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飯田先生が語る「思春期のメディア、その魅惑と可能性」 飯田豊プロフィール

昨日(3月4日)から東京に滞在しています。授業期間中は週末を利用してせいぜい2泊3日なのですが(僕の場合、月曜が「研究日」といって、授業がない曜日になっています)、今月は待ちに待った春休みで、教員は会議がたくさんあるとはいえ、スケジュールの融通がつきやすいので、今回は一週間近く滞在する予定です。

滞在の最大の目的は、「MELL EXPO 2010」という催しです。僕が運営に参加しているMELL platzというグループが年に一度、メディア表現やリテラシーに関心のある人びとを対象に参加を呼びかけているイベントで、今年で3回目になります。今年は、21世紀の日本のメディアのあり方を模索するセッションや、地域実践プロジェクトをもとにオルタナティブなメディアのあり方を構想するセッションなどがある一方、各地でおこなわれている実践や研究を一堂に展示し、交流する仕掛けを用意しています。会期は今日(3月5日)から三日間、場所は東京大学(福武ホール)です。急なお知らせで恐縮ですが、ご関心のある方は今週末、是非ご来場下さい。

ちなみに、twitterのハッシュタグは#MELLEXPOです。また、Ustreamを用いた中継も予定されていますので、興味を持って下さった方は是非ご覧下さい。 http://ustre.am/dDEB

■日 時 :2010年3月5日(金)〜7日(日)

■会 場 :東京大学大学院情報学環 福武ホール地下二階

■参加費 :1,000円(3/5のみ)、2,000円(3日間通し、もしくは3/6以降)

■主 催 :メル・プラッツ【http://mellplatz.net/】、東京大学大学院情報学環

■協 力 :メディア・エクスプリモ、ろっぽんプロジェクト

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MELL EXPO 2010 プログラム(2010.2.26現在)

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<総合司会>林田真心子(HAYASHIDA Mamiko:東京大学大学院)、鳥海希世子(TORIUMI Kiyoko:東京大学大学院)


◎3月5日金曜日 Friday 5th March


■19:00-20:30 オープニング・セッション「21世紀メディア論:日本型メディアの乗り超え方」Opening Session: Media Studies towards the 21st Century --Thinking Beyond the Japanese Media System---

・李鳳宇(LEE Bong-Woo:シネカノン代表、写真左)

・小林弘人(KOBAYASHI Hiroto:インフォバーンCEO、写真右)

・水越伸(MIZUKOSHI Shin:東京大学)

<司会>本橋春紀(MOTOHASHI Haruki:メルプラッツ・オーガナイザー、BPO)

日本の日刊紙や民放キー局の経営は、この1〜2年で壊滅的な状況に陥いりかけています。一方で、ネットやケータイは著しく普及しているものの有害情報源と批判され、産業的にはガラパゴス化していると揶揄されてもいます。こうした日本型とも言えるメディアが新たな時代の中でよりよく遷移していくのか、それとも新しいものに取って代わられるのか。いま、市民の立場からもビジネスの観点からも、日本型メディアをいかに乗り超えていくかを具体的に模索することが求められています。

オープニング・セッションでは、1990年代以降、日本型メディアを乗り超えるためのパイオニア的な活動を展開してきたお二人のメディア・プロデューサー、李鳳宇氏と小林弘人氏をお招きします。李鳳宇氏は、一般的には日本での韓流ブームの仕掛け人などといわれており、「シネカノン」を拠点として、日本の映画界をアジアに開き、ハイブリッドな文化の力で活性化させてきました。小林弘人氏は、『ワイアード』日本語版の編集長を経て、誰もが表現のできるウェブメディアが生みだすコミュニティに注目したパブリッシング活動をおこなってきました。お二人の話に、市民のメディア表現やリテラシーに実践的に取り組むことで、やはり日本型メディアを乗り超えようとしてきたメル・プロジェクト、メル・プラッツの水越伸が加わり、同じ志を持ちながら異なるアプローチで進められてきた試みを重ね合わせ、今後の展望やビジョンを示していきます。


◎3月6日土曜日 Saturday 6th March


■10:00-10:30 セッション1 「広場としてのメル、システムとしてのメル」

<司会>林田真心子(HAYASHIDA Mamiko:東京大学大学院)、鳥海希世子(TORIUMI Kiyoko:東京大学大学院)


■10:30-12:30 「プレゼンテーション@出展ブース」 Exhibitor's Presentation

教育からアートまで、マスメディアからNPOまで、内外各地からさまざまな方々の出展がありますが、それぞれのブースでのプレゼンテーションやミニワークショップなどが、福武ホール各所で同時多発的に開催されます。学会のポスター・セッションより数倍おもしろいですよ!


