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ニュース de トーク

 産経新聞の『話の肖像画』 に、3回()にわたって連載された、教育環境設定コンサルタント・松永暢史氏の『14歳までは「遊べ!」』

『--新著の『頭のいい子を育てる母親は、ここが違う!』(ワニブックス)には、子供に「勉強しろ」と言うな、と書いてある。(喜多由浩)

 これだけ政治がデタラメなのになぜ若者たちは怒りの声を上げないのだろう。ケータイいじって草食系のままでいいの? カリスマ家庭教師として知られ、子育て本のベストセラーを連発している松永暢史さんは「幼い頃に遊んでないからこうなる」という。ン?(文・喜多由浩)  

 --家庭教師なのに「遊べ」ですか?

 松永 その通り。14歳ぐらいまでは極端に言えば、「本を読むこと」と「作文」「計算(特に暗算)」だけをやればいい。この時期に、勉強よりも大事なのは、外へ出て他の子供たちと群れ、擦(こす)れあい、思う存分、体を動かして「遊ぶこと」です。

 その中で子供たちはいろんな経験をする。例えば、けがをしたり、いたずらをして大人に怒られたり、友達とけんかしたり、失恋することもあるでしょう。こうした経験をどんどん積み重ねてゆくうちに「判断力」「想像力」が身につき、コミュニケーション能力も磨かれていくのです。こういう子供たちが14歳ぐらいから本格的に勉強を始めるとグングン伸びます。』

こんな風に始まる喜多氏のインタビュー。松永暢史さんのお話は、とても実用的で参考になると思いました。教育環境設定コンサルタントという職業も初めて知りました。家庭、学校、社会と、大きな繋がりの中で、「教育環境」に目を向けることの大切さがわかりました。

『【プロフィル】松永暢史
 まつなが・のぶふみ 昭和32(1957)年、東京都生まれ。54歳。慶応大学文学部卒。家庭教師のプロとして30年以上の実績を持ち、現在は「ブイネット教育相談事務所」を主宰。子育てについて書いた「母親・父親本」シリーズは総計約50万部のベストセラーになっている。新著は『頭のいい子を育てる母親は、ここが違う!』(ワニブックス)。』

『』内はすべて産経新聞記事からの引用です。

(泉さやか)

産経新聞2011 6月18日
『教育 消えた偉人物語』武蔵野大学教授・貝塚茂樹
『「礼儀」 「型」が品位、品格を形成する』より抜粋

 『修身教科書では、「せいとん」「ぎょうぎ」「礼儀」「公徳」の項目が多く設けられ、正しい礼儀作法の「型」が具体的に記述されている。「人と食事をする時には、みんなで楽しく飲食するやうに心掛け、食器の類を荒々しく取り扱ったり、さわがしく物音を立てたりしないようにしませう。(中略)汽車・汽船・電車・自動車等に乗った時には、人に迷惑をかけないやうにすることはもとより、不行儀なふるまひをしたり、卑しい言葉づかひをしたりしてはなりません。(中略)又、人の顔かたちや身なりなどをあざ笑ったり、とやかく言ったりするのも、かたくつつしむべきことであります」
 
 しかし修身教科書の趣旨は、単に礼儀作法の「型」を列挙することにあったわけではない。「人に対しては恭敬の念を失わず、礼儀を正しくしなくてはなりません。礼儀が正しくないと、人には不快の念を起こさせ、自分は品位をおとすことになります」と記述しているように、礼儀作法の型を身につけることが、人間としての品位と品格を形成する方途であると説いていたのである。
 
 こうした項目で取り上げられたのが、本居宣長、松平好房、細井平洲、乃木希典である。特に、雨の日に濡れた外套を着た乃木が、車内で席を譲られても丁寧にお礼を言うだけで決して腰をかけず、側近にも外套を持たせなかったという逸話は、乃木の人となりを清々しく描いている。
 
 「価値の押し付けはいけない」という戦後の風潮の中で、戦後教育は、礼儀作法を教えることを無視し続けたが、その一方では、物事の原因を内面的な心の問題に還元する心情主義を過度に強調してきた。 しかし、礼儀作法の「型」をしっかりと教えること、いわば「型から入る」教育にも
っと目が向けられてよい。』

