【12月3日 AFP】 授業中に生徒がガムをかむことほど教師をいらだたせることはない。しかし、ドイツ南部バイエルン(Bavaria)州のある小学校では今、教室内でガムをかむことを奨励している。
狙いは「成績を上げること」だという。
「ガムをかむことは子どもたちの健康に良いだけでなく、認知能力の向上にもつながる」と、州の教育当局者は説明する。
試験プロジェクトが行われているホルケンシュワンド(Volkenschwand)小学校のハンス・ダシュ(Hans Dasch)校長はAFPの取材に、「強制はしていません。でも、子どもたちが集中しやすくなるし、筆記試験時などにはストレス緩和の役に立ちます」と語った。プロジェクトの企画者は、ガムをかむことは昼食後には歯磨きの代わりにもなり、歯の健康にも良いとしている。
教室内の秩序が乱れる懸念はないのだろうか?
この点については、ガムをかむときは(発言時を除き)口を閉じること、かんだ後はきちんと捨てることが、教師との「固い約束」で決められているという。各児童の机にはガム用のごみ箱が取り付けられ、生徒たちは各自でハチやテントウムシなどのデコレーションでごみ箱を飾っている。
「生徒たちはルールを尊重しています。ガムをふくらませたり、いすにくっつけたりする子はいません」と話すドゥシュ校長も、他の教師たちも、もちろんガムをせっせとかんでいるそうだ。
昔はスポーツ選手でも試合中にガムを噛んでいると態度がよくないとか不謹慎と言われたものですが、噛むことによる脳への刺激が身体活動を活性化させる効果があると認められてからはタブーではなくなりました。
脳への効果という意味では勉強や仕事についても同様ですので、小学校でガムの効用を活用しようとしても不思議ではありません。実際、ガムを噛むことによる脳の覚醒効果はコーヒーよりも強く、眠気覚ましのドリンク並みにあります。(私の感覚ではですが)
虫歯になりにくいガムの選択と定期的なうがいや歯磨きが習慣づけられれば「あり」じゃないかと思います。
(ニュースセレクター:守護拓真)
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