新年最初の更新が遅れまして申し訳ありません。
事情は後に置いておいて、気がつけばもうそこに春がやって来ているようです。
では、さっそく本文をお読みください。
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マスメディアは、自分たちの伝えたいことだけを伝えるのがとても上手です。「視聴者(読者)が望む情報だから」というのを大前提に掲げ、ある部分の情報だけを上手に取り出して伝えます。
例えば、一時期健康食品ブームに乗った「ポリフェノール」。抗酸化作用があり、老化防止になるという話題の色素で、その特徴的な赤い色から、赤ワインがもてはやされました。
「ポリフェノールは体に良い。だから赤ワインを飲もう」
こんな感じの特集が多く組まれたように思います。
しかしちょっと考えてください。ポリフェノールを大量に摂取しようと思って赤ワインを多量に飲むということは、ポリフェノールの微量栄養素の恩恵を預かる前にアルコールの害を被るのではないでしょうか。
けれど、誰も「ポリフェノールの恩恵とアルコールの害の両方を考えましょう」とは言いません。利点と害の両方を並べて伝えたのでは、インパクトに欠ける記事になるからです。
センセーショナルな記事(番組)にするなら、どちらか一方を持ち上げておいたほうが良いのです。
物事には、必ず表裏があります。事実はそうです。けれど私たちは、その両面を一度に見ることはできません。表を見てから、「もしかしたら裏もあるかも」とひっくり返して見るのです。
ということは、与えられた情報を鵜呑みにしていては一方的な表情報にのみさらされているということになります。
ことに子供は、物事の裏面を見るだけの経験が乏しいので、与えられた情報を全ての情報として受け取ってしまうことがあります。
家族の問題に戻ってみましょう。
夫婦も長くやっていれば、さまざまな問題が出てきます。相手に寄り添い、一体感を感じる時もあれば、別れた方が良いのではないかと考える時もあります。
どんな夫婦でも、生まれも育ちも違う環境の人間が毎日一緒に暮らして行くわけですから、大なり小なりの軋轢が生まれてしまうのは当たり前のことです。
たまたま夫婦喧嘩をした、そんな日だからこそダンナの愚痴を子供にこぼす。それも分かります。けれど仲直りをした、仲良しの姿を見せないのはなぜでしょう。
子供は、親が仲良くする姿がもっとも嬉しいのに、親の方は、照れ隠しなのか、敢えて夫婦が仲良くしているところを見せないようにしているのです。
夫婦仲良しの面が見えないと、子供はつらいですね。男と女の中は、自分が経験してみるまで分かりませんが、その自分が経験するまでの間、ずっと「うちの両親は仲が悪い」と信じて暮らす子供もいると思うと、胸が痛みます。
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《ちょっと編集後記》
更新をしなければならない時期に父が亡くなりまして、喪主をやらねばなりませんでした。
こちらの記事でもお話ししている「オヤジ」の時代の人でした。仕事人間ではなかったので、私とは仲が良かったのですが、やはり、夫婦の仲が良いことを見せるのはあまり上手ではなかったですね。
そういえば、今日は「愛妻感謝の日」。なんと今年制定だとか。
http://www.diamondmedia.co.jp/PressNews/item_a/13939
ご夫婦の仲の良いところ、お父さんお母さんの仲良しのところを公然と見せられる良い機会ですね。ぜひ広めて、子供たちの未来を明るくしていきましょう。
では、また来月お会いしましょうね!
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