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母と娘シューカツ話「就活を上手に乗り切るには?」

就活に役立つ!大学生の今ドキの「シューカツ」知っていますか?


それでは最後に私と娘の雑談のひとコマをインタビュー風に載せてみたいと思います。
現在内々定は数社いただいていて、あと一月くらいで就活を終了し就職先を決定・・・というような状態です。就活中は毎日その日あったことを会話をしていました。話すことで考えがまとまったり、自信が持てたりすることもあったのではないかと思います。これから就活するみなさんの何かのヒントになれば幸いです。

――12月から5ヶ月間就活してみて、ずいぶん慣れてきたんじゃないかと思うけれど、大分コツをつかんだ部分はある?
そうだねー、もう一回最初から就活すればもっと上手くできるだろうなと思う、なにしろ最初は手探りだったから、今から思えば「ああすればよかった」「こうすればよかった」と思うことはあるよ。
――じゃあ、今日はそのあたりも織り交ぜて「就活を上手に乗り切るには?」ってテーマで話してね。
面接もずいぶん回数を重ねてきたと思うけれど、ズバリ就活で求められる人間像ってどんな感じだと思う?
まず、一言で言えば「明るくて、しっかりしていて、素直」ということかな。たぶんこれはどこの企業でも共通しているかな。
あとね、顔色がいいこと。自分的には睡眠をしっかりとって肌に張りがある状態で臨めるとベスト、気力が顔色に出るっていうのかな、そういうことがこれまでやってきて案外大事な気がするわ。グループ面接でまわりをみても覇気のない顔をしている子が多いように思う。私もそういう状態の時があったけど、結果が良くなかったと思ってる。
――第一印象での健康で優良なイメージは、今の時代特に求められるものかもしれないね。じゃあ逆に、落とされてしまうだろうと思う子の共通項のようなものはある?
うーん・・・あるかな。ひとの話を聞いていなかったり、なんだか上から目線だったりするのは印象が悪いと思う。
たとえば、面接官が1分間で自己紹介してくださいと言っているのに長々と話すとか、質問内容と違うことを答えるとか、他の人が話しているときにずっと下を向いているとか、もぞもぞと何を言っているかわからないとか。。。あとは面接官が答えに困るような質問をするとかね、あまり条件面のことばかり質問するのもどうかと思うわ。選考の面接なのに、どうしてこういう質問するんだろう?と驚くことも多かったよ。
――言葉のキャッチボールが上手くできないんだよね。 グループディスカッションやグループ面接ではそういう部分が強調されそうだね。
そう、何も言わなくてもダメだし、上手にリーダーシップをとれればいいけれど、出しゃばりでKYなのはやっぱり印象が悪いしね。短時間に上手く内容をまとめられるようにてきぱき采配できたり、人にも上手に振れることも大事かな。私は自分の発言が「面接官に効果的に響くこと」を常に意識していた。たくさん話さなくてもこのタイミングでこの一言!みたいな(笑)
我を忘れて暴走する人や、人に押されて何もいえなくなってしまう人は必ずいるんだよね。
結局グループディスカッションも自己アピールの場なので、どういう形にせよアピールするって意識は必要なんだと思う。
――なるほど~選考の一過程だということを忘れずにいることが大事なんだね。
ところで面接で質問されることはある程度共通しているの?何かそのポイントみたいなものは掴んだ?
聞かれる内容はだいたい共通しているよ。
過去、現在、未来のことを聞かれると思っていい。

まず学生時代がんばってきたこと。
やってきたことをただ並べるのではなくて、大変だったことからどんなことを学んで、それが自分にとってどういう力になっているのかをわかりやすく話せるといいかな。挫折経験もそこから得たものが多ければアピールポイントになると思う。
留学したり資格をとったりしたこともアピールポイントになるとは思うけれど、たとえばイベントで何人集客できたとか、アルバイトでもいくら売り上げられたとか、具体的な数字が出せると強いと思う。
話のネタになるようなことを学生時代、意識しておくといいのかもしれない。

志望動機については、会話のところどころにその企業の社風とか、企業理念みたいなものを織り交ぜて話すといいと思う。自分から「御社に向いている」とアピールするよりは、面接官から「うちに向いているね」といわれるように会話の流れを作っていくようにしていたかな。
そのためにはやっぱりリサーチが必要だと思う。私の場合は実際その会社のサービスに登録してみたり、余裕があるときはライバル会社のサービスも見て比べてみたりして自分なりに分析したり、会社が力をいれているなと思うポイントを掴んでおくようにしていた。