■13:30-16:00 セッション2「オルタナティブ・メディア・プラクティス--映像交流授業の試みから」Session2: Alternative Media Practice: From the Experience of VideoExchange Programme

【あいさつ】

・北村順生(KITAMURA Yorio:新潟大学)

【「ローカルの不思議」実践報告】

・小川明子(OGAWA Akiko:愛知淑徳大学)

・稲垣忠(INAGAKI Tadashi:東北学院大学)

・坂田邦子(SAKATA Kuniko:東北大学)

・崔銀姫(CHOI Eunheui:佛教大学)

【パネルディスカッション「メディア実践における『フィールド』を考える」】

・飯田卓(IIDA Taku:国立民族博物館)

・山内祐平(YAMAUCHI Yuhei:東京大学)

<司会>境真理子(SAKAI Mariko:桃山学院大学)

新潟といえば「米」、仙台といえば「牛たん」。地名を聞くだけで自然と頭に浮かぶイメージがあるでしょう。「ローカルの不思議」は、各地域の大学(高校)を結び、映像制作と交流を行いながら、そんな地域イメージとメディアの関係について考えるとともに、オルタナティブな文化表象について考える実践学習のプロジェクトです。【http://www.local-mysteries.net/】

このセッションは、「ローカルの不思議」のプロジェクトメンバーからの報告と、そこから派生した問題提起を受けて展開するパネルディスカッションの2部構成になっています。

パネルディスカッションでは、文化人類学の視点から、メディアにおける文化表象、他者表象について研究されている飯田卓さんと、情報リテラシーやメディアリテラシーに関する学習環境について研究されている山内祐平氏をパネリストに迎え、メディア実践における「フィールド」(教育学の視点から見ると学校現場だったり、人類学的視点に立つと調査地だったり、メディア研究の立場から見ると制作現場だったりするでしょう。でも「メディア実践」という地平に立つと、それらは互いに重なり合っています)について考えます。

会場のみなさんも一緒に、実践の「フィールド」が持つ可能性や限界、それに付随して実践を行う際に感じる様々なジレンマについて、立体的な議論ができればと思います。


■16:15〜17:00 「出展ブース周遊タイム」

福武ホール各所の出展ブースをゆっくり見て回り、出展者らと交流できる時間帯です。ゆったりと軽い夕食タイムに流れ込みます。


■17:00〜18:00 「軽い夕食タイム」(別途、お代を頂戴する予定です)

飲み物、サンドイッチなど簡単な食事やおつまみを用意します。出展者、参加者のみなさんで交流を深めて下さい。


◎3月7日日曜日 Sunday 7th March


■10:00-12:00 セッション3「全体交流会@福武シアター:広場のつくり方とシステムの可能性」Session3: Festive Exchange between Exhibitors

<司会>林田真心子(HAYASHIDA Mamiko:東京大学大学院)、鳥海希世子(TORIUMI Kiyoko:東京大学大学院)

個別ブースでの展示やプレゼンだけではもったいない!ということで、今年は参加者、出展者全体での交流会を企画します。祝祭的な場にするために、事前のアンケートを活用しながらMELL EXPOに参加したみなさんの関係性を可視化、アーカイブ化するシステム「ネビュラ(Nebula=星雲)」を準備中。この「ネビュラ」、内外のさまざまな団体や集まりで活用してもらえるかも!と思ってのお披露目です。乞うご期待。


■12:00-12:30 「総括ミーティング」 Closing Session

<進行>メル・プラッツ事務局

3日間におよんだシンポジウム全体をふり返り、今後のメディア表現、学びとリテラシーのありよう、メル・プラッツの2010年度の活動予定などを総括します。

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