【日経Woman 5/30】人気連載「平成働き女子のための処世術」が1冊の本になりました。著者の深澤真紀さんに、連載執筆の裏話と、「読者のみなさんに改めてお伝えしたいこと」をお聞きしました。"処世術・熟達度チェック"もご紹介! ぜひお試しください。

―― 連載には、「深澤さんの処世術を読んで、無理して頑張らなくてもいいんだと、とても楽になった」という読者のコメントがたくさん寄せられましたね。

深澤:特に女性は、つい頑張りすぎてしまう人が多いですからね。この本では身も蓋もないことを言ってると思うのですが(笑)、それが新鮮かもしれません。

普段は、自分の原稿のゲラ(校正紙)を読むのは好きではないんですが、今回は面白く読めました。「我ながらなかなかいいことを言っているなあ」、でも「いまだに同じ失敗をしているなあ」と。

ネタのほとんどが、自分自身の失敗ですから。私はかなりのダメ人間なので(笑)、自分の中の間抜けな部分を、自分で突っ込んでいるんです。

―― 処世術のネタは、どんなときに思いつくんですか?

深澤:ネタを思いつくのはお風呂の中が多いんですよ。忘れないように、クレヨン石鹸(子供用のお風呂グッズで、水で消せるもの)で、風呂の壁にアイデアをメモしています。石鹸なので消すときに風呂掃除もできるし、一石二鳥です。ちょっと間抜けな光景ですけどね(笑)。

―― とくに若い読者に伝えたいことはなんでしょう?

深澤:よく、「若いときは失敗したほうがいい」なんて言われますが、私は、自分の若いときの失敗で「よかった」と思えることはないです。

例えば、"捻挫"ぐらいの失敗なら、その後の人生の教訓になるかもしれませんが、多くの失敗は"複雑骨折"のようにダメージが大きいものです。

私の若い頃の失敗はほとんどが複雑骨折でしたし、いまだに骨にボルトが入っているような状態です。こんなボルトは入れる必要はないので、大きな失敗はせずにすむほうがいいですし、そのための「失敗を減らす方法」が必要だと思います。

それに成功するのは"時の運"が大きいですが、失敗には理由があります。成功の理由を読んでも役に立たないことが多いのですが、失敗の理由を読むことは、それを防ぐために役立つと思うのです。

―― 「輝かない」というテーマにも、読者の共感が大きかったです。

深澤:「人間はダイヤの原石だから磨けば光る」という言葉もよく使われますが、磨き過ぎればダイヤだってすり減ってしまいますから。

ダイヤを輝かせるカットはプロの技で、的確に磨くのはものすごく難しいですよね。普通の人は、自分自身の原石をドンドン削り続けて小さくしてしまうことが多い。磨くのも輝くのも、やりすぎはよくないです。

―― 処世術というと、「要領よく、ずる賢く、出世する方法」といったイメージで、男性の中には抵抗がある人もいるようですね。

深澤:この時代を生きていくのは大変ですから、時代にあった処世術が必要だと思います。

男性の間では"伝統芸能"的に受け継がれてきましたが、女性の間ではあまり受け継がれてきませんでした。ただ男性の処世術も、高度経済成長期やバブル期のような「右肩上がりの方法論」では、今の時代に合わなくなってきました。これからは男性にも女性にも新しい処世術が必要になってくると思います。

例えば、『釣りバカ日誌』と『社長 島耕作』は日本の男性の処世術ファンタジーの裏と表なんです。男性では、島耕作のようにばりばり働くことも、『釣りバカ日誌』のハマちゃんのように逆にのんびり働くことも物語になるんですね。

ところが働く女性のドラマやマンガでは、島耕作タイプの「会社でがんばって出世する物語」はあるのですが、ハマちゃんタイプの「会社ではがんばらずに好きなことをして生きている物語」はまだあまり描かれないですよね。

私は女性にハマちゃん的な処世術を伝えたいですし、そこそこほどほどの生き方を知ってほしいと思っています。

それでは次に、あなたの「処世術熟達度」チェックをご紹介します!