会社に入ってからどんなことをやりたいかという質問では、未来のことなので夢を語っていいと思うけれど、やはりビジョンがしっかりしていることが大事。あまり現実からかけ離れていたり、根拠なく大きなことを言うよりは、現状の会社が伸びようとしている方向を見て、自分がなにをやってみたいか考えをまとめておくとよいと思う。
社長が出した本や、その企業の成長物語みたいなものはできるだけ読むようにしていたかな。
――自分の「タグ」付けを学生時代から行い、それをその企業の方向性に合わせて見せていくってことだね。それは社会人になってもずっと続くことだと思うわ。
ところで、面接のときに持っていく資料とかで、工夫したことは何かある?一生懸命作っていたポートフォリオとかはどうだった?
私の場合はクリエイティブ志望だから、自分のポートフォリオの見せ方は重要だと思って、そこは力をいれてがんばったんだ。ただのファイルではなくて印刷に出して製本したのは良かったと思う。本の形になっているというだけで「自分で作ったの?」ととても驚かれるし、目次があって仕事の実績、趣味の写真、プロフィールとか見やすくなっているから、一目瞭然でわかりやすいでしょう。
クリエイティブでなくても、ポートフォリオをちゃんと作っていくと印象はかなりいいと思うよ。
――資料の準備って時間のかかる部分だけれど、手を抜かないことが大事だね。
そういえば落ちたところがいくつかあったよね?それはどうしてだと思う?
これは言い訳になってしまうけど、最初のころ迷って会場にたどり着けずに遅刻したり、体調がよくなくて気持ちが落ちていたときのものはダメだった。生理になってしまったり、寝不足で頭痛がひどかったり、あとやむを得ず大事な面接が2つ1日に重なったりするのもよくなかった。やっぱりひとつひとつ十分に準備して気合をいれていかないとダメだと思う。
それから、うわさで「あそこの企業はもうほとんど内定者が決まっていて取る気がない」とか「うちの学校の子は嫌われている」とか事前にマイナスの情報が入ると、モチベーションが下がってしまうこともあったな。会社との相性とか、担当者との相性とかもよく言われるけれど、でも自分のメンタル面をベストコンディションに持っていくことができれば、落ちなかったかもしれないとも思うんだ。正直言って今でもちょっと悔しい。
――ある意味、落ちたことで学べてよかったじゃない。それにしても複数の会社を同時進行させるのはスケジュール調整が大変そうだね。人によっては50社くらい受けるんでしょう?
そうらしいね、私の場合は業種を絞って時間をかけてやっているので15社くらいだけれど、ほんと、スケジュールを組むのが大変。やっぱり重なってしまうことが多いし優先順位をつけざるをえないから、結果として絞ることになるんだよね。優先順位が低いところは途中でやめたところがいくつかある。ダメだった会社はいろんなことが重なってしまったから、運みたいなものもあるよね。残る会社は導かれている感じがするもの。
――運命を感じる会社に出会えたらすごいことだと思うよ。ところで就活中、励まされたことって何かある?
うん、やっぱり一緒に就活している友達と励ましあったいることだと思う。就活はわたしの場合共同戦線だと思っているの。仲がいい友達と一緒に就活を進めていて(同じ業界の企業を受けている)私が先に進んでいるときは、情報を教えるし、友達が先に進めるときには教えてもらってアドバイスしあってきたんだ。
一緒にやっていると「自分だけ落ちたくない」という気持ちも働くし、お互いがんばっているという感じがとてもよかったと思う。一緒に内々定出たときはおいしいもの食べてお祝いしたしね。
一人でやっている人も多いみたいだけれど、いい就活仲間を持つのはいいものだと思うよ。
――そういうのっていいね。いいライバルが身近にいるっていうのは幸せな状態だと思うよ。友達にも感謝しないとね。これから就活する後輩に向けて何かアドバイスはある?
まだ終わったわけではないから、偉そうなことは何も言えないけれど、挫折してもそれを乗り越えた経験があると強みになるので、なんでも挑戦してみるといいと思う。そこから何を学んだかを言えることが大事だと思う。
それから自分のやりたいことに関連する経験や知識を持つのは強みになるので、興味のある職業について早いうちから調べておくことは大事かな。自分自身で言えばやっぱり関連業種で学生のころから仕事をしていたことは強みになっていると思う。
いろんな経験がある人は小さなことでもそれをアピールポイントにしていったほうがいいし、もしそういうものがあまりない人は、人の十倍その企業やその業界を研究して詳しくなっておくことが大事だと思う。

3年生になったら、OBや先輩から情報を入れるようにして、インターンにも行って、秋・冬頃からは意識して取り組むほうがよいと思う。行きたい企業の最初の選考に乗って、その中で情報がある程度出たところ(最初の選考の遅めの日程)でうまくスケジューリングしていくといいかも。それから本命の会社の前には、エントリーシートも、グループ面接も、筆記試験も、個人面接もいくつか受けて感覚を掴んでおくことも大事だと思う。
――最後に自分の中で、必勝のお守りのようにしてきたことって何かあるかな?
うーんそうだね、「最後には自分が会社を選ぶ」という意識は持っていたほうがいいと思う。
今年のように厳しい就活だと、ずっと自分が選考される側にいて残れるように何とかがんばるわけだけれど、気持ちの奥のところで「選ぶのは自分だ」と思っていることは就活を乗り切るのに大切なことのような気がする。
――そっかー、確かに自分が選ばなければ就職してもすぐにやめてしまうかもしれないしね。選び選ばれるっていうのはやっぱり何かの縁なんだろうね。いろいろ就活で勉強になってよかったね。

就活前と比べて大分娘がしっかりしたのに正直ちょっと驚きました。
いろいろ大変なことの多い就活だけれど、学ぶこともとっても多いんだろうと思います。
多くの企業に行って話を聞き、担当者や役員の方と接したり、他の学校の学生と接する機会があるということは、それだけでも羨ましいような感じです。チャレンジできるってステキなことですね。
でも、娘にしてもようやく社会人としてのスタートラインに立つ切符得たに過ぎません、これから本当の真価が問われるのでしょう。「若いうちの苦労は買ってでもしろ!」ということで、就職先を決めたら今は残りの学生生活を存分に楽しんで欲しいと思っています。


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