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マインドサポート代表 高橋聰典から見る「社会的背景と歴史から見る現代の子育て ~親の自律と子供の自立~」 高橋聰典プロフィール
2009年6月

子供の気持ち、親の気持ち、それぞれがとても大切なものです。

しかし親子の逆転があるのは、よろしくないと言えるでしょう。

 

つまり親が子供に慰めてもらおう・・・とすることです。

夫婦間の問題、ご近所の問題、嫁姑問題、お金の問題、これらの感情的責任を子供にも負担させるのは、ハッキリ間違っています。

具体的には愚痴をこぼす。悩みを話す。悪口を言う。不機嫌な態度を見せる。八つ当たりをする。などなど

 

アダルトチルドレンといパーソナリティーがあります。

簡単に言ってしまうと、子供時代に思う存分子供を体験していないので、大人になっても未消化な子供心が残り、生き辛さや日々の充実感を感じられないなどです。

多くは親に対して怒りを持ち合わせていますが、表面上に出てくることはなく、沸々と心の奥底に潜んでいます。

何かをきっかけに爆発・・・なんてことも多々あります。

 

親子逆転が起こって、子供に慰めてもらおうとしていると、子供は健気にも大人を演じます。

そうするとだんだん子供らしく生きられなくなり、その年代に学ぶことも学べないまま仮面の大人になりかねません。

アダルトチルドレンとはそんな大人ではない親に育てられた結果と言えるでしょう。

 

話は変わりますが、良い学校に入れて、良い会社に入れても、お子さん本人が、日々を幸せに感じていないとしたらどうでしょう?

 

現在はもう終身雇用なんてありえません。

大手がどんどんリストラしている時代ですから!

年功序列社会でもなくなっています。

歳を取れば自然に給料が上がっていく時代でもありません。

 

今後の社会の中でお子さんが幸せに生きていくためには、お子さんが子供である今こそ、親が大人らしい姿を子供に見せるべきではないでしょうか?

 

ということで次回は親子逆転が起こらない、大人らしい大人って何だろう?をテーマにしたいと思います。

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全回コミュニケーションを阻む12の障害の親側の意図についてお話いたしました。ではコミュニケーションを阻まないためには、どんなことが出来るのか?ですが・・・これは親自身が変わらなければなりません。

 

過去と他人は変えられません。

 

それは親子間でも同様です。

 

子供をコントロールしようとしても、人間である限りそれは無理なことです。

 

コントロールしようとする労力があるのならば、どうか【問題の所在をハッキリさせる】ということに、その労力を使って頂ければ幸いです。

 

【問題の所在をはっきりさせる】

親子間でのコミュニケーションで、問題が存在するとき、まず誰が問題を抱えているのかを明らかにし、関わり方を変えていくことが必要になります。

問題を抱えているのが『あなた』なのか『子供』なのかによって関わり方法を変える方法です。これをすることによって、親が子供をコントロールすることもなくなり、更には子供の責任感や自律性を高めることにも繋がります。

 

誰の問題か見分けてみよう。

次の事例を、誰が問題を抱えているのかに分けてみましょう。

   子供が「虐められた」とあなたに相談してきた。    (あなた)or子供

   子供が不機嫌な態度で学校から帰ってきた。     親(あなた)or子供

   子供が友達を連れてきて、リビングが散らかしっぱなし 親(あなた)or子供

   子供同士が喧嘩をしている。            親(あなた)or子供

   約束をした時間に子供が帰って来ない        親(あなた)or子供

   子供が、お金を貸してくれと相談してきた。     親(あなた)or子供

   子供の教育に関して夫婦で揉めた         親(あなた)or子供

   子供が家の決まり事を守らない。         親(あなた)or子供

   子供が朝起きない。              親(あなた)or子供

   子供()が親の化粧品を勝手に使った。       親(あなた)or子供

 

答え

   子供が「虐められた」とあなたに相談してきた。         子供

   子供が不機嫌な態度で学校から帰ってきた。       子供

   子供が友達を連れてきたが、リビングが散らかしっぱなし  親(あなた)

   子供同士が喧嘩をしている。             子供

   約束をした時間に子供が帰って来ない          親(あなた)

   子供が、夜更かしばかりしている。          子供

   子供の教育に関して夫婦で揉めた           親(あなた)

   子供が家の決まり事を守らない。           親(あなた)

   子供が朝起きない。                子供

   子供()が親の化粧品を勝手に使った。         親(あなた)

 

今回は問題時にどう関わればいいのかをお伝えします。

次回から上記の10問がどうしてなのかを詳しくお伝えしていきます。

 

★自分(親であるあなた)が問題を抱えている時Ⅰメッセージで関わると効果的!

 【Iメッセージの構成】

   相手の行動を言う。非難や批判がましくならないよう、事実のみを伝える。

   自分への影響を言う。

   自分の感情を言う。その影響により、自分が今どんな気持ちかを言う。

 

【注意点】

『Iメッセージ』に対して『YOUメッセージ』というものがあります。

これは相手に間違いがあって、相手の行動を批判し、相手をコントロールしよう(変えよう)とする言い方です。あなた自身の価値観を相手に押しつけている発言になるため、相手の反感を誘発させたり感情を逆なでたりしてしまいます。

 

★相手が問題を抱えている時は反映的な聴き方が効果的!

【「反映的な聴き方(開放的な応答)」とは】

・相手の話を、そのまま受け止め、鏡に映すかのように反応する応答。

・相手が表現したことだけでなく、非言語からも汲み取り、それを言葉で表現する応答。

・相手が「うん、そうなの」と応えるような応答

 

【相反するものとして「閉鎖的な応答」がある】

相手の問題を自分のことのように受け止めて、解決しようとする応答。

相手が抱えている感情を別の感情に変えてあげようとする応答。「コミュニケーションを阻む12の障害」

 

【「反映的な聴き方」の仕方】

・相手の状態に対し、意見、批判、アドバイス、慰めの言葉を用いず、そのままを受け止め、返す。

・まるで、人の心をすべて読み取っているかのような言い方を避けるように注意する。

・オウム返しのように一本調子でずっと繰り返すということをしない。

・暖かく、きっぱりと表現する。

 

 

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