"今どきの世渡り上手度"チェック

*1 会社などでムカつくことがあっても、極力それを出さないようにしていますか

*2 何かを頼まれると、がんばって引き受けるようにしていますか

*3 腹の立つメールがきたとき、すぐに反撃を返さないと気がすまないほうですか

*4 雑誌で紹介されているような、活躍している女性を見て、あんな風に輝きたいと思いますか

*5 仕事でもプライベートでも、嫌われないようにうまく付き合おうと思いますか

*6 人から誤解を受けたら、それが解けるまで説明・説得しようとしますか

*7 受けたメールには(携帯・PCとも)、必ず返事をしますか

*8 仕事を頼んで断られると、傷つきますか

*9 場の空気を読むようにしていますか

*10 「自分探し」をしていますか(したいですか)

*11 仕事で成長したいと思いますか

*12 どんな仕事でも全力投球していますか

*13 何かをするときには、「心を込める」ことが大切だと思いますか

*14 苦言を呈してくれる人の言葉には、真剣に耳を傾けますか

*15 発言や生き方は、ぶれないで、一貫性があることが大切だと思いますか

いくつ「Yes」がありましたか。

◆結果をチェック

「Yes」の数が

・7つ以上......頑張りすぎて疲れています

・3~6つ......ときどき辛くなりませんか

・0~2つ......かなり高度な"処世術"を身に着けていますね

チェックの数だけで判断するものでもありませんが、チェックがついた項目については、本をご覧になってみてください。「そんな考え方もあるのか」と、ちょっぴり楽になっていただけるかもしれません。

◇ 輝かない がんばらない 話を聞かない 働くオンナの処世術

深澤真紀さんの人気コラム「平成働き女子のための処世術」が本になりました。
連載中、読者の方々から「悩んでいる最中だったので救われました」「読んで、なんだかほっとしました」......と多くの感謝が寄せられたものです。
心がほぐれる1冊です。
深澤真紀著/日経BP社/1300円(税別)

女の処世術.jpg


男性から見れば女性の方が考え方が柔軟でより自由度の高い生き方ができているように見えるのですが、女性向けの記事を読んでみると女性たちもなかなか大変なようです。特に雇用機会均等法以降の世代は、仕事上のストレス度や病気になる割合まで男性を追い上げていて、痛々しささえ覚えます。

本書は様々な悩みやストレスを抱えている多くのワーキングーウーマンにとって欲しかった1冊だと思います。お子さんのいるワーキングウーマンは仕事だけではなく、子育てもありますから、少しでも気持ちに余裕を持って生きられたらいいですね。

(ニュースセレクター:守護拓真)

【GIZMODO 2/27】 シカゴの「Aspiritech」はソフトウェアテスト専門のスタートアップ。アスペルガー症候群の人だけを採用している会社です。なぜかって?

アスペルガーの人はソフトウェアテスト技師として有能だからですよ。今さらニュースでもないけど! アスペルガーの人にとってハイテク分野の仕事は「安全感」があって、自分で「コントロール」できると感じるらしく、秀でた能力を発揮することは研究で裏付けられているんですよ。

Aspiritechの創業者Brenda Weitzberg女史はそこを一歩進めた、というわけですね。EREのTodd Raphael記者にこう語っています。

「ハーバード・ビジネス・スクールその他の最新調査でも、アスペルガーおよび高機能自閉症の人はその適性ゆえに、ソフトウェアテストでより優れた能力を発揮することが分かっています。集中力、優れた記憶力、高い知能、技術スキルの強さ、細部を検知する能力、集中力を長時間持続できること―どれも本当にソフトウェアテストの仕事向き。アスペルガーの人には、理想のソフトウェアテスターになる可能性があるのです」

「それって利用してるんじゃ...」と抵抗感じる人もいるかもしれないけど、Weitzbergさん自身も息子さんがアスペルガーで前の仕事をクビになった経験者なので、「アスペルガーや高機能自閉症の人は仕事を探すのもひと苦労なのでそれを解消できれば」という言葉は本心からじゃないでしょうかね。

同社ではサイト、ソフトウェア開発者、アプリデザイナー向けに営利事業を行いながら、テストの方は非営利で運営しています。事業プラン構築を支援した鈴木 慶太さんは東京で姉妹会社「KAIEN」を共同創業し日本でも同様の事業を展開されていますので、興味のある方は社長ブログやツイッターを覗いてみてね。



