新年度が始まりました。決して節目の年というわけではないのですが、二日がかりで研究室の大掃除と模様替えをしたり、スーツや靴を新調したり、例年以上に気分一新を心がけた年度末でした。
このコラムではたびたび、メディア規制のことに話してきましたが、"ノーテレビデイ(No TV Day)"といった運動やケータイ所持規制条例など、自治体(ときには政府)による規制介入を論じるさい、対にして考えておかないといけないのは、どうして今、青少年のリテラシー、家庭や学校におけるコントロールに(これまで通り)すべてを委ねることができなくなっている(と見なされている)のかという背景です。規制の是非ばかりを問うあまり、自己決定と規制介入がトレードオフの関係にあるという当たり前の事実が、しばしば見失われがちだと思うのです。
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