作のプロセスに寄り添い、ドキュメント映像を記録し、7分程度の作品に編集するというもので、飯田ゼミ4年生の住元謙太くんと、OBの@n_kodamaくん(8日のみ)が講師を務めてくれました(氏名を公表する許可を得ていないので、twitterアカウントを表記)。僕はこの二日間、他の仕事でスケジュールが埋まってしまっていたため、陣中見舞いに駆けつけることもできず、二人にすべてを託しました。僕が事前にお願いをしておいたのは、映像の完成試写について、なるべく多くの関係者の方に立ち会っていただき、感想を言っていただくとともに、高校生をねぎらってほしいというリクエストぐらいです。
聞いた話によると、高さ15メートルの空気の塔や、大座布団、高さ8メートルのテトラ7個をつくり、つなげて遊んだとのこと。住元くんに後日、高校生たちが制作した映像作品と、活動中に記録したメイキング映像を見せてもらいました。
二日目は子ども文化コミュニティの高宮由美子さんが付き添って下さり、たいへん心強かったです。高宮さんのお話では、「高校生が自分で考えて行動する状況をつくっていく(彼らに任せる時間もつくる)、ある程度動いたら検証する、を繰り返す中で、高校生がメキメキ力を発揮しだしました」とのことで、望ましいかたちで指導ができたようです。映像の技術指導に重点を置くのではなく、メディアリテラシーの学びにつながるよう心がけてもらいました。「高校生に話しかけるタイミングや高校生自身に考えさせるセンス抜群でしたよ!」というお褒めの言葉をいただき、僕もうれしいです。
参加した住元くんは、次のような感想を述べてくれました。「こんな子たちが私たちの後輩になってくれればどんな楽しいことが一緒に出来るだろう、と勝手なことを考えておりました。シーバルクで最も大事なポイントである『誰かに評価される事無く、のびのびと子どもが取り組める環境』と、私たちの考えるワークショップの意図が合致していたのも、良い結果につながった要素ではないかと思います。」
二人には無茶ぶりだったけれど、楽しんで取り組んでくれたようで、とても喜ばしかったです。学科あるいはゼミで主体的にワークショップをおこなうことはあっても、これまでアウェイの経験はほとんど無かったので、これを機会に今後は、もっと対外的にゼミ活動を展開していければと思っています。
どんなものができたのか見てみたいですね。
YouTubeとかに映像がアップされたらぜひご紹介ください。