自閉症の人が健常者よりも「数字や風景など、特定のものに対する高い記憶能力」を持つ例があることはTVでも取り上げられることがあるので知っている人も多いと思います。もともと人間の脳は10%~30%程度しか働いていないという説もありますから、誰でも潜在能力をたくさん持っているということです。多くの人と比べて違うパターンで発達してる部分と発達していない部分を合わせ持つ場合に(多くは社会への適応性において規格外であるという意味で)「病気」=「規格外」とされますが、規格内である人よりも高度に発達しているという意味では「健常者を超える人」と言えるかもしれません。この記事で紹介されている会社のように「高い能力」を持っていることに着目して活かそうという取り組みがもっと広がればいいと思います。

(ニュースセレクター:守護拓真)

2008年、当時の福田康夫首相は2020年までに受け入れる留学生数を12万から30万人に増やす計画「グローバル30」を打ち出した。これは世界の学生、特に中国の学生にとって間違いなくいい知らせのはずだった。

しかし、政権交代が政策の連続性に大きく影響し、今やグローバル30は暗礁に乗り上げている。

▽「英語での授業」、日本での就職に不利に

グローバル30のひとつに、日本の大学で英語による授業の割合を増やすというのがある。日本語ができない留学生でも英語で学位を取得できるのが特徴だが、筆者はこのやり方に賛同できない。

これにより日本の大学の国際化のレベルが高まると見る人もいるが、それは間違いだ。留学生が英語を取得できても、日本は非英語国家で、日本語が唯一通用する言語であるため、日本語が使えなければ日本の社会には溶け込めない。

一部の日本の大学はすでに、学生の日本語能力が不足していると、授業内容が理解できないばかりか、教授との交流も難しく、学業の質が保てないことに気づいている。

さらに日本語ができなければ、海外留学生が日本で就職するのは難しい。学位を苦労して取得したが、日本語の能力不足が原因で、日本の会社から採用されず、やむなく語学学校に戻って日本語を勉強しなおす留学生もいる。

▽「草食男子」より「留学生」が人気

就職に関しては、中国を含む留学生は喜び半分、心配半分といったところだろうか。現在の就職状況は非常に厳しく、大学生の就職率は低めが、日本は早くに少子高齢化社会に入り、労働力不足が著しく、国際的な人材が求められている。そのため留学生は卒業後、日本で就職のチャンスが大いにあるといえる。

また、日本の企業は長年、日本人、外国人を問わず採用者を平等に扱ってきた。最近、日本企業は留学生を好んで採用するというニュースも伝えられている。

日本では現在、草食男子が流行している。彼らは大学卒業後、ネットショップを開いたり、お菓子作りをしたり自分の好きなように生活したいと考えている。人々が自分の理想の生活を追求するのは社会の進歩だという人もいるが、若い世代に追い求めるものがないためだという意見もある。いずれにしろ、草食男子は日本社会の脚光を浴びているが、企業側は、こうした草食男子よりも異国の地で苦労を経験した留学生のほうが仕事への闘志があると考えているようだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月26日


日本人男子の多くが「草食系」かどうかは別にして、諸外国の多くに比べて「ひ弱」であるというイメージは間違っていないように感じている。日本の社会は豊かで安定しているから、必死にならなくても死ぬことはない。「働かざる者食うべからず」といったのは遠い昔の話で、何ら生産的な活動をしない「引きこもり」と呼ばれる人々を食べさせるだけの余裕が日本の社会にはある。諸外国には道端に死体が転がっていても誰も気にしないようなところがたくさんあるのだ。

ミツバチの話であるが、生きる上でストレスがかからないような環境の中では生命力、とりわけ生殖能力が著しく低下するという記事を読んだことがある。死ぬ確率が高ければその分多く産み出さなければ種が絶滅するのだから、遺伝子的に合理的な変化なのだろうなと思う。

話はわが家のことに移るが、小学生の息子は幼稚園の頃から絵本の読み聞かせをされて育ち、本が大好きである。彼の内面的な世界や想像力は素晴らしいものがあるのだろうと思う。学校の勉強もそつなくこなし頭もそれなりにいいのだと思う。

ところが彼には抱えている問題がある。彼はサッカークラブに入っていて、持ち前の器用さもありそれなりには上達しているのだけれど、相手に当たっていくとか、くらいついていくとかがうまくできない。こわいという感覚があって体が委縮してしまうのだろうと思う。これは頭で考えてどうにかできることではない。スポーツには闘志とかガッツとかいうものが要求される。何が何でも負けないぞ!と踏ん張る心である。親としては環境を与えるという意味での側面支援はできても、そのものを教えることはできない。もどかしいところである。

子育ての方針は男親と女親では意見が違うことが少なくないが、男親としては何よりもたくましく生き抜く生命力を身につけていってほしいと望む。息子よ、ひ弱になるな。ガッツある男に育て!

