前々回の最後に、アダルトチルドレンから脱却するには・・・
『まず溜りたまった怒りや寂しさや哀しさを吐き出すことから始めます。』と記載しました。
どんな方法を取るのかを今回は記載します。
『出さない手紙を書く』
①まず紙と鉛筆を用意しましょう。
紙は後に捨ててしまうので、レポート用紙や、100円ショップのノート、または裏紙でも構いません。ただ沢山書けるよう枚数は用意しておいてください。
また書くものは鉛筆が一番いいです。シャーペンやサインペンやボールペンだと筆圧がかけにくかったりします。強く書けば濃く書け、弱く書けば薄く書ける鉛筆が一番適しています。
②少なくとも2時間くらい一人になれる時間を作りましょう。
小さなお子さんをお持ちの方には、難しいかもしれませんが、余裕を持って2時間くらいは、一人になれる時間を用意してください。
③怒りを吐き出す。
さぁ、紙に鉛筆で、思う存分ご両親への怒りをぶつけてください。
この時に遠慮したり、冷静を装ったり、自分を責めたりしないで、思う存分怒りを紙にぶつけてください。
汚い言葉、罵倒する言葉、子供っぽい言葉、何でも構いません、思うがままに書き記してください。
④100%出しきったら・・・
全ての怒りや恨みを出しきったら、神聖な気持ちで、その紙を破り捨てましょう。
水に浸してグチャグチャに破っても構いません。
過去に別れを告げるつもりで・・・
過去と決別するつもりで・・・
なにか決断の言葉を言いながらでも良いでしょう。
『私はもう縛られない!』
『自分の幸せの為に生きる!』などなど
そうやって『出さない手紙を捨ててください。』
⑤両親に感謝?
全ての怒りを吐き出せた場合、ここで両親との良い思い出や感謝の気持ちが上がってきます。
実際のご両親に電話して、感謝の気持ちを伝えましょう。
・・・と、ここまでは通常の本などにも書かれてきます。
しかし一概に両親に感謝の気持ちを伝える事が良い結果をもたらすとは限らないケースをわたくしは何人も見てきています。
⑥
両親が無くなっている場合は、綺麗なままで心に残るので、逆に良いのです。
厄介なのが、両親がご健在でかなり歪んでいる場合・・・
せっかく自身の心をクリアにしたのに、両親に感謝を伝えても、逆に罵倒されてしまう場合、馬鹿にされる場合、変人扱いされる場合、など決して良い反応が返ってくるわけではありません。
そうするとまた怒りや恨み辛みは募ってしまいます。
そう言った場合は、ゆっくり様子を見るのも手ですし、あまり精神的距離を縮めないことをお勧めします。
なぜなら、あなたは変わってもご両親は変わっていないのです。
このワークは、あなたの心をクリアにして、あなたとあなたのお子さんが幸せに暮らしていくためのものです。
あなたのご両親との和解や心の繋がりを得られれば、それは一石二鳥ですが、虐待や依存症の親を持っていた方には、無理に和解しようとすることはお勧めしていません。