【日経TRENDY 7/23】ロングセラーが常識の絵本業界で、発売1カ月で3刷(2度の追加印刷)、現在1万2000部という絵本ジャンルでは異例の大ヒットを記録したのが『イワクマクマときずなのえほん』(主婦の友社)だ。
発売前から人気が高く、発売当日はアマゾン、楽天、セブンネットショッピングなどのネット書店でも売り切れが続出したのも絵本では異例のこと。というのも、この本は楽天イーグルスの岩隈久志投手がプロデュースし、原作はまどか夫人と6歳の長女の羽音(うた)ちゃん。2007年オフに右ひじを手術し、08年に完全復活するまでの心の支えになったのが、実は2人が手作りして岩隈投手にプレゼントした「冬は必ず春となる」という絵本だった。この感動実話を基に、岩隈自身がプロデュースし昨年楽天球団で一番の人気キャラクターになったイワクマクマを主人公にしたフォト絵本なのだ。
「父親が主役の絵本なので、父の日に家族が父親に贈ったり、父親がこの絵本を子供に読み聞かせるというパターンも生まれています」(主婦の友社・編集担当)。多くのマスコミに取り上げられ、実際に「めざましテレビ」内で岩隈投手がこの絵本を朗読するシーンが流れたことで、いっそう人気に火が付いたとか。子育て中のパパは必見かも。
(文/志水京子)
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不景気になると職を失う人が増えるわけですが、夫が失業して経済的に苦しくなったときに、妻がこれ以上一緒にいても仕方ないと離婚し、実家に戻るというケースもままあるとか。(実家が経済的に余裕がある場合ですが・・・)
生きていく上でしたたかな打算というものは必要ですが、夫婦や親子というものはそういうものを超えてつながれる存在であってほしいと思うのは理想的すぎるでしょうか。
この本は家庭の中ではどちらかというと存在感が薄いお父さんたちに贈るエールに、また、親子の絆を太くするためのきっかけになるのではないかと期待します。
(ニュースセレクター:守護拓真)
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