(ニュースセレクター:守護拓真)

産経新聞2010年9月27日に、『留学成功条件 プラス志向』という記事がありました。

『長引く景気低迷が留学市場に影を落としているが、企業が求めるのは国籍にとらわれずグローバル化し、真の英語力をもつ人材。』ということで、留学カウンセラー歴20年の西沢まゆみさんが『世界にとびだそう!目指せ!グローバル人材』(ダイヤモンド社)を9月に出版。
『若者に主体性が感じられない、留学して何を学びたいのか動機が受身、使える英語が必要なことを実感している父親が代わりに留学相談にやってくることもあるそうだ。』

『海外留学者は平成15年をピークに減少傾向、海外にいると就職活動に支障が出ると思われがちだが日本企業の採用担当者が現地に赴き採用に乗り出すこともあるという。ディスコインターナショナル(米国)は「キャリアフォーラム」というジョブイベントを 定期的に開催し、両者の橋渡しを担っている。』

『海外で生活していく困難を一人で乗り越えていくだけでも、ぬるま湯体質の日本の大学で過ごすより人間的に成長できると西沢さん。』

就活の心配なく、安心して留学できるシステムがあることは、学生にとって、とても心強いことだと思います。娘の親しい先輩は、高校2年から1年間の留学中。帰ってきた時は1年下の、現在の高1と同じ学年に入ります。娘にも勧めてみたところ、現在学校でやりたいことがいっぱいあるから留学するわけにはいかない、とのこと。
じゃあ、いつ留学する?と聞くと、「大学は3年から就活だし、それまでにいろいろな力をつけないといけないから大学生の間は無理だなー。国内で学びたいことがあるけれど、英語力や自分を鍛えるためにも一人で海外生活もしたい、どうすればいいのかな?」積極的に留学したいと考える学生にとっても、留学のタイミングは難しいです。

『ぬるま湯体質の日本の大学で過ごすより人間的に成長できる』と言われても、学校側の進学指導も、塾の指導も、海外の大学に入るという前提にたっていません。娘の学校のほとんどの学生が日本の大学を受験し進んでいます。浪人して予備校で薦められて海外の大学へ行ったという例はありますが。
我が家では、進学を日本の大学に限らず、海外の大学を視野に入れてもいいのでは、と思うものの、高1の文理選択から始まり、大手進学塾の模試が学校で行われ、すでに国内の大学受験の体制に取り込まれているといった状況です。
企業が求めるグローバルな人材となるために、やはり充実した留学体験は必要そうですね。娘は、いつのタイミングになるのかな。

(泉さやか)


【12月3日 AFP】 授業中に生徒がガムをかむことほど教師をいらだたせることはない。しかし、ドイツ南部バイエルン(Bavaria)州のある小学校では今、教室内でガムをかむことを奨励している。

狙いは「成績を上げること」だという。

「ガムをかむことは子どもたちの健康に良いだけでなく、認知能力の向上にもつながる」と、州の教育当局者は説明する。

試験プロジェクトが行われているホルケンシュワンド(Volkenschwand)小学校のハンス・ダシュ(Hans Dasch)校長はAFPの取材に、「強制はしていません。でも、子どもたちが集中しやすくなるし、筆記試験時などにはストレス緩和の役に立ちます」と語った。プロジェクトの企画者は、ガムをかむことは昼食後には歯磨きの代わりにもなり、歯の健康にも良いとしている。

教室内の秩序が乱れる懸念はないのだろうか?

この点については、ガムをかむときは(発言時を除き)口を閉じること、かんだ後はきちんと捨てることが、教師との「固い約束」で決められているという。各児童の机にはガム用のごみ箱が取り付けられ、生徒たちは各自でハチやテントウムシなどのデコレーションでごみ箱を飾っている。

「生徒たちはルールを尊重しています。ガムをふくらませたり、いすにくっつけたりする子はいません」と話すドゥシュ校長も、他の教師たちも、もちろんガムをせっせとかんでいるそうだ。


昔はスポーツ選手でも試合中にガムを噛んでいると態度がよくないとか不謹慎と言われたものですが、噛むことによる脳への刺激が身体活動を活性化させる効果があると認められてからはタブーではなくなりました。

脳への効果という意味では勉強や仕事についても同様ですので、小学校でガムの効用を活用しようとしても不思議ではありません。実際、ガムを噛むことによる脳の覚醒効果はコーヒーよりも強く、眠気覚ましのドリンク並みにあります。(私の感覚ではですが)

虫歯になりにくいガムの選択と定期的なうがいや歯磨きが習慣づけられれば「あり」じゃないかと思います。

(ニュースセレクター:守護拓真)


(2010年12月 5日 23:43) | コメント(0)
【CNN 11/11】 携帯メールやインターネットの交流サイト(SNS)を使いすぎる10代は、飲酒や喫煙などにはまりやすい傾向がある――。米大学がこんな調査結果を公表した。

ケースウェスタンリザーブ大学医学校の研究チームは、10代の子供の過度のメールやSNS利用と、喫煙や飲酒、禁止薬物使用といった健康被害を伴う問題行動との関係を調べた。

調査では、1日あたりのメール送信120通以上、フェースブックなどのSNS利用3時間以上を「過剰」と定義。米中西部の10代を対象に調査したところ、20%近くがメール過剰、11.5%がSNS過剰という結果が出た。

メール過剰の子供はそうでない子供に比べ、飲酒経験者が2倍に上った。喫煙、禁止薬物の使用、けんか、複数の相手と性的関係を持つといった問題行動の割合も、メール過剰、SNS過剰の10代の方が大幅に高い傾向があった。

研究チームを率いるスコット・フランク氏は「メールが問題行動を引き起こしていると言いたいわけではない」と強調しながらも、「放任状態でメールやSNSを使わせれば、10代の健康に危険な影響が出る可能性がある」として、過剰な利用は控えさせた方がいいと保護者に呼び掛けている。


メール、SNSというキーワードに限らず、携帯電話、携帯端末、携帯ゲーム機、据え置き型ゲーム機などもこの問題には含めて考えた方がいいのではないだろうか。いずれもツールや手段でそれ自身が100%有害なわけではないけれど、人の感覚や思考を麻痺させる作用を持っていて、使い方を誤ったり自制心を失わせたりする傾向が少なからずある。それらについては取り扱い、あるいは、使わせ方に注意が必要ということだろう。

例えば子どもにPCや携帯やゲーム機を与えるときに注意事項やどうしてそうしなければならないかということを言い聞かせれば誤った使い方や好ましくない状況を回避できるかというとそれだけでは失敗に終わることは少なくない。大人でも自制することは難しいのに子どもに自制しろという方が無理な話だ。

かといって、PCや携帯のない生活をいつまでも送れるわけではないので、好ましくない状況を回避する確率を高めるためには、そうならないようにセーフティネットというか仕掛けをいくつも用意し、常に稼働させておくしかないのではないかと思う。

但し、監視して何か見つけたらお説教するという古典的な方法では子どもの反発を生むだけなので、アプローチの仕方は工夫しなければならない。親としての知恵が試されるところである。

(ニュースセレクター:守護拓真)

産経新聞2010年9月30日に『算数好きは幸福になる?』という記事がありました。

 『米国プリンストン大学のダニエル・カーネマン教授らによる調査で、「昨日笑ったか」などの質問で判定する感情的幸福の度合いは、年収が上がるほど上昇するものの、7万5千ドル(約637万円)前後で頭打ちになるという。「低所得では幸福は感じにくいが、それを感じるには7万5千ドルで十分」とカーネマン教授は話している。』

ということです。確か、幸福と収入が比例するのが1500万円までと聞いたことがありますが、年収637万円で十分なんですね。
あるクイズ?番組で主婦3人のライフスタイルを見せて、どの家の年収が最も高いか?ということを質問にしていましたが、子どもの習い事や家電の充実、住いなど、それぞれ重点を置いているポイントは少しずつ違うものの、どの家庭もそれぞれ十分と思われる暮らしぶりで、年収の差は感じられないと思ったのでした。

さて、ではどうすれば、637万円の年収をゲットできるのか?
それは、理系卒業者になること、のようです。

『文系卒業者の平均年収は583万円、理系卒業者は681万円』『「新聞各紙は「文系より理系が意外やお得」という論理で報道したが、カーネマン教授の調査結果と付き合わせると、理系大学に進学するのが幸福への近道ということになる」』

と算数・数学嫌いだったという文系OBの筆者、大阪編集長の安本寿久氏は書いていました。

(泉さやか)

「入」と「出」のバランスが取れていない日本の教育を見直すべきだ

プレジデント 2010年10.18号

基礎的な読み書きや計算能力の欠如を招いた教育の影響は、人格形成にも及んでいる。日本の教育が抱える本質的な問題に迫る。

流通科学大学学長 石井淳蔵=文

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若者の学力低下に歯止めがかからない。基礎的な読み書きや計算能力の欠如を招いた教育の影響は、人格形成にも及んでいる。日本の教育が抱える本質的な問題に迫る。

分数計算ができない大学生

今回から伊丹敬之教授に代わり、この連載コラムを担当します。流通やマーケティング研究を専門としていますが、理論より新しいビジネスの動きを現場で探るのに関心があります。また最近では仕事柄、ビジネスと教育の狭間で教育現場人として活動しています。というわけで、本コラムでも、流通やマーケティングの現場と、ビジネスと教育の狭間の話が中心になります。

さて、今回は後者の話で、「若者の〈学力〉の貧困」の問題を取り上げる。この問題、いろいろな調査結果も出ており、それなりの対処がなされている。だが、その解決は思うほど簡単ではないように思う。どうしてか。それを考えてみよう。

子供たちの基礎〈学力〉が落ちていると言われる中、「ゆとり教育」の見直しが行われた。ゆとり教育とは、学習内容および授業時間数の削減、完全学校週5日制の実施、総合的な学習時間の新設、絶対評価の導入を骨子とするもの。それに対して、新たに誕生した教育指針では、授業日数および算数・数学、理科、外国語の授業時数の増加が図られ、どちらかというと昔ながらの詰め込み型の色彩が濃い。

それに合わせて、文部科学省では、2007年度から「全国学力・学習状況調査」を実施した。その結果が公表され、各地域においても〈学力〉に対する関心が高まった。私が住む大阪府の橋下徹知事は、府下各校の〈学力〉テストの不振に業を煮やしたか、「100マス計算」「漢字の反復学習」といった基礎〈学力〉向上に向けた学習方法を府内各校に取り入れた。その成果は、府県別〈学力〉順位が少しずつ上昇するという形で表れている。

こうして、近時、わが国の義務教育においては、〈基礎学力の見直しと強化〉が喫緊の課題と見なされるに至っている。その流れは、義務教育にとどまらず、大学という高等教育機関や社会の職場にも及ぶ。

「最近の大学生は、漢字を書けないどころか読めない。分数計算ができない」といった話題が大学教員の方からよく出てくる。「ゆとり教育のせいだ」という人もいれば、「豊かな社会の必然的な結果だ」という人もいる。理由はよくわからない。だが、現実に学生のそうした〈学力〉不足は大学教育における切実な課題となり、それへの対処に学習指導センターなど、新たに機能を学内に設ける大学が増えている。

学力に神経を尖らせるのは企業もそうだ。とくに新入社員の採用では、〈学力〉チェックを必須の要件とするようになった。そのため、「能力検査(基礎・実務基礎・事務)」や「性格検査」等の採用テストが、SPI(総合適性検査 Synthetic Personality Inventory)を筆頭に就職試験において大流行。

それらの筆記テストの役目は、学生の基礎能力(学力)を測ること。テストの出題傾向を編集した本には、それこそ昔懐かしい鶴亀算とか流水算が並ぶ。漢字テストや四文字熟語テストもある。この筆記テストは、企業の採用プロセスの第一ステップとなる。たとえば、100人足らずの新卒者募集に、1万人を超える就活学生のエントリーがあるのが現状。それに対して、このテストでふるいにかけられて、7割ほどの学生が足切りされるといわれる。

「学力(の貧困)」がブームになる現代日本

テストによる足切りが行われるので、就活学生も守りに出る。1人で100社以上もエントリーをかける。そうしてエントリーが増えて、企業はまたこのテストを使って足切りに励む。事態は徐々にスパイラルアップする。

学生はエントリー数を増やすとともに、テストの準備をする。その結果、その種のテキストや問題集が本屋さんに山のように積まれることになる。もちろん、面倒見のいい大学は、学生任せにはしない。それ用の問題集や解答集を学内のしかるべきところに揃え、そのための講習も開く。正課の科目に組み込む大学も出てきている。

以上が、若者の「〈学力〉の貧困」問題が、義務教育から大学や企業の採用にまで及んでいる様子だが、その流れは教育界にとどまらない。皆さんのもっと身近なところまで及んでいる。テレビ番組やゲームソフトや出版の世界も、そうだ。小学校で学ぶ国語や算数の問題を出し、それに珍答する若いタレントをダシにして、視聴者の笑いを取るテレビ番組は人気がある。その笑いの中に、「小学校で学ぶようなことも知らない若者が大勢いる」と思う人が増えていく。

まさに「学力(の貧困)」が、現代のテーマとなりブームにもなっている。その中で、「現代の若者には、もっと基礎〈学力〉が必要」という厳しい視線が生まれる。だがしかし、そのブームの中で、いっそう深刻な事態が進んでいる。それはほかでもない、「人前でしゃべらない若者」や「自分から、目の前の現実に積極的にかかわろうとしない若者」が少なくない数いることだ。大学教員は、「とにかくそうした学生は多いし増えている」という。

そうした若者を生み出した理由は様々だ。教育はもちろんその責任を免れない。大量の知識を覚えさせ、そしてそれらの記憶をできるかぎり正確に再現するというやり方は、わが国の伝統的な教育手法だが、とてもではないがいい影響を与えたとは思えない。若者たちは、小さい頃から知識の詰め込みとその確認のための試験というパターンに馴染んだ。

その人の持っている潜在力を花開かせるのが〈教育〉だとすると、このやり方は教育とはいえない。〈訓練〉だ。そして、この〈訓練〉を小さい頃から受けて習熟度を上げた者が、優れた人間として評価を受ける仕組みになっている。

訓練だから、「何のために、この知識を学ぶのか」という説明はない。それを教師に尋ねても、「とにかくおぼえておけ」「いつか役に立つ」「少なくとも、進学するときには不可欠だ」と、理由にもならない理由で説明されるのがおちだ。

教育における「入」と「出」のバランスが取れていないのだ。教育における「入」とは、頭の中に知識を充填する局面。

「出」は逆に、持っている知識を使う局面。教育においては、この入と出のバランスが取れていないといけないのだが、とくに日本の教育は、小学校から大学まで、知識をどう使うかではなく、どう入れ込むかという入偏重。

そうした入偏重、〈訓練〉中心の副作用は小さくない。第一に、自ら何かを学ぶという経験がない。経験がないから、学ぼうとする意欲がそもそも生まれない。第二に、問題に対して独自の答えを探す気がない。答えはすでにどこかにあって、誰かが知っているはずという受け身の意識が強い。答え探しの、間違いや失敗を恐れる。最後に、直面する複雑な現実から、解くべき「問題」をつくり出す力が失われる。問題の背後には必ず答えがあって、それを正確に再現することを何度も何度も訓練されると、その力を失うのも仕方ない。「しゃべらない」「現実にかかわらない」若者は、そうした副作用の表れではないだろうか。

「訓練で、〈学力〉の貧困をなくす」というのは、わかりやすい施策だ。訓練によって、確かにいわれるところの〈学力〉スコアは上がるだろう。だが、落とし穴もある。

訓練は、その目論見とは異なり、「学ぶ意欲の乏しい」「自分独自の答えを探そうとしない」「失敗を恐れる」、そして「現実を切り開く力を喪失した」若者、つまり「しゃべらない」若者をつくり出してしまうリスクを呼び込む。〈学力〉スコアの上昇と引き換えに、そうしたリスクが現実のものになってはたまらない。そこに大きなジレンマがある。その点については、機会を改めたい。


私のよく知っている会社にはいわゆる一流の大学といわれるところの卒業生がたくさんいる。たしかによく訓練されている人たちだと思うし、組織の歯車としては自主性や独創性は多くの場合、必要ないのかもしれない。しかし、この記事に書かれている「しゃべらない若者」および「しゃべらない中高年」の集団になっているのは否めない事実であろうと思う。組織の中で生き抜いていく処世術は必要だけれども、「しゃべれない人間」であることがいいことであるとは思わない。まだ、これから未来のある若者には自分がどういう人間を目指すべきかを考えてみてほしいと思う。

(ニュースセレクター:守護拓